当日の様子を紹介!
- 参加チーム(1日目)
- 井吹ブラック、西神戸JVC、垂水スターズ、垂水スターズB、成徳JVC、神和台、樫野オレンジ、高羽VBT29 全67名
- (2日目)
- 出合ミッキーズ、出合ミッキーズB、伊川、若草ジュニア、長尾JVC、高羽VBT30、五位の池、湊JVC 全73名
- デンソーテン杯
- 午前:バレーボール教室/ウォーミングアップ、パス(アンダー、オーバー)、強打レシーブ(アンダー、オーバー)、3人レシーブ、スパイク、サーブ、ダウン
午後:試合、優勝チームvsレッドフェニックス、選抜チームvsレッドフェニックス
2日間とも午前中はバレーボール教室。初めて参加するチームもありましたが、ウォーミングアップの段階から「私もやりたい!」「僕も!」とアクティブな神戸っ子たち。パスや強打レシーブのお手本もやってみたい人が多いながらも譲り合うこともできて、盛り上がりながらもスムーズに進行。
強打レシーブの姿勢を取ると大きく視線が移動してしまっていることが原因で上手くできない人には膝をついて目線を変えずにボールを返す練習、力が入りすぎて上手くできていない場合は「肩が上がって詰まってると上手くコントロールができないから、肩の力を抜いて」とアドバイスするなど、これまでのバレーボール教室の経験でそれぞれの習熟度に合わせて的確に指導する選手たち。
3人レシーブとスパイク練習の後には「練習を続けるとこういうプレーができるようになります」と選手たちによる見本も。厳しい打ち込みを拾うレシーブに、的確なトス、鋭いスパイクに「絶対取れない…」「上手いなあ」と真剣に見つめながらも感想を言い合う子どもたちの姿が印象的でした。お昼休みも選手たちとお昼ごはんを食べて交流を深め、後半の試合に備えます。




午後からはAB2つのコートに分かれてコートごとに総当たり戦を行い、それぞれの勝者で優勝決定戦を行います。低学年が多いチームや人数の少ないチームが勝つのは大変ですが、レッドフェニックスが少しだけ手伝ったり、父兄の皆さんと一緒に大きな声援を送るなどして楽しくプレーしている様子がうかがえました。
上手く動けない子にはキャプテンが「自分のボールやと思ったら、どんどん自分で取りに行こう!」と声をかけたり、負けていてもチームメイト同士で「まだやで!落ち着いていこう!」と盛り上げるなど、素敵な場面がたくさんありました。
1日目の決勝戦は井吹ブラックと高羽VBT29、2日目は出合ミッキーズと湊JVCが対戦。自分たちの試合が終わった他チームも観戦しながら応援し、白熱の試合が繰り広げられました。1日目は井吹ブラック、2日目は出合ミッキーズが優勝!井吹ブラックの監督は中谷(ゴウ)選手と新人の大賀(ジィ)選手、出合ミッキーズの監督も中谷選手と、中谷選手が率いる2チームが見事優勝!「もちろん元から皆が上手かったのもありますが、真剣に練習に取り組んでくれて嬉しかったです!」と中谷選手。




優勝のご褒美として、優勝チームとレッドフェニックスが対決し、レッドフェニックスは半分の3人で戦います。「これなら勝てるかも!」と思えるようなレッドフェニックスのプレーに優勝チームもスーパーレシーブが飛び出します。観戦している他の皆さんも大きな声でエールを送って盛り上げてくれました。
最後はAコート選抜チーム、Bコート選抜チームとレッドフェニックスが対戦。監督役の選手が1日のプレーを見ていて「いいな」と思った子を各チームから選んだ選抜チームです。今まで交流のなかった同世代の上手い人のプレーを近くで見たり、声を掛け合うことで、いつもとは違う経験ができたと思います。惜しくも優勝を逃したチームの人も「選手と対戦できる!」と喜んでくれました。
閉会式では恒例の「楽しかった人!」という質問にも全員が手を上げてくれて、第3回デンソーテン杯は終了。2日間とも笑顔の絶えない、盛り上がりをみせた大会となりました。次回のデンソーテン杯では、小学生の皆さんにもシッティングバレーの楽しさに触れてもらおうと思います!



