仕事領域と人

設計開発(回路) 世界に求められる車載カメラを開発する。

入社理由

デンソーテンの製品を見て、「夢を現実にできる」と実感した。
前職で、実はまったく同じ業種の仕事をしていたのですが、デンソーテンが開発した2つの世界初の製品である「1DIN AVN」と「DUAL AVN」を見た時に、率直に「すごい!」と思いました。 常日頃思い描いているかたちを量産まで持っていくのは、本当に難しいことです。技術者として、「夢を現実にできる」ことはこの上ないやりがいになります。「この会社だったら、今の技術 + α(成長分)でもっと仕事のやりがいが見つかるんじゃないか」という気持ちになり、その気持ちのまま面接を受け、見事夢を叶えることができました。

仕事内容

「映す」にこだわり、車載カメラ開発を担当。
もともと、ディスプレイ設計業務に携わってきました。業務柄、「色、輪郭等の表示上の見た目向上」の追求を行っていましたが、追求するあまり「映す」の前段階である「写す」に業務シフトして、今は主に車載カメラの開発を担当しています。この仕事を担当するようになってから、車載カメラは、レンズ構成・センサ機能・防水機構など、それぞれに検討すべきことが数多くあり、その歴史の分だけ奥が深いということを感じています。

やりがい

競争の激しい中、受注獲得につながったとき。
安全性・利便性の向上が進むクルマ業界で、周囲環境変化、危険察知・予測・記録、駐車支援、セキュリティ等の手っ取り早い情報取得手段としてカメラが注目されています。近年、北米のKT法(FMVSS111)、欧州のNCAPに代表されるカメラを使用した車両安全性向上のための法律が制定され、車載カメラの需要は年々急上昇しています。あまり知られていないかも知れませんが、2010年のデンソーテン車載用単眼カメラ販売台数は世界第3位でした。ところが、競合他社の追い上げにより、2012年の販売台数はランク外になってしまっています。競争が激しい昨今のカメラ市場で知識とアイデアをフルに活用し、場合によっては顧客へ直接申入れをして受注獲得につながった際、とてもやり切った感があります。競合他社に負けないモノづくり、そして以前のシェア以上の販売台数の確保を目標に、国内に限らず海外まで手を伸ばして、部品及び製品メーカーの情報収集と次期モデルの構想を練っています。一時代の中核にいるような感じがする。そんなところがおもしろいと思います。

会社の魅力

知識の豊かな先輩に囲まれ、どんどん成長していける。
かつて想像していた管理職は「古老の堅物」でしたが、デンソーテンにいる技術部の管理職は部長に至るまで、みなアグレッシブです。仕事で困った時には一緒に悩んでくれ、そして一緒に解決してくれます。また、周りには知識豊富な先輩方がたくさんいるため、さまざまな助言がいただけます。車載用製品は安全性が問われる製品のため、小さなミスが大きな問題へと発展する可能性があります。個人技では到底気力と体力が持ちません。しかしながら、デンソーテンでは部署・会社としての組織力を発揮し、お互いに助け合うことで、個人の負荷を軽減し、サポートしてくれます。そしてその中で、いろいろな意見得て経験を積み、どんどん成長していける。そんなところがデンソーテンという会社の魅力の一つだと感じています。

社風

アットホームな中で、成長を実感できる職場。
基本的にアットホームで、ワイワイやっています。個人の意見を尊重し、困りごとがあれば上司を含め、みんなで助け合っています。現在の部署には「マニア」と呼ばれる人々が多数集まっていて、いろいろな分野に長けています。そのため、他の部署から相談を受けることも少なくありません。ワイワイやっている中でも常に成長し、一年前に比べてみんなが成長したと感じることができる職場だと思います。人生の大半を職場で過ごしますので、毎日「仕事を楽しむ」をモットーに業務しています。

これからの挑戦

カメラのオールワイヤレス化を実現する。
カメラという周辺機器を取り扱っていると、必ず障害となるのが取付性です。その中でもワイヤの引き回しは取付時間を大きく左右するので、昔からの課題であるワイヤレス化を実現したいと考えています。無線化の技術はどんどん進んでいて、映像・通信を飛ばすことは容易になりましたが、電源だけは未だにワイヤレス化が難しいとされています。電池、太陽光、コイル非接触、地磁気等、技術の進歩とともに、実現性がある方式も増えてきたので、これらの技術をもとに、近い将来オールワイヤレス化を実現したいと考えています。

メッセージ

発想力を養い、「自分のやりたいこと」を探してください。
普段何気なく目にしている・耳にしているものの中には、とてつもないアイデアが眠っていることがあります。また、幅広い知識はさまざまなイメージをふくらましてくれます。「これは何かに応用できそう」と普段の生活の中でいったん立ち止まって考えてみて、考えがまとまったら周りの友人達に、「こんなのどう」と聞いてみてください。「それは便利だ!!」とか「夢がある!!」という言葉が多数返ってきたら、開発のスタートラインに立っています。この意見を多数集めて、さらに改善を検討し、結集した結果がモノづくりの基礎になります。車載器業界が常に進歩している理由は、これらを会社にいる人々が普段から行っているためです。まずは「学生だからできる発想」「自分にしか考えつかないであろう発想」という「やりたいこと」を探してみてください。それが現実になるかもしれません。

古川 恵嗣(ふるかわ けいじ)

Profile

古川 恵嗣(ふるかわ けいじ)
2007年入社
工学部 機械工学科卒

学生時代は空手、バイクいじり、バンド活動という多彩な日々を送る。現在もその傾向は変わらず、写真撮影、ドラム、だんじり&和太鼓、料理研究に勤しむ。

Career Pass

2007年2月
入社。国内自動車メーカー用品 国内市販AVN用Display設計担当。
2012年4月
海外AVN Display設計および国内/海外/市販カメラ設計担当。

Private

昔から参加されているご近所の方にお願いして、3年前より和田神社のだんじりに参加しています。和田神社はデンソーテンのすぐ近くにある神社です。2年がかりで和太鼓を練習し、今年のだんじりで待望の大だんじりの太鼓を叩かせてもらいました。18時からの宮入と、19時からの祭り騒ぎは圧巻です。是非みなさんにも参加していただいて、一緒に盛り上がりたいです。ちなみに年々担継手が少なくなってきているので、現在担継手募集中です。

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