DENSO TEN

活動レポート

2025年8月24日

ひょうごスポーツ応援部主催「バレーボール教室(小学生対象)」

2025年8月24日、スポーツを頑張る兵庫の子どもたちをサポートするひょうごスポーツ応援部からのご依頼により、デンソーテン体育館にて小学生を対象とした「デンソーテン レッドフェニックス バレーボール交流会」を開催しました。この催しは昨年12月に初めて開催して、今回で2回目となります。ひょうごスポーツ応援部の代表は元全日本で選手として活躍した近藤ひふみさん。小中学生を中心にしたバレーボール教室を不定期に開催されています。「レッドフェニックスは現役で活躍していて、バレーボールを子どもたちに教えるのも上手。プレーでお手本を見せてくれて、一人ひとりをしっかり見て指導してくれるので、子どもたちもこの日を楽しみにしていました」とのこと。
当日は38名が参加、垂水区から東灘区、北区まで神戸のいろんな地域から集まってくれたにも関わらず、ひょうごスポーツ応援部やレッドフェニックスのバレーボール教室によく参加してくれているお子さんも多く、最初から皆仲良く元気いっぱいで、最後まで楽しく過ごすことができました。

当日の様子を紹介!

主催
ひょうごスポーツ応援部
講師
デンソーテン レッドフェニックス
練習メニュー
アップ・パス練習(アンダー・オーバー)・強打レシーブ・3人レシーブ・スパイク練習・サーブ練習・ゲーム形式・ダウン

開会式を終えるとさっそく準備運動。鬼にタッチされると手を繋いで鬼を増やしていく手つなぎ鬼ごっこで体育館の中を駆け回ります。レッドフェニックスの選手が最初の鬼になって、この日初めて会った友達とも手を繋ぐことで仲良くなることも狙いのひとつです。
アップが終わるとバレーボールに慣れている高学年を中心に2チーム、まだバレーボールを始めて日が浅い低学年を中心に2チーム、合計4チームに分かれての練習。
まずは「膝を曲げて、返したい相手におヘソを向けてボールの下に入るようにします」と児玉選手の説明を聞いてアンダーパス、オーバーパスの練習。お手本の後は各チームに分かれて個別練習をしました。選手はもちろんのこと、竹口GMや藤本監督も助っ人に入り、修練度に合わせて中級・上級者は直上パスをしてからボールを返すなどのアレンジを加えてボールコントロールを鍛えました。

続けて強打レシーブ、3人レシーブの練習では、実業団ならではの厳しいボールを受ける3人レシーブのお手本に息を飲みつつも、「やってみたい!」と積極的に手を挙げる受講生が印象的でした。
初心者にとって一番むずかしいスパイクですが、中級になってくると一番楽しいのもスパイク練習。ジャンプして空中でボールを打ってネットを越すだけでも小学生にはむずかしいもの。今はまだできない年齢の受講生にも思いっきりボールを打ち付ける感覚を楽しんでほしいと、初心者チームは床にボールを打ち付ける練習がメイン。また竹口GMが持つボールをジャンプしてボールを叩く練習も。遊び感覚で早い段階からバレーボールの動きを覚えられるメニューをレッドフェニックスも試行錯誤しながら考えています。
中谷選手のジャンプサーブを受けられるサーブ練習が終わった後はお待ちかねのゲーム形式。中級・上級者チームには上手い人も多く白熱した試合となりました。
閉会式の後はダウンをしながらの交流会。「めっちゃ楽しかったからまた来る!」と笑顔の受講生たちを見送って教室は終了。最後まで元気いっぱいのバレーボール教室となりました。

楽しかった1日を振り返って

受講生みんなの感想
・前も参加したけど、今日も楽しかったです!また来たい!
・レッドフェニックスの選手がみんなバレーも上手くて、優しくて面白かった。
・もうできてると思ってたけど、改めてパスからしっかり練習できたのが良かった。
ひょうごスポーツ応援部 代表 近藤ひふみさん
先日のV9チャンプリーグ神戸大会を拝見して、9人制バレーボールのボールコントロールの精密度の高さには驚かされました。こんなトップチームが神戸にいるのは誇らしく、また子どもたちにバレーボール教室を開いてくれてるのも嬉しいです。竹口GMをはじめ、レッドフェニックスの選手の皆さん一人ひとりが教えることに長けていて、改めて指導者としても勉強になる1日でした。今日参加してくれた子どもたちは、何度もバレー教室に来てくれていて、学校は違っても教室で仲良くなってお互いに切磋琢磨している子も。集中力も途切れずに、最後まで夢中になってバレーをしている子どもたちが見られて良かったです。