Interview.05
社員インタビュー
車載用AI技術の先行開発に
取り組みながら自らの技術力が
高まっていくことを実感
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M.K.

イノベーション創出センター
情報・知能工学専攻 / 2019年入社

CAREER SO FAR

2019.04
入社
2019.06
車載カメラ映像の高速映像転送技術のデモ開発を担当
2021.04
複数AI連携による自律システムの新規テーマ検討・技術開発を担当
2022.04
車載エッジデバイス向けAI軽量化技術・ツール開発を担当
2024.04
車載向け生成AIに関する新規テーマ検討・技術開発を担当

デンソーテンを選んだ理由

現在の仕事内容とやりがい

今後の目標・夢は?

休日の過ごし方

デンソーテンを選んだ理由

私は学生時代からロボットに興味があり、大学では画像認識AIを使った遠隔操作ロボットの操作インタフェースに関する研究を行っていました。また自動車も好きだったので、車と人とをつなぐインタフェースになるカーナビゲーションシステムや車載マルチメディアシステムにも強い関心を持っていました。デンソーテンに入社したのは、それら車載システムを開発しているとともに、車載カメラの映像に向けた画像認識AIの開発を進めていると知ったからです。学生時代に自分が力を入れていた研究の知識とノウハウを活かせると思ったことと、安定した企業基盤のもとで仕事に注力できると考え、入社の気持ちが固まりました。

デンソーテンを選んだ理由

現在の仕事内容とやりがい

現在は将来のビジネス拡大、競争力強化につながる新規技術の先行開発に取り組んでいます。具体的には、最新論文や技術展示会の調査、お客さまニーズの聞き取りなどをもとに、デンソーテンの強みを活かせる新しい開発テーマの検討や、その技術開発、特許出願などを行っています。この仕事のやりがいは、何と言っても世の中の最新技術に触れながら自らの技術力を高めていける点。直近では生成AI技術を車載活用するための新規技術開発にも携わっています。部署内ではいくつもの先行開発テーマが立ち上がっており、さまざまな要因で必ずしもすべてをビジネス化できるとは限りません。しかし、一つのテーマへの挑戦から得られる知見やノウハウを通じて、技術者としての成長を日々実感しています。また、知的財産に対する取り組みにも積極的な部署であるため、自分が考案したアイデアが特許として世の中に公開される点も魅力の一つです。競争力強化につながる技術に関する強力な特許を取得できると、達成感を得ると同時に次の開発へのモチベーションも高まります。

現在の仕事内容とやりがい

今後の目標・夢は?

現在の先行開発業務を通じて、今後は最新技術に精通したAIエンジニアへと成長したいと考えています。AI技術の進化は目覚ましく、最近ではChat GPTのような生成AIの登場により、社会が大きく変化してきています。海外の巨大IT企業が全般的なAIの技術革新を起こすことが多い状況ですが、自動車向けに関しては、車づくりの豊富なノウハウを持つ当社のほうが、その技術を車載向けに最適化する点で優れていると考えます。ゆえに私はAIの最新技術動向を常にキャッチアップし、自動車向けのサービスへの応用を目指して、新たな技術を生み出したいと考えています。そして、自分が開発した技術が実際に自動車メーカーに採用され、人々の生活に欠かせない車載サービスとして世の中に広く普及することを夢見ています。

今後の目標・夢は?

Holiday

休日は子どもと一緒に過ごす時間を大切にしています。デンソーテンは福利厚生による提携施設も充実しており、水族館や動物園を手軽に楽しむことができます。友人家族と一緒にホームパーティーやBBQをすることもあり、互いの仕事や育児に関する話題で盛り上がります。また私の場合、実家がある中部地方に自宅を構えていて、仕事はテレワークが基本。週に1度神戸へ出社する勤務形態を認めてもらっているので、一般的な企業よりワーク・ライフ・バランスが大変充実していると感じています。

休日の過ごし方

Message

将来の技術・サービスを予測して取り組む先行開発は、設計書のような正解が存在しない仕事です。また大学のような研究機関と異なり、企業として利益を生む技術を目指さねばならない難しさもあります。そのような中で苦労して作り上げた技術や試作品がお客さまの興味や関心を引いて商談につながると、大きな達成感が得られます。うまくいかないときや試行錯誤が多い面もありますが、自動車に興味があって最新技術を追究したい人には最適です。一緒に挑戦しましょう。

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