DENSO TEN

活動レポート

2025年6月27日-6月29日

レギュラーラウンド6勝1敗、2位で神戸大会へ。

2025年6月27日から29日にかけて、早水公園体育文化センターにて第11回V9チャンプリーグ2025都城大会が開催されました。
本大会でレギュラーラウンドが終わり、セミファイナルの神戸大会ではその結果を踏まえて上位と下位に4チームずつ分かれて総当たり戦を行うことになります。これまで全勝で進んできたレッドフェニックスですが、都城では昨年度上位の鹿児島銀行、マツダ、パナソニックと強敵との3連戦となり、俄然力が入ります。
1日目は平日開催となった本大会ですが、九州勢の応援も加わり、3日間とも体育館は盛況。梅雨の明けた宮崎の晴天に負けずとも劣らない白熱した試合が繰り広げられました。

第11回V9チャンプリーグ2025 都城大会(レギュラーラウンド)

日程
2025年6月27日-6月29日
会場
早水公園体育文化センター(宮崎県都城市)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●日田検診 ホワイトドルフィン
●セイコーエプソン 女子バレー部
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。トップチーム8団体によるファーストディビジョン、下位6団体によるセカンドディビジョンに分かれ、ファーストディビジョンではレギュラーラウンドで8チーム総当たり戦を行い、その結果を反映したセミファイナル、ファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。2025年度はレギュラーラウンドを大垣、大阪、広島、都城で行い、セミファイナルを神戸、ファイナルトーナメントを塩尻で開催予定です。
VS 鹿児島銀行 レジオンウィングス
都城大会1日目は鹿児島銀行レジオンウィングスとの対戦。梅雨が明けたばかりの都城は気温も湿度も高く、午後になると立っているだけでも汗をかくほどの暑さのなか試合が開始します。
1セット目、渡邊選手の強打で先制すると、すかさず吉田選手が点数を重ねます。長いラリーが続くもレシーブ陣がしっかりと繋いでそのままじわじわと点差を広げます。次々とスパイクを決め、サービスエースも取る吉田選手の活躍により15-8と大幅リードを保ちます。中盤は真ん中を積極的に使い、栗原選手の速攻と渡邊選手の力強いスパイクが決まって18-11。別宗選手のサービスエースも決まり、あと2点というところで3連続失点。藤本監督はすぐさまタイムアウトを取り、クールダウンを図ります。中谷選手のブロックアウトでマッチポイントを迎え、相手のコンビミスにより21-14でレッドフェニックスが1セット目を取ります。

続く2セット目は栗原選手の速攻で先制すると平田選手の落ちるようなサーブが決まり、立ち上がりは上々。7-2と早い段階で鹿児島銀行が1回目のタイムアウトを取ると、流れが変わります。鹿児島銀行の粘り強いレシーブに押され、じわじわと差を詰められ11-11と追いつかれます。児玉選手、平田選手のトスが冴え、15-13と再びリードを奪います。相手が2回目のタイムアウトを取るも、栗原選手のクイックが決まると再び流れを引き戻して3点差を死守。渡邊選手のブロックポイントでマッチポイントとすると、最後は鹿児島銀行のダブルフォルトで21-17、レッドフェニックスが2-0で勝利しました。

キャプテン/佐々木選手
1セット目は序盤からサーブで崩して、自分たちらしいプレーで優位にゲームを進めることができました。2セット目は逆にサーブで崩されてしまって、ミスを出してしまう場面がありましたが、最後は持ち直すことができました。残りの試合は今日の反省を活かして、しっかり声を出して頑張りたいと思います。
都城まで応援に来てくださってありがとうございます!自分たちの信条である「やって楽しい、観て楽しいバレーができるよう、最後まで頑張ります!応援よろしくお願いします。
竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS 鹿児島銀行 レジオンウィングス

VS マツダ X9(クロス・ナイン)
2日目の対戦相手はマツダ クロス・ナイン。試合開始早々、レシーブが乱れるも森選手のナイスフォローもあり、中谷選手の強打で先制します。長いラリーが続く場面も落ち着いて拾って攻撃に繋げ、相手のミスを誘い7-3とリードを広げてマツダ1回目のタイムアウト。タイムが明けた後も児玉選手の冴えたセットで的を絞らせず、15-8まで差を広げます。その後も野上選手のサービスエースをはじめ、危なげない試合運びで19-11とゲームは終盤に。3連続失点したところで、すかさず藤本監督が流れを止めるタイムアウト。吉田選手がブロックアウトを狙ったスパイクでマッチポイントとすると、最後も中谷選手がブロックアウト狙いの強打で21-15とし、レッドフェニックスが1セット目を取ります。

