仕事領域と人

: 入社の決め手は、「人の魅力」です。正直なところ、最初からデンソーテンを熱く志望していた訳ではありませんでした。生れ育った関西で働きたいと考えていた私は、関西に本社がある会社を中心に就職活動をしていました。就職活動を通して出会うことのできる社員の方はごく一部ですが、私はその一部の方々を通して、デンソーテンの温かみを感じ、「自分に合った社風なのではないか」「こういう人達と共に働いてみたい」と思うようになりました。特に印象的だったのが内定を頂いた後、入社しようか迷っていた時に、当時採用担当だった方が熱心に相談に乗ってくださったことです。私自身の将来のことを一緒になって親身に考えてくださったお陰で、納得した決断をすることができました。

: 私の現在の担当業務は月次決算や当年度損益予測策定、半期ごとに実施する予算策定、さらには中期営計画策定など、多岐にわたります。会社のお金が何に使われどれだけ利益が出たのかを算出し、予算と比べてどうであったのかを分析の上、経営層へ経営判断の材料を提供するという役割を担っています。その中でも私の担当している経費費目は、他の費目と比べて金額が大きく、損益に与えるインパクトもかなりのウエイトを占めています。そのため何か環境変化が起こった際には、すばやく情報をキャッチし、上層部に報告できるよう常にアンテナを張って、情報の取りこぼしがないことを心がけています。

: 経理部は営業部門や技術部門のように直接会社に貢献できる部署ではなく、当たり前のことを当たり前にこなす、いわば会社の縁の下の力持ちのような部署です。しかし、社内が円滑に機能するよう他の部署を支えるとともに、会社が利益目標を達成するために必要不可欠な部署であることは間違いありません。そのような仕事をしていることに、やりがいを感じています。また、会社の最新の状況をお金という視点から常に見ることができるため、会社の最前線で働いていることを実感できます。

: デンソーテンの魅力はなんといっても私の入社の決め手でもある「人」だと思います。これまでいろいろな部署の方々と仕事をする機会がありましたが、どの方々も魅力的な方ばかりで、本当に学ぶことが多いです。特に、あるべき姿をめざすこだわりの強さなど、仕事への姿勢にはいつも勉強させられています。また、バンド活動を続けているなど、仕事だけでなくプライベートも充実している人が多いように感じます。

: イメージと違うかもしれませんが、経理部は比較的若手が多く、管理職も30歳代ということもあって非常に活気に溢れています。また、若手にも重要な仕事が任されていて、とてもやりがいを感じています。数字を扱う仕事なので業務中は皆、黙々と集中して取り組んでいますが、いったん仕事を離れると180度違う顔を見せる人もいるなど、楽しい職場です。

: 市場のグローバル化が急速に進行する中、デンソーテンでも国際化がどんどん進んでいます。経理部でも海外駐在員になるチャンスが大いにあります。できれば近い将来、海外駐在員としてグローバルな経験をしてみたいと考えています。

: 私自身もそうでしたが、就職活動は本当に大変だと思います。ただ、今後の自分を切り拓く大きな通過点になるため、最後まで諦めず全力で挑んでください。自分が何をしたいのか、どういった人生を歩んでいきたいのか、自分自身としっかりと向き合い、思う存分悩んでください。そうすればきっと自分に合った「縁」のある会社とめぐり合うことができると思います。

芝田亮輔（しばたりょうすけ）

芝田亮輔（しばたりょうすけ）: 2007年入社
文学部卒

趣味はドライブと学生時代から続けているバレーボール。「一度やると決めたことは何が何でも最後までやり抜く」をモットーに、根気よく経理部の仕事に励んでいる。

2007年4月: 入社。経理部に配属。約２年間、固定資産管理業務を担当。その後、デンソーテン本社の経費管理業務を担当。

2年前の夏、経理部のメンバーでBBQをしました。普段職場では見ることのできない先輩・後輩のさまざまな一面を見ることができ、楽しい時間を過ごしました。