Interview.05
社員インタビュー
自分の仕事の
一つひとつが
安心・安全な未来の
車社会につながる
S.K.

S.K.

AE事業本部(現 電子・電動化事業本部) パワーエレクトロニクス技術部
工学部 情報工学科 / 2016年入社

CAREER SO FAR

大学卒業後は、カーナビやスマートフォン向けソフトウェアの受託開発企業に就職。子どもが生まれたのをきっかけに「将来、これはお父さんが手がけた製品だ!と子供に誇れる仕事がしたい」との思いを持ち、転職を決意。
2016年、自社製品の開発から製造までを行うデンソーテン(当時 富士通テン)へ。

INTERVIEW.01

現在の仕事内容を教えてください

自動車電動化に向けた製品を開発するパワーエレクトロニクス技術部。その中で制御アルゴリズムを検討する部署に私は所属しています。今、担当しているのは、マイルドハイブリッド車に搭載されるリチウム電池パックの開発です。具体的には、高いレベルの燃費向上、高効率化を実現すべく、制御ソフトウェアの開発に取り組んでいます。
特に私が注力していることは、製品のシステム設計や制御仕様設計など、上流プロセスでクライアントとの仕様調整や社内関連部署を交えた進捗管理など、部門横断的な業務に携わっています。
トータルで100名近い人が関わる規模の仕事は、調整も大変ですが「苦労が伴う仕事の方が面白い」という、私自身の仕事哲学にもとづいて、どんな難しいことにも臆することなくチャレンジしています。

INTERVIEW.02

デンソーテンを選んだ理由を
教えてください

最初に入社した電機製品を受託開発する企業では、カーナビをはじめ、スマートフォンなどに組み込むソフトウェアの設計や営業を経験。その後、地元にあるメーカーの子会社に就職しましたが、アウトソーシング部門に配属となり、自社製品の開発に携われないという結果に。その頃、子どもが3人いましたが「将来、この子たちが大きくなった時に、自分が手がけた製品だと自信を持って言える仕事がしたい」との気持ちに押されて、メーカーへの転職を志向しました。
様々なメーカーがある中で当社を選んだ理由は、自動車製品は人の命を預かるため最高峰の技術レベルが求められると聞いたからです。さらに面接では、次世代モビリティ開発を手がけられるチャンスがあることを聞き「最高峰の自動車分野で、最先端の開発に携われる、ここで働きたい」との思いを強く持ち転職しました。

INTERVIEW.03

転職して変わったことはありますか?

当社で仕事をするようになって、ソフトウェア開発だけでなく、他部門との連携開発、製品全体を含めた開発に意識を持つようになりました。特に当社の製品が店頭やインターネットなどで紹介されているのを見ると、自分が手がけた製品はもちろん、当社の仲間がつくった製品だと誇らしく感じることは多いです。
他にも、前職と比べ収入が大幅にアップし、妻と4人の子どもと安心して生活できることや、ヴィッセル神戸のスタジアムが会社から近く、好きなサッカー観戦を楽しめるなど、転職して良かったと感じることは多々あります。
会社独自の取り組み「子ども参観日」では、子どもたちがお父さんお母さんの職場を訪問し、私たちの仕事や当社の製品を知ってもらえる機会があります。「これお父さんが作ったの?」と息子に言われた時は、本当に誇らしかったですね。

INTERVIEW.04

今後どんなことに
挑戦していきたいですか?

近い将来、自動運転車両が社会に普及していく中で、私たちは、便利さと共に安全性をどれだけ向上させられるかという課題に立ち向かわなくてはなりません。これまでは、自動車は便利な一方で、危険なものという認識もあり、私も親として子どもたちに「危ないから、遊ぶ時は自動車には気を付けるように」と注意を促すことも多くありました。
これらを踏まえ、私は自動車部品メーカーの一員として、今後も自動運転車両向けの電子部品開発に力を注ぎ、安心・安全な車社会づくりに貢献したいと考えています。最終的には、事故で不幸になる人をゼロにすることが実現できたらと考えています。
自分の仕事を通してより良い未来、より快適な未来に関われることを誇りに、当社の技術を活かしたモノづくりで、これからも果敢にチャレンジしたいと思っています。

求職者へメッセージ

転職を考える際に、自分がやりたいことができる仕事に加え、
パートナーや子どもとの生活を守れるかどうかは重要なポイントです。
その点、当社はデンソーグループという安心感はもちろん、昇給制度やキャリアアップ制度も整い、
ファミリーアシスト給付という充実した家族手当もあります。
当社なら、自分はもちろん、家族も安心できる環境がありますから、
転職後の人生をより充実したものにできると私は思います。

先輩社員インタビュー