DENSO TEN

活動レポート

2025年5月31日-6月1日

V9チャンプリーグ開幕、レッドフェニックスは快調な滑り出し。

2025年5月31日と6月1日に、いよいよ開幕した第11回V9チャンプリーグ2025。岐阜県大垣市総合体育館での大垣大会から始まり、大阪・広島・都城・神戸・塩尻を舞台に、2ヶ月間に渡って9人制バレーボールのトップチームが日本一をかけて争います。今シーズンは東京東信用金庫、東京女子体育大学に代わって昨年セカンドリーグを制した日田検診、準優勝のセイコーエプソンがファーストディビジョンに加わり、今シーズンは全8チームが参加。
昨年惜しくも準優勝となったレッドフェニックスは新人の大賀選手、大野選手を加えての新チームで王座を目指します。7月19日からの3日間には地元神戸大会も予定している今年のV9チャンプリーグ、レッドフェニックスの活躍にご注目ください!

第11回V9チャンプリーグ2025 大垣大会(レギュラーラウンド)

日程
2025年5月31日-6月1日
会場
大垣市総合体育館(岐阜県)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●日田検診 ホワイトドルフィン
●セイコーエプソン 女子バレー部
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。トップチーム8団体によるファーストディビジョン、下位6団体によるセカンドディビジョンに分かれ、ファーストディビジョンではレギュラーラウンドで8チーム総当たり戦を行い、その結果を反映したファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。2025年度はレギュラーラウンドを大垣、大阪、広島、都城、神戸で行い、ファイナルトーナメントを塩尻で開催予定です。
VS 日田検診 ホワイトドルフィン
レッドフェニックスは2試合目に登場し、日田検診ホワイトドルフィン(大分)との対戦。先日バレーボール教室を行った岐阜県中津川市のママさんたちも応援に駆けつけ、応援団と一緒に観客席からチームを応援してくれました。「バレー教室で私たちも上達しましたが、トップチーム同士の試合はやっぱり全然違いますね。ボールの速さも迫力もすごい!レッドフェニックスがんばれ!」とエールをいただきました。藤井選手と共にセンターの要としてチームを牽引し、昨シーズンで引退した兵頭選手も応援するなか試合が開始。
まずは今年の新主力、センター栗原選手のクイックで先制すると、西村選手、中谷選手の活躍で6-2と上々の立ち上がりを見せます。セッター児玉選手の的を絞らせないトスで中盤もリードをキープし、吉田選手がきっちりと決めて15-9とし、早くも相手チームが2度のタイムアウトを使い切ります。後半も長いラリーが続くなか、佐々木選手、森選手らのレシーブ陣が拾って攻撃に繋げ、リードを保ちます。最後は中谷選手が決めて21-15で1セット目を取ります。
続く2セット目は日田検診が先制し、序盤はレッドフェニックスが追いかける展開に。3点差まで広がったところを西村選手、渡邊選手が決め、相手のオーバータイムスの反則により同点に追いつきます。さらに相手のタッチネットを誘う栗原選手と西村選手のプレイ、ブロックポイントと5点連続得点で8-6と形勢逆転し、そのまま点差を広げます。1セット目と同じく15-9で日田検診が2度目のタイムアウト、勢いを断たれて15-12と迫られた場面で藤本監督が1度目のタイムアウトを取り日田検診に傾きかけた流れを切ります。終盤は中谷選手と吉田選手と左右からの攻撃が決まりマッチポイント。最後は相手のスパイクがノータッチでアウトになり、21-17で、レッドフェニックスが2-0で勝ちました。

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS 日田検診 ホワイトドルフィン

VS セイコーエプソン
2試合目はセイコーエプソン(長野)との対戦。毎試合、地元小学生のキッズエスコートによる入場が恒例のV9チャンプリーグですが、今試合のレッドフェニックスをエスコートしてくれたキッズたちは練習のときから試合終了まで熱心に応援をしてくれて、選手たちの背中を押してくれました。
第1セットは次々とブロックポイントを重ね、平田選手のサービスエースもあり、序盤から6-1と大きくリードを広げる完璧な立ち上がり。日田検診戦に続き、栗原選手の速攻が次々と決まり、15-8とさらにリードを広げたところでセイコーエプソンがタイムアウト。児玉選手に代わって別宗選手が入り、16-9となったところで田中選手、さらに17-12で今年新人の大野選手と大きくメンバーチェンジを行う藤本監督。さまざまな試みをするなかで点数を失う場面もありましたが、渡邊選手のスパイクで20-15とし、最後は中谷選手がブロックアウトを狙い21-15で1セット目を取りました。
2セット目はメンバーを戻し、西村選手のポジションを野上選手に代えてのスタート。中谷選手が先制点を決めて5-0と大きく抜け出します。勢いは中盤まで変わらず、今大会大活躍の栗原選手がサービスエースを決めて12-3とさらにリードを広げます。16-10と終盤戦となったところで渡邊選手に代わり、今年新人の大賀選手がコートに入ります。1セット目でも決めた平田選手のサービスエースで18-10とすると、大賀選手がブロックポイント、さらにストレートのスパイクも決まってマッチポイント。最後は栗原選手のクイックが決まり21-11、ストレートでレッドフェニックスが勝ちました。

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS セイコーエプソン

V9チャンプリーグ、次は広島大会へ。
まずは開幕2戦をストレートで勝ち進み、好調なレッドフェニックス。勝負は次回の広島大会へと続きます。今大会から約2ヶ月間、優勝チームが決まる8月3日までV9チャンプリーグは続きます。これから各チームともに調整、練習を重ねて、さらなる激戦が各地で繰り広げられます。レッドフェニックスも「日本一のチーム」であるために、悲願の高みを目指して広島大会に挑みます。ぜひ、引き続き、熱い応援のほど、よろしくお願いいたします!
佐々木キャプテン
まずは開幕の大垣大会を2勝で終えられて良かったです。初戦の日田検診戦では自分も含めてやっぱり緊張していたのか、サーブが思ったように決まらなかったので動きも硬く、苦戦したところはありました。それを踏まえて、セイコーエプソン戦では皆サーブも走っていて、自分たちらしいバレーができたと思います。特に新人も含めて皆が活躍できたのが良かったです。とはいえ、優勝を目指すには必要なのは安定感。まずは目の前の広島大会に向けて、練習を重ねていきたいと思います。今日は応援ありがとうございました!引き続き、応援よろしくお願いします!
藤本監督
まずは開幕2勝できてよかったです。チームの目指す完成度としてはまだまだですが、現段階では形になりつつあると思っております。新チームでまだ不安定な部分はありますが、セイコーエプソン戦では新人を含めて全員が試合に出て、主軸がしっかり試合を組み立てて、カバーしてくれたことは良かったです。広島大会でも2連勝できるよう神戸に戻ってしっかり準備を進めていきたいと思います。
今回のチャンプリーグは、都城や塩尻と遠方もありますが、大垣、広島、そして神戸大会も予定しています。今大会でも応援してくださった方々の声が非常に励みになりました。「応援して良かった」「楽しかった」と思っていただけるバレーがチームの信条です。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
次回開催予定

V9チャンプリーグ レギュラーラウンド
6月14-15日 広島大会(猫田記念体育館)
6月27-29日 都城大会(早水公園体育文化センター)
7月19-21日 神戸大会(神戸市中央体育館)
ファイナルトーナメント
8月2-3日 塩尻大会(ユメックスアリーナ)