仕事領域と人

: 学生の頃から自動車関連のモノづくりに関心があり、その中でも特にカーナビ業界に興味がありました。そういった中で、就職活動を始めたところ、デンソーテンと出会いました。主力事業のラインナップが自分の興味がある分野であるということだけでなく、グローバルに事業を展開していることを知り、そんなところがグローバルに活躍したいと考えていた自分のビジョンと一致しました。また、大学時代を過ごした関西での就職を希望していたこともあり、デンソーテンに入社を決めました。

: ソフトウェアのオフショア開発のリーダーを担当しています。オフショア開発は、海外のソフトウェアベンダや関連会社を活用してソフトウェア開発を行い、開発コストの低減を目指すものです。もちろん、コストの低減だけではなく、車載ECUに求められる高品質なソフトウェアを開発することも重要になります。それらを実現するために、海外企業との開発に係る契約締結、業務発注、プロジェクトを進める上での課題・問題の洗い出しと対策案の検討、進捗管理などの業務を担っています。また、平行して、海外企業と円滑に開発を進められるようにオフショア開発の仕組みの構築も行っています。

: 海外の人とのコミュニケーションにつきます。Face to Face、WEB会議システム、電話会議システムでの打合せを通じて、外国語だけでなく、異国の文化に触れることができます。開発を進める上では、言葉の定義／プロジェクト管理の方法／会議の進め方／納期の考え方など、文化や考え方の違いによるギャップが多々発生し、苦労することもあります。しかし異国の文化や考え方を理解し、その中で私自身、あるいはデンソーテンの考えを提案しながら、海外の人と協力してソフトウェアを作り上げていくところにやりがいを感じます。現在は英会話力も上がり、海外の人とのコミュニケーションも円滑になっていることを実感しています。

: やる気さえあればプロジェクトを任され、引っ張っていく機会を与えられるところです。そして、仕事を進める上で行き詰まることや困ったことがあれば、上司・部下・自部門・他部門に関係なく、気軽に相談をすることができます。また、オン／オフの切り替えがしっかりしていて、仕事とプライベートをうまく両立している人が多いと感じています。

: 私の部署は活気とバイタリティーに満ち溢れています。知識や経験が豊富な人が多いので、打合せなどでは議論が白熱しますし、一人一人がビジョンをしっかりと持っているため、皆高いモチベーションを持っています。仕事に対して何としてもやりきるといった責任感の強い人が多いため、緊張感がありますが、問題発生時など業務の枠を越えた団結力、チームワークで、議論を重ねて解決につなげていきます。また、個性豊かなキャラクターが多く、会話のネタも豊富で日々笑いが起こる楽しい職場です。

: まずは、現在の業務である海外企業とのオフショア開発の仕組み整備というミッションにしっかりと取り組んでいきたいです。また、どのような国であっても柔軟に文化や考え方を吸収できる力を身に付けて、新たなオフショア先の国や地域を開拓していきたいです。せっかく地球に生まれたからには、できるだけ多くの国の文化に触れていきたいです。

: 私の経験からすると、会社では独学で得ることより人から得ることの方が圧倒的に多いと実感しています。そのため、人とのコミュニケーションを楽しみながら仕事をし、そこから色んな知識やスキルを吸収いく姿勢を大切にしています。皆さんも今のうちから他の人と議論し、そこから何かを発見しようとする力を養ってください。

小田好秀（おだよしひで）

小田好秀（おだよしひで）: 2002年入社
理工学部電気電子工学科卒

学生時代は旅行やツーリングに行くために、アルバイトに励んでいた。仕事ではモットーの「One for All , All for One」精神で、プロジェクト全体を引っ張っている。

2002年4月: 入社。EFI-ECUの量産開発担当（ソフトウェア）
2006年4月: ゲートウェイECU先行開発担当（仕様開発）
2009年4月: ゲートウェイECU量産開発担当（ソフトウェア）
2011年9月: 多チャネルゲートウェイECU先行開発担当（ソフトウェア）
2012年10月: 次世代ECU企画担当（システム）
2013年4月: グローバル対応EFI-ECU開発担当（ソフトウェア）

同期や同僚とは野球、フットサル、BBQ、旅行などで定期的に交流し、友情、結束を深めています。近年はゴルフも開始。活動領域を広げています。