Interview.07
社員インタビュー
ソフトウェア開発を足がかりに
将来の車載機の
在り方も追求してみたい
D.Y.

D.Y.

HMIソリューション事業本部 ソフト基盤開発部
理工学教育部 物理学専攻 / 2021年入社

CAREER SO FAR

大学院修了後は、映像機器メーカーに就職。配属先はハードウェアの設計部門だったが、実務に就くなかで若年時から慣れ親しんだソフトウェア開発に携わりたいという想いが高まり、転職を決意。さまざまな企業と接触するなか、人とクルマをつなぐインターフェースを開発するという点に惹かれてデンソーテンを選択した。

INTERVIEW.01

現在の仕事内容を教えてください

社外のライセンス認証を
得る苦難の大きさが、
そのままやりがいの
大きさにつながる

スマートフォンの機能を車載ディスプレイから操作できるようにするソフトウェア開発が、私たちの課のミッションです。私自身は、所属チームが開発するソフトウェアに関して、ライセンス保持者である米国IT企業に認証を申請しています。基本的に申請がそのまま受け入れられることはなく、認証する条件としてさまざまな仕様変更などが求められます。認証先や自動車メーカーと交渉を重ね、現実的な形に落とし込むことがチームリーダーである私の役割です。道筋が険しいだけに、各社から理解を得て認証を取り付けられたときの達成感は格別ですよ。また、自動車の展示会などで正式に製品化されているのを目にしたときには、大きなやりがいを実感できます。

INTERVIEW.02

デンソーテンを選んだ理由を教えてください

人とクルマをつなぐ
インターフェースを開発する
という点に惹かれた

地元の映像機器メーカーでハードウェア開発に従事していましたが、若年時からプログラミングに親しんでいた自分にはハードよりソフトのほうが向いていると感じたため、転職を決意しました。「ソフトウェア開発」をキーワードに転職エージェントから紹介されたうちの一社がデンソーテンです。それまで、「カーナビはいずれスマホに置き換わる」と思っていたので当初は魅力を感じませんでしたが、面接に臨んでみると、ナビゲーションという一つの機能ではなく、人とクルマをつなぐインターフェースを開発しているのだと知りました。もともとクルマが好きだったので、大きく心が動きましたね。自動車メーカーとダイレクトにやりとりしながらクルマづくりに携われる点、展示会やセミナーなど先端情報に触れる機会が多い東京都心部で勤務できる点にも惹かれ、デンソーテンを選びました。

INTERVIEW.03

転職して変わったことはありますか?

職務のすべてが未経験領域。
丁寧なサポートを受け
ステップアップできた

映像機器から車載機、ハードウェア開発からソフトウェア開発と、職務内容が大幅に変わりました。このため、転職当初は不安も感じました。ただ、上司や先輩方は、初歩の初歩から丁寧に指導してくださいましたし、成長度合いに合わせて任せる仕事のレベルを上げるというスタイルで育てていただけました。壁にぶつかった際には先輩がマンツーマンでサポートしてくださったこともあり、着実にステップアップできました。結果、入社後半年くらいで当初の不安を解消できました。余談ですが、首都圏に転居して、贔屓のプロ野球チームの試合を観戦する機会が大幅に増えたことも大きな変化です(笑)

INTERVIEW.04

今後どんなことに挑戦していきたいですか?

クルマづくりの
中心となるような
車載機を実現させたい

複数の案件を抱えているので、目先の目標は無事に各製品ごとにライセンス認証を取り付けることです。今後2~3年でチームメンバーのレベルを引き上げ、誰もが認証取得業務を担当できる体制を整えることで組織の地力を高めたいと思っています。そして長期的には、自動車の将来像を踏まえながら、ユーザーひとり一人に特化した車載機の在り方を考えるような職務にも挑戦したいですね。ぜひ、クルマづくりの中心となるような車載機を実現させたいと思っています。

求職者へメッセージ

数多くの車種が日々大量に製造され世界中に流通する自動車業界において、
車載機の開発も同様に大規模なものになります。
かつ、海外企業とのやりとりも多いので、ワールドワイドにスケールの大きな仕事に従事できます。
また、東京事業所にはキャリア採用の社員が多く在籍していて、さまざまな知見・ノウハウに触れることができます。
このような点に魅力を感じる人には、ぜひ仲間になっていただきたいですね。

先輩社員インタビュー