DENSO TEN

活動レポート

2025年6月14日-6月15日

レッドフェニックスは広島大会も快勝し、全勝で都城へ。

2025年6月14日から15日にかけて、猫田記念体育館にて第11回V9チャンプリーグ2025広島大会が開催されました。
V9チャンプリーグはシーズン始まってすぐに約2か月に渡って開催されるため、新体制となった各チームが切磋琢磨して大会ごとに成長し、好試合を繰り広げるのが大きな魅力です。
前回の大垣大会では今年からファーストディビジョンに加わった日田検診、セイコーエプソンに勝利したレッドフェニックス。センターの栗原選手を軸に前衛が大きく変わった新体制で幸先の良いスタートを切ることができました。引き続き、今回の広島大会でも全勝を目指します。

第11回V9チャンプリーグ2025 広島大会(レギュラーラウンド)

日程
2025年6月14日-6月15日
会場
猫田記念体育館(広島県)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●日田検診 ホワイトドルフィン
●セイコーエプソン 女子バレー部
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。トップチーム8団体によるファーストディビジョン、下位6団体によるセカンドディビジョンに分かれ、ファーストディビジョンではレギュラーラウンドで8チーム総当たり戦を行い、その結果を反映したファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。2025年度はレギュラーラウンドを大垣、大阪、広島、都城、神戸で行い、ファイナルトーナメントを塩尻で開催予定です。
VS イビデン レグルス
広島大会1日目の対戦相手はイビデン レグルス(岐阜)。レッドフェニックスは前衛にレフトから吉田選手、渡邊選手、栗原選手、野上選手、中谷選手の編成でスタート。
1セット目、中谷選手のスパイクで先制すると相手のミスや吉田選手のクロスで5-0として完璧な立ち上がり。早々に相手チームがタイムアウトを取りますが、セッター児玉選手の的を絞らせないトスワークで15-2と大きな差をつけます。前大会から決まっている栗原選手の速攻とそれを囮にした野上、渡邊選手の時間差攻撃、サイドの吉田、中谷選手の強打が次々と決まり、危なげない試合運びで1セット目を21-9で取ります。

この調子でいきたい2セット目、野上選手のサービスエースで先制。強打と軟打を使い分ける中谷選手のスパイクでリードするも、粘り強いイビデンにじわじわと点差を詰められ7-7と追いつかれます。手に汗握る長いラリーが続きますが、どちらもなかなか連続得点ならず、18-18と同点のまま終盤を迎えます。苦しい場面でも決めてくれるのが中谷選手、ブロックアウトを狙ったプレーで得点を重ねてマッチポイントに。最後はエース吉田選手がしっかりと決めて21-19。僅差の試合となりましたが、レッドフェニックスがストレートでイビデンに勝利しました。

アタッカー/栗原選手
1セット目は自分たちらしいバレーができて良かったと思います。2セット目はなかなかボールがセッターに返らず苦戦しましたが、集中力を切らさずに勝つことができたので良かったです。自分のプレーとしては、まだまだの部分も多いのですが、速攻を含めてこの先も磨いていきたいと思います。
広島まで応援に駆けつけてくれた皆さん、本当にありがとうございました!チームみんなで元気に頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。
竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS イビデン レグルス

VS パナソニック津 アドバンス
2試合目はパナソニック津 アドバンス(三重)との対戦。レッドフェニックスは2006年のじぎく兵庫国体優勝時代の復刻ユニフォームで試合に臨みます。
1セット目は相手のフェイントで先制されるもすかさず中谷選手のスパイクで取り返し、栗原選手のクイック、渡邊選手のブロックポイントでリード。佐々木選手のサービスエースや相手のミスもあり、6-2でパナソニック津が早々にタイムアウトを取ります。しかし、レッドフェニックスは掴んだ流れを離さず、吉田選手の力強いスパイクが次々と決まり、11-4と差を広げます。中盤戦も強打と軟打、外と中と緩急をつけた攻撃でレッドフェニックスのペースで試合が進みます。長いラリーが続く場面でもオールラウンダー平田選手から栗原選手のコンビが決まり18-9、相手のミスも誘ってマッチポイントを迎えます。最後は中谷選手がクロスに決めて21-10で第1セットをレッドフェニックスが取ります。

続く2セット目も吉田選手のプッシュで先制すると、平田選手のサービスエース、吉田選手の強打、渡邊選手の時間差攻撃と多彩な攻撃が決まり、6-1と序盤から大幅にリードを奪います。流れを切りたい相手チームでしたが、タイムアウト明け早々から佐々木選手の2本のサービスエースを含む攻撃で11-1と試合の流れは完全にレッドフェニックスに。落ち着いた試合運びで粘り強くラリーを続け、相手のミスを誘います。この試合絶好調の吉田選手の強烈なスパイクで19-7とし、最後は栗原選手の速攻が決まり21-9で勝利。レッドフェニックスが2-0、ストレートで勝ちました。

アタッカー/吉田選手
全員でつないで上げて、しっかり勝負できて、全員で最後まで勝ち切ることができた良い試合でした。自分としてもいいボールを上げてくれたので、しっかり勝負することができ、点につながったので良かったと思います。
これからは簡単に勝てる試合はひとつもないと思うので、執着心も出して、勝ちにこだわった試合ができるように頑張りたいと思います。
2日間、試合中にたくさんの応援の声が聞こえてきて、それが力になって最後までしっかり勝負できました。ありがとうございました!引き続き、応援よろしくお願いします。
竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS パナソニック津 アドバンス

藤本監督
イビデン戦は2セット目、危うい場面もあり取られてもおかしくないセットでしたが、あそこで踏ん張ってストレートで勝つことができたのは選手にとって良い経験になったと思います。パナソニック津戦は全員で拾って攻撃につなげる、レッドフェニックスらしい試合ができたのではないでしょうか。V9チャンプリーグは一戦一戦が経験の場、これを糧によりチームを成長させたいとおもいます。
ここまで全勝でくることができましたが、都城大会からは上位チームとの対戦が続きます。よりいっそう引き締めて2週間後に臨みたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
次回はいよいよ上位チーム同士の直接対決、都城大会へ。
全勝で勝ち進んでいるレッドフェニックス、次のV9チャンプリーグの戦いの場は宮崎県都城市です。鹿児島銀行、マツダ、パナソニックと往年のライバル3チームとの3連戦が待ち構えています。当日はX(旧ツイッター)のレッドフェニックスアカウントから竹口GMによる解説つきの生中継(YouTube)もあります。よりいっそう練習に励み、都城大会に挑むレッドフェニックスをぜひ応援してください!
次回開催予定

V9チャンプリーグ レギュラーラウンド
6月27-29日 都城大会(早水公園体育文化センター)
セミファイナル
7月19-21日 神戸大会(神戸市中央体育館)
ファイナルトーナメント
8月2-3日 塩尻大会(ユメックスアリーナ)