仕事領域と人

: かたちのないものを扱うよりも、目に見える製品を扱う方が、自分が携わったという実感が持てると考え、モノづくり企業を志望しました。中でも、自分が好きなクルマに関連するメーカーで、本社が関西だったことが、デンソーテンを志望したきっかけです。入社を決意した理由としては、「ユーザーの車室内での時間を豊かにするオーディオやナビといったエンターテイメント系の領域」と「車両の本来の機能である走る・止まる・曲がるといった機能を支える領域」の両方を兼ね備えた幅広い事業領域に魅力を感じたのが、最大の決め手だったと思います。

: 現在は日系自動車メーカー様向けのカーナビ、オーディオ、スピーカー、ドライブレコーダーといったOEM製品の商談受注活動に携わっています。具体的には、海外や国内で数年後に発売される新型車の開発計画の情報を自動車メーカー様から入手し、車両のコンセプトやターゲットユーザーにマッチした商品を社内関連部門と検討した上で、商談受注を目指して自動車メーカー様に提案していくという業務になります。ライバル社と競合するため、「自動車メーカー様側のうれしさ」と「ユーザー側のうれしさ」をともに明確に示しながら、提案の優位性を主張するよう心がけています。

: 営業という職種上、商談を受注した時が一番やりがいを感じる時です。市場の動向、トレンドはどうか。競合他社メーカーはどういった提案をしてくるか。当社はそれを踏まえ、どういうポイントを訴求していくか等、予測や市場のトレンド等、さまざまな要素を考慮しながら社内関係部門を巻き込み、受注活動を進めていきます。活動を進める上で困難に直面する事もありますが、受注した時の達成感はやはり格別です。

: 「クルマ」と「音」を通して社会に貢献できることだと思います。クルマ好き・音楽好きの人が多く、音楽イベント等も頻繁にやっていること、関西人の明るいノリも魅力です。また、若い時から比較的責任のある仕事を担当することができるため、その仕事を通じて自分自身のスキルアップを実感できると思います。

: 一言で表すと「誠実」でしょうか。これまでさまざまな日系自動車メーカーをお客様として営業活動を行ってきましたが、お客様から「誠実な会社ですね」と言われたことが何度もあります。また、職場の雰囲気は非常にアットホームで、いつもお互いに活発にコミュニケーションをとっているので、先輩や上司にも意見や発言をしやすい環境だと感じています。

: これまでラインビジネスと言われる、自動車メーカー様の工場で装着される製品の商談受注を担当してきました。今後は用品ビジネスと言われる、自動車販売店様で装着される製品にも取り組み、自分のスキルアップにつなげていきたいです。また、将来的には英語を使った業務も担当してみたいと考えています。そのため、現在は英語を勉強し、語学力アップを目指しています。

: 就職活動は、さまざまな業界の人の話を聞ける絶好のチャンスです。私も最初は業界を限定せず、幅広い業界の説明会等に積極的に参加するようにしていました。その中で「この業界はおもしろそう」「自分に合っていそう」など、自分で感じることが出てくると思います。その時感じた「自分の感覚」を大切にして就職活動を進めてもらえれば、きっと自分に合った会社を見つけることができるでしょう。

船戸謙二郎(ふなとけんじろう）

船戸謙二郎(ふなとけんじろう）: 2005年入社
商学部卒

高校時代は硬式野球で甲子園を目指す。大学時代は一転して飲み会とアルバイトの日々を送る。現在はイクメンを目指し、子どもとのふれあいを大切にしている。

2005年1月: 入社。自動車メーカーA社向け営業担当
2006年10月: 栃木へ異動。自動車メーカーA社向け営業担当
2011年6月: 神戸へ異動。自動車メーカーB社向け営業担当

パワースポットに行くのが好きで、さまざまなパワースポットに出かけています。写真は、2013年8月のお盆休みに、家族で島根県の出雲大社に旅行したときのものです。このときの出雲大社は60年ぶりの平成の大遷宮の年でもあり、たくさんパワーをもらってきました。