Interview.01
社員インタビュー
自分の力が電気自動車の
進化に直接つながっていくのが
何よりの喜び
L.H.

L.H.

電子・電動化事業本部
パワーエレクトロニクスソフト技術部
工学研究科 先端工学専攻 / 2017年入社

CAREER SO FAR

大学院修了後、技術系アウトソーシング企業に入社。車載メーターの機能を評価するテストシステムの開発に約2年間従事していたが、次第に自動車部品そのものを直接作り上げたい思いが高まるようになり転職を決意。自社製品の開発から製造までを行う会社を探した中、デンソーテンと出会い入社した。

INTERVIEW.01

現在の仕事内容を教えてください

電気自動車用充電通信ユニットの
制御ソフトを開発中

現在、電気自動車に使用される充電通信ユニットの制御ソフトウェア開発に携わっています。電気自動車には大容量のバッテリーが搭載されるため、自動車の動力としてだけでなく、充電した電力を災害などの非常時や電力網の届かない場所で供給する給電の活用も見込まれます。電気自動車にとって充電と給電はとても重要な機能であり、通信ユニットは電力の出し入れや、充電時の料金決済等の利便性を高めるために年々進化している状況。私はその作動を制御するソフトウェア開発において、主に自動車メーカーの要求分析や機能の設計といった上流工程を担当しています。自動車メーカーや社内関係部署との間で繰り返す調整等はなかなか大変ですが、自分の考えが最終的に製品の仕様として決定する達成感と喜びは特別なものがあります。「今の開発は今しかできない。全力でやろう」をモットーに、常にチャレンジする気持ちを持って業務に取り組んでいます。

INTERVIEW.02

デンソーテンを選んだ理由を教えてください

電気自動車に関わる
製品開発に直接携わりたい
思いから転職

前職の技術系アウトソーシング企業では、すでに完成した車載部品の耐久試験用ツール開発という、自動車向けの製品開発そのものからは少し離れた分野の仕事に従事していました。その業務から得られる通信ネットワークやソフトウェア開発に関する知見は多かったのですが、知見を活かす先が試験ツールに留まっていたことに物足りなさを感じていました。また世の中的に自動車の電動化が進んでいたので電気自動車向けの製品開発に携わりたくなり、自信を持って「自分が手掛けた」と言える製品開発ができるメーカーに転職しようと考えました。転職活動をする中でデンソーテンを選んだのは、面接時に当時有名だったプラグインハイブリッド車向けの製品開発に関わることができると聞いたからです。「これは夢をかなえるチャンスだ。この会社で電気自動車に関連する製品開発に挑戦してみたい!」と強く思い、入社を決めました。

INTERVIEW.03

転職して変わったことはありますか?

実際ユーザーに使用される
製品の開発を通じて
仕事の視野が広がった

転職後は、試験用ではなく実際にユーザーに使われる車載製品を開発するという面で大きな変化を感じました。他部門との連携や車両システムを考慮した上でソフトウェアの制御を検討するようになりましたし、仕事で得た知見は自動車以外のモビリティにも拡大していけることを知って業務的な将来性をとても感じています。またお客様である自動車メーカーと直接対話をする機会が増えたため、コミュニケーション力を高めたり、昨今話題の人間力を伸ばしたりといった、自分のスキルアップに向けた意識も強くなりました。そのほか前職より収入がアップして家族と安心して生活できるようになり、会社の近くに引っ越したことで休日におしゃれな神戸の街を楽しめるなど、プライベート面も充実するようになりました。

INTERVIEW.04

今後どんなことに挑戦していきたいですか?

最新技術で高品質な製品を追求し
さらに開発をリードできる人財へ

私たちが手掛ける車載製品は、安全・安心・快適性の向上を求めるニーズを背景に今後もさらに進化していくことが確実です。特に充電・給電機能や充電通信ユニットの開発においては、例えば走行中充電を実現してユーザーが充電時間を待つ煩わしさをなくすことも必要になってきます。こうした状況を踏まえて私が目指すのは、常に新しい技術に対応し、ユーザーに喜んでもらえる高品質な製品を生み出すことです。加えて、製品開発を主導できるプロジェクトマネージャーになることを目標にしています。さらにグローバルな観点で言えば、国ごとに異なる充電や給電制御の通信方式それぞれのバージョンアップに迅速に対応することも大切。この実現に向けて、製品のリリース後にもソフトウェアアップデートで機能を追加できる技術についての知識も広げていきたいと考えています。

求職者へメッセージ

当社では、グローバルに展開される製品の開発に取り組むことで、
大きなスケールの仕事を経験することができます。
しかも、単に一部分だけに携わるのではなく、
上流から下流まで全体に関わりながら製品開発できるのが魅力です。
また、温かい人柄の社員が多いと思っています。
福利厚生の諸制度が整っており、近々私も育児休暇を取得する予定です。
長い人生でワークライフバランスを意識した働き方ができるので、
自分自身はもちろん、家族も安心できます。
新しい技術に取り組みたいという熱い思いを持っている皆さん、
ぜひ一緒に仕事をしましょう!

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