DENSO TEN

活動レポート

2025年8月2日-8月3日

第11回V9チャンプリーグ ファイナルトーナメント長野大会

2025日8月2日から3日にかけて長野県塩尻市ユメックスアリーナにて第11回V9チャンプリーグ2025長野大会が開催されました。 5月末に開催された大垣大会から約2ヶ月続いたV9チャンプリーグも今大会で決着。2位通過のレッドフェニックスは今大会のファイナルトーナメントは準決勝のイビデンとの対戦から登場。悲願の優勝を目指して大会に挑みます。 ファイナルとあって会場には多くの方が駆けつけ、試合の合間には地元塩尻で活動しているダンスチームのパフォーマンスタイムもあり、2日間ともに大盛況。レッドフェニックスの応援にも神戸からはもちろんのこと、デンソーテン中津川製作所や中津川のママさんチーム、選手の学生時代の恩師の方々も駆けつけてくださり、大会を大いに盛り上げてくれました。

第11回V9チャンプリーグ ファイナルトーナメント長野大会

日程
2025年8月2日-8月3日
会場
ユメックスアリーナ(長野県塩尻市)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●日田検診 ホワイトドルフィン
●セイコーエプソン 女子バレー部
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。トップチーム8団体によるファーストディビジョン、下位6団体によるセカンドディビジョンに分かれ、ファーストディビジョンではレギュラーラウンドで8チーム総当たり戦を行い、その結果を反映したセミファイナル、ファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。
準決勝 VS イビデン レグルス
ファイナルトーナメント準決勝はイビデン レグルス(岐阜)との対戦。開始早々から息を呑むようなラリーが続きます。両者互角の序盤からイビデンがじわじわと得点を重ね、7-11となったところで藤本監督が1回目のタイムアウト。吉田選手のブロックポイントとブロックアウト、渡邉選手のブロックポイントと3点を返したところでイビデンがタイムアウト。相手のサービスエースもあり、再び14-17と点差が開きます。追いかけたいレッドフェニックス、栗原選手の速攻で19-20まで迫りますが最後は相手のクイックを止めることができず、19-21で1セット目を落としてしまいます。

切り替えたい2セット目は栗原選手の速攻でレッドフェニックスが先取。序盤は一進一退の攻防が続くも、レッドフェニックスがわずかにリード。6-6の同点から平田先取のサービスエース、相手のミス、吉田選手のブロックアウトで10-7と抜け出します。調子を上げてきた中谷選手の活躍で得点を重ね、17-14と3点差のまま試合は終盤に。イビデンも猛追するも最後は中谷選手が決めて21-19でレッドフェニックスが2セット目を取ります。

お互いに負けられない3セット目。序盤はリードを許してしまい、2-5とレッドフェニックスが追いかけるかたちに。手に汗握る長いラリーが続きますが、粘り強く拾って繋げるレッドフェニックスらしいプレーで得点を重ね、2セット目から好調の中谷選手のプッシュで8-8と同点に追いつきます。さらに栗原選手のブロックポイントで10-9と逆転に成功。イビデンがタイムアウトを取りますが流れは変わらず、コートチェンジ後も得点を重ねて12-9と差を広げてイビデンがタイムを使い切ります。その後も中谷選手の活躍、さらには栗原選手のサービスエースで16-11とし、リードを広げます。終盤も流れは変わらず、最後は吉田選手が決めて21-17。レッドフェニックスが2-1で勝利しました。

キャプテン/佐々木選手
1セット目はV9チャンプリーグ最後の大会ということで緊張感もあり、硬くなって自分たちのプレーをすることができませんでしたが、2セット目からは声を出して、今までやってきたように自分たちの力を出して頑張っていこうとなったのが良かったなと思います。
私たちも今まで一生懸命たくさん練習してきたので、ブロックでもレシーブでも気迫を持って相手を押していけるように頑張っていきたいと思います。今日もたくさんの応援が力になりました。いつもありがとうございます!決勝戦でも皆さんの力をお借りして、自分たちも最後まで必死でボールにくらいつきたいと思います。

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS イビデン レグルス

決勝戦 VS パナソニック ブルーベルズ
決勝戦はやはりこの相手、パナソニック ブルーベルズ(大阪)。V9チャンプリーグではキッズエスコートが恒例ですが、最終日は体育館のライトを消し、大きなスクリーンに選手一人ひとりの映像を映して選手とキッズが一組ずつポーズを決めて入場してくるという特別な演出で試合を盛り上げてくれました。
1セット目、試合開始からディフェンスに定評のある両チームらしく、長いラリーが続きます。序盤はほぼ互角、4-4の同点からわずかにパナソニックがリード。パナソニックの鋭いスパイクをレシーブ陣がよく拾い、1点を追いかけます。吉田選手の高いプッシュで再び9-9と同点に追いつきますが、相手チームの前衛の高さに阻まれじわじわと差が広がり、ブロックポイントを取られて12-15となったところで藤本監督がタイムアウト。なんとか追いつきたいレッドフェニックス、吉田選手、栗原選手の攻撃で17-19と迫りますが間に合わず。17-21でセットを落とします。

後がない2セット目も序盤から1点を追いかける展開に。パナソニックが決めて2点差になるとすかさずレッドフェニックスが詰め、決まりそうで決まらないラリーの応酬に客席も固唾をのんで見守ります。埋まらずとも広がらないまま9-10、パナソニック林選手の攻撃で連取され9-12と3点差となったところで藤本監督がタイムアウト。吉田選手のプッシュとブロックポイントで再び11-12と1点差に詰めます。些細なミスから2点を失い、再び14-17と3点差になったところでレッドフェニックスが2回目のタイムを取ります。栗原選手のブロックポイント、相手チームのミスで三度16-17の1点差になったところでパナソニックがタイムアウト。加えて選手交代もあり、慣れさせない多彩な攻撃を止めることができず、17-21でセット終了。0-2でパナソニックが勝利しました。
第11回V9チャンプリーグは優勝パナソニック ブルーベルズ、準優勝デンソーテン レッドフェニックス、3位マツダ クロス・ナインという結果で幕を閉じました。

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS パナソニック ブルーベルズ

藤本監督
V9チャンプリーグ優勝はチームの悲願、果たすことができず悔しい気持ちも大きい。今回は特に神戸大会もあり、今大会では中津川の皆さんも大勢応援に駆けつけてくださいました。応援していただいた多くの方の期待に応えられなかったことは非常に心苦しいですが、新レギュラーが入った5月の大垣大会からは比べ物にならなりくらい、選手たちは成長してくれました。リーグ戦中パナソニックさんとは3戦3敗という結果でしたが、内容的には今日が一番良かったと思います。
今大会での悔しさをバネに、シーズン後半は全日本総合優勝に向けて再び鍛え直したいと思います。これまで応援してくださった皆様に、再び良い報告ができるよう頑張ってまいります。今回のチャンプリーグでは本当に多くの応援、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
次回開催予定

V9チャンプリーグ ファイナルトーナメント
8月2-3日 長野大会(長野県塩尻市 ユメックスアリーナ)