2セット目は栗原選手の速攻でレッドフェニックスが先制するも、序盤はマツダがリード。平田選手がツーで打ち込み意表をつくと、渡邊選手の時間差がきれいに決まり4-4と同点に追いつきます。一点を争う攻防が続きますが、抜け出したのはレッドフェニックス。栗原選手がBクイックを決めると、さらに中谷選手のリバウンドをダイレクトアタック。10-8となったところでマツダが1回目のタイムアウトを取ります。続けて、体育館の気温が高く、ゲーム中盤には審判の判断による給水タイムが設けられました。児玉選手がサービスエースを決め、レッドフェニックスによる6連続得点で14-8となりマツダが再びタイムアウト。タイム明け、児玉選手のダブルフォルトで失点すると、マツダのサービスエースが決まり、今度は藤本監督が早めにタイムを取ります。タイムが功を奏したのかマツダのダブルフォルト、森選手のサービスエースで16-10に。流れを引き戻したレッドフェニックス、伸び伸びとしたプレーで終盤戦に。最後はマツダのミスにより返球が外れて21-12となり、レッドフェニックスが2-0で勝ちました。

レシーバー/森選手
今日は1セット目から自分たちらしいプレーで良い試合の流れをつくることができたと思います。個人的にも練習してきたことがしっかりできて良かったと思います。昨年からチーム全体でサーブに力を入れているので、サーブが決まったのも嬉しかったです。
次はパナソニックさんとの対戦で、またしんどい試合になると思いますが、みんなで心をひとつにして頑張りたいと思います。明日も熱い戦いになるようがんばります!応援ありがとうございました!
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デンソーテン レッドフェニックス VS マツダ クロス・ナイン


(電波状況により1セット目20-15以降からの配信となっています)

VS パナソニック ブルーベルズ
レギュラーラウンド最終戦はパナソニック ブルーベルズ(大阪)との対戦。この日はOGである中村監督率いる西日本短期大学附属高校バレーボール部もレッドフェニックスの応援に駆けつけ、ホームゲームさながらの大声援が響きます。
1セット目、栗原選手の速攻で先制するも2本連続でサービスエースを決められ、3-4とリードを許します。栗原選手のクイックで同点に追いつくも、再び相手のサービスエース。レシーブ陣も奮闘しますが、なかなか攻撃につなげることができず、じわじわと離されて7-11となったところで給水タイム。3日間の中でももっとも暑く、吹き出る汗にボールや床が滑り、どのチームもいつも以上に床を拭く光景が多い都城大会です。追いつきたいレッドフェニックスですが、なかなか点差を詰められず12-17と試合も後半に。短い中で2回のタイムアウトを使い切り、渡邊選手の時間差で1点を返すと、中谷選手の緩急のあるプレーで猛追します。19-20と迫りますが、あと1点が届かず、最後はブロックポイントで19-21、セットを落とします。

切り替えたい2セット目、序盤はレッドフェニックスがリード。1セット目後半からの中谷選手の好調が止まらず、強打とフェイントが立て続けに決まり10-6とし、パナソニックがタイムアウト。給水タイムを経て栗原選手のブロックポイントで12-6といい流れでしたが、相手の鋭いクイック攻撃を止められず、流れが変わります。3連続失点で藤本監督がタイムを取るも流れは変わらず、攻撃するもブロックに阻まれ、あっという間に13-13の同点に追いつかれます。その後もなんとか流れを変えようと攻撃をしかけますが、パナソニックのブロックを破れず、最後はブロックアウトで16-21。2-0でパナソニックが勝利しました。

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デンソーテン レッドフェニックス VS パナソニック ブルーベルズ


(電波状況により1セット目12-17以降からの配信となっています)

藤本監督
V9チャンプリーグも折り返しとなり、今大会で全チームと対戦することができ、勝ちパターンや戦術なども見えてきて、チームも徐々に成長しつつあることを確認できました。それと同時に改めて最終戦のパナソニックさんとの試合では、まだまだ及ばない部分が多いと感じました。個人のフィジカルや技術面では勝てない部分があるのを認めつつ、チーム力では勝機は十分にあります。チーム力を磨いて全員で勝ちを取りに行きます。
次はいよいよセミファイナルの神戸大会です。久しぶりに行うホームゲーム、チーム全員一丸となって頑張りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
上位4チームの激闘が期待できる、セミファイナル神戸大会!
レッドフェニックスは6勝1敗、2位でレギュラーラウンドを終えました。セミファイナルでは3日間にかけて1位パナソニック、2位デンソーテンレッドフェニックス、3位マツダ、4位イビデンで総当たり戦が行われます。地元神戸での大会開催は2019年以来、「やって楽しい、観て楽しい」レッドフェニックスの活躍が間近で見られるチャンスです。トップチームの白熱する戦いを応援しに、7月19日~21日は神戸市中央体育館にお越しください!
次回開催予定

V9チャンプリーグ セミファイナル
7月19-21日 神戸大会(神戸市中央体育館)
ファイナルトーナメント
8月2-3日 塩尻大会(ユメックスアリーナ)