Interview.02
社員インタビュー
よりよい製品づくりに
欠かせない
品質管理は自分の天職
N.S.

N.S.

電子・電動化事業本部 製造部
文学部 総合人文学科 / 2022年入社

CAREER SO FAR

大学卒業後に塾講師となったが、日本の強みであるものづくりへの興味が高揚。工業用砥石を扱う会社や航空機部品メーカーにおいて、製品の品質管理に携わった。その後、よりハイレベルな環境でのスキルアップを目指して転職を決意。これまで培った品質管理の力を最大限活かせると考えたのがデンソーテンだった。

INTERVIEW.01

現在の仕事内容を教えてください

品質管理担当として
外部調達部品の検査や
不良対応に注力

私の仕事はサプライヤーから仕入れている部品の品質管理です。種類豊富な部品がある中で主にアルミダイカストや樹脂部品を担当しています。量産前の検査規格の取り決めや、工場での量産前後で製品不良が発生した際の対応などを行っています。私の所属する検査部門は外部調達部品を受け入れる「最初の関所」。部品に起因する製品不良が発生したときはメンバーと協力し合い、それ以上の不良が発生しないようスピーディに解決を図っています。この仕事では、部品の性能や良否判定に関する知識はもちろん、数十に及ぶサプライヤーと円滑にやり取りを行う能力が求められます。不良が出なければ特に目立つこともない部門で、私たちが表に出ないときほど品質がよくなっている証拠。何事もなく製造が進んでいると、自分たちの努力が実っていると感じて嬉しくなります。

INTERVIEW.02

デンソーテンを選んだ理由を教えてください

厳格な品質を管理する環境で
自分の力を試したかった

前職での仕事を通じて、一定の規格に基づいて物の良し悪しを判定し、確かな製品につなげてゆく品質管理業務は自分の肌に合っていると感じていました。デンソーテンを選んだのは、金属部品の品質管理をしていたそれまでの経験を十分に活かせると考えたことと、私のような文系出身者でも経験とスキルによって待遇を検討してもらえたことが大きかったですね。さらに、デンソーグループは自動車業界の中でも品質に厳しいと聞いていたのも決め手の一つ。24時間体制の生産方式を採用している業界でどんな管理を行っているのかが、ハイレベルな品質管理を目指していた私にとって非常に魅力的に映りました。

INTERVIEW.03

転職して変わったことはありますか?

品質管理の範囲が広がり
工程を実感しながら
仕事ができるように

前職では品質の基準が先に作り込まれており、「いかに規格通りの品質を保持していくか」が仕事になっていました。一方デンソーテンでは、部品の製造メカニズムを理解した上で品質基準の決定から関わっていくなど、品質管理としての業務範囲が大きく広がりました。前職でなかなか実現できなかった製造現場を訪問する機会も増え、文書を読んでイメージしていた工程も実際の動きを見て納得してから次の段階へ進めるようになりました。また、フレックスタイム制度を使えることでプライベート面でもよい変化が。ちょっとした用事を済ませたいときに早めに帰宅できるようになり、とてもありがたく感じています。

INTERVIEW.04

今後どんなことに挑戦していきたいですか?

海外への業務拡大を視野に
品質改善のレベルアップを目指す

現在中津川製作所の業務はグローバル化が進んでいます。今後は海外の拠点やサプライヤーとのやり取りが増えていくと思います。もし、そうした相手との品質に関する認識の違いがあれば、製品不良につながる危険があります。これを回避するために、お互いの理解度をすり合わせて判断に迷わない調整を図るなど、長期的目線で不良を減らしていくのが私の目標です。また、将来的には自社内の工程改善にもチャレンジしたいと思っています。これまでサプライヤーから仕入れた製品の品質に関わる仕事をしてきた経験や知見を活かし、社内の品質管理工程に対しても改善につながる提案をしていきたいです。また、サプライヤーとの間での好事例を積極的に共有していくことで、自社やサプライヤーの隔たりなく、品質改善の輪を広げていきたいと考えています。

求職者へメッセージ

転職を目指す人は「ワークライフバランスを重視したい」
「仕事に打ち込みたい」「海外と関わっていきたい」などそれぞれの希望があると思いますが、
当社ではさまざまなキャリアを選択することができます。
生活スタイルの変化によって考えが変わる場合も、
その時々でチャレンジできる機会をもらえるのがデンソーテンの良さですよ。

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