仕事領域と人

: クルマに興味があり、関連業務に携わりたいと考えていました。デンソーテンは、ナビケーションやスピーカーなどの「快適・利便」の領域の製品や、ミリ波レーダーなど「安心・安全」の領域の製品など、事業を幅広く展開していたため、魅力を感じました。また地元である兵庫に主要拠点があることや、明るい社風と季節のイベントにも魅力を感じたため入社を決意しました。

: 次世代のドライバサポートシステムの企画および実現に向けて、必要となる基盤技術の開発を行っています。今後は自動車もインターネットなどを介してあらゆるモノと繋がることで、Vehicle-ICTの世界が実現し、車両内で多様なサービスが提供されるようになります。その際、運転中の無制限なサービス提供は安全運転を阻害する恐れもあるため、私たちは快適・利便の向上だけでなく、安全性も確保するドライバサポートシステムの開発に取り組んでいます。私は本システムによって実現できるサービスの企画・提案および基盤技術開発を担当しており、基盤技術の中ではドライバの運転状況を推定する技術の手法検討および有効性検証を行っています。

: 一つは最先端領域の仕事ができるところです。私たちの考えるドライバサポートシステムの開発には、ドライバの状況を把握する技術や、運転行動をモデル化する技術など最先端の知識が必要で、それらを学んで仕事に活用できるところにおもしろさを感じています。また、新規の機能や技術を検討しプロトタイプの作製によって具現化されていく様子が見られることも魅力ですね。

: デンソーテンの魅力として実感するのは、各部署や各個人があるべき姿を考え、「お客さま第一」に向けた仕事をしているところだと思います。現状をあるべき姿にするために、問題や課題を乗り越えようとする一人ひとりのエネルギーには目を見張るものがあります。また、社内にさまざまな分野のエキスパートがいるため、連携することによって業務の遂行だけでなく自身の成長につなげることができる点も魅力です。

: 若手からベテランまでさまざまな知識を持ったメンバーが集まり、目的達成に向けて協力しあうメンバーシップを感じます。そして、業務で問題や困りごとがあったときには徹底的に議論して解決策を考える姿勢があり、粘り強さ、力強さのある職場だと思います。また、多くの部署で職場以外でも親睦会などによる交流が盛んであり、明るく活発な雰囲気だと思います。

: 現在私が開発に取り組んでいる次世代ドライバサポートシステムをぜひ実現したいと思っています。そのために、システムで必要となる技術の確立を目指します。また、現在担当しているドライバの運転状況推定技術については、デンソーテンにおける第一人者となり、社内外から頼られる人材になるのが目標です。またサービス提案も積極的に行い、自身の企画したサービスを実現させて、より多くのユーザーに使ってもらいたいと考えています。

: 就職活動は、自身の将来やキャリアについて考える重要な機会となるので、自分はどのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいかを見つめ直してください。最初はわからないことも多く不安かもしれませんが、自己分析と企業分析をしっかり行って、自分が納得できるように情報収集や動機づけを行えば、それが仕事へのモチベーションや他者に負けない意志となり、失敗など辛いことがあったとしても乗り越えられる力となると思います。

植田穣(うえだゆたか）

杉本尚哉（スギモトナオヤ）: 2011年入社
理学研究科物理学専攻

趣味はスポーツ。学生時代に汗を流したバスケットボールは今も現役で、他にゴルフやスノボも楽しむ。明るく陽気な性格の半面、「思い立ったらとことん！」という技術者らしい一面をのぞかせる。

2011年4月: 入社。つながるサービス実現のための車載通信ユニットの先行開発を担当
2012年4月: 次世代ドライバサポートシステムのサービス企画および基盤技術開発を担当

旅行をして街並みや景観などを見るのが好きです。基本的に国内の近場に出かけることが多いのですが、この写真は2014年4月に新婚旅行でフランスのモンサンミッシェルに行ったときに撮ったものです。待望のフランス旅行で楽かったのですが、このときはお腹を壊してしまい、少し辛そうな表情になっています。