DENSO TEN

活動レポート

2024年10月19日

デンソーテン レッドフェニックス惜しくも準優勝。

2024年10月19日から20日にかけて、埼玉県所沢市立体育館にて「第15回所沢市長杯 全国社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会」が開催されました。
シーズン後半戦の皮切りとなる今大会は、実業団4団体、大学3校、クラブチーム9団体、合計16チームが参加するローカル大会最大規模。今年も実業団からはデンソーテン、パナソニック、イビデン、東京東信用金庫が参加しました。1日目の予選リーグは関東のクラブチームと対戦できる貴重な機会とあって、レッドフェニックスの選手たちも毎年楽しみにしています。
また、今シーズンの後半戦の目玉となる全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会を11月に控え、そのためにも所沢市長杯は勝っておきたいところ。どのチームも気合が入ります。

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第15回所沢市長杯 全日本社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会

日程
2023年10月19日-21日
会場
埼玉県 所沢市民体育館
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●イビデン レグルス
●東京東信用金庫 ブルーラビッツ
●東京女子体育大学
●日本女子体育大学
●日本体育大学
●所沢若松クラブ
●あゆな
●岩槻白鶴クラブ
●高崎第一病院クラブ
●所沢美和クラブ
●桃源郷
●ひまわり
●ファインズ
●UK

score sheet得点表

決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
0 17-21
15-21
-
2 パナソニック
ブルーベルズ
準決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-11
21-10
-
0 イビデンレグルス
準々決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-5
21-4
-
0 日本女子体育大学

1日目は開会式と予選リーグ。4つの実業団をそれぞれ4面コートに分け、大学・クラブチームと対戦します。レッドフェニックスの今年の対戦相手はUK(埼玉県)、所沢美和クラブ(埼玉)、東京女子体育大学(東京)。
近年はV9チャンプリーグにも参戦し、成長著しい東京女子体育大学がいるとはいえ、日本一を目指しているレッドフェニックスとしては、予選リーグは全勝で終えたいところ。実業団の強さを感じて、観てもらうためにも予選リーグから手は抜けません。
立ち上がりは上々、レッドフェニックスは予選リーグを全試合ストレートで決め、Cブロックを1位通過で1日目を終えました。

予選リーグも点数解説付き!試合の模様はこちらから

予選リーグ1戦目 デンソーテン レッドフェニックス vs UK


予選リーグ2戦目 デンソーテン レッドフェニックス vs 所沢美和クラブ


予選リーグ3戦目 デンソーテン レッドフェニックス vs 東京女子体育大学

2日目は予選リーグの結果を踏まえて、上位と下位に分かれての決勝トーナメント。
レッドフェニックスの初戦の相手は日本女子体育大学(東京)となりました。相手をリズムに乗せることなく抑え込み、21-5、21-4とストレートで勝ち進みます。
準決勝はイビデンレグルス(岐阜)との対戦。序盤から攻勢のレッドフェニックスが序盤からリードを広げ、パワフルな中谷選手のクロスや吉田選手のワンタッチを狙ったブロックアウトで点差を広げます。最後は兵頭選手が決めて21-11で1セット目を取ります。
続く2セット目も、佐々木選手のサービスエースをはじめレッドフェニックスが次々と得点を決めて9-1と大きくリード。ここで藤井選手と栗原選手が交替、中谷選手と西村選手が交替したことで吉田選手がレフトからライトに変わる大胆な布陣に。12-3となったところでセッター児玉選手と別宗選手が交替。平田選手がメインセッターとなります。大きく編成が変わったことで15-8となりますが、落ち着いたプレーで流れを呼び戻します。最後は西村選手と渡辺選手の2枚ブロックで21-10とし、決勝に駒を進めます。

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決勝トーナメント デンソーテン レッドフェニックス vs 日本女子体育大学


準決勝 デンソーテン レッドフェニックス vs イビデンレグルス

決勝戦はやはりこの相手、パナソニック ブルーベルズ(大阪)。わずかな点差でも致命的となる対戦相手ということもあり、コートからも観客席からも緊張感が漂います。
序盤から長いラリーが続きますが、パナソニックが優勢。レッドフェニックスも負けじと追いかけ、5-5としますが立て続けに点を決められ5-8と3点リードを許してしまいます。少しのミスが重いゲーム、渡辺選手の時間差や中谷選手のサービスエースなどで9-10と詰め寄りますが、再び戻され9-13となりタイムアウトを取ります。中谷選手に変わって西村選手が入り、吉田選手がライトへ。お互いナイスプレーが続きますが、得点力はパナソニックの方がわずかに上回り、じわじわと点差が開いていきます。16-19となった早い段階でレッドフェニックスの反撃を断ち切るタイムアウト。点差は縮められず、17-21でセットを落としてしまします。
後がない2セット目、レッドフェニックスはポジションを大きく変えて臨みます。やはり序盤から手に汗握る長いラリーが続きます。一進一退の攻防が続くなか、抜け出したのはまたしてもパナソニック。3点差に食らいつくレッドフェニックス、吉田選手の活躍で10-11と点差を縮めます。しかし、再びじわじわと点差を広げられ、13-17で試合は終盤に。粘り強いラリーでチャンスを狙いますが、点差は埋まらず最後は15-21で敗れました。
優勝はパナソニック ブルーベルズ、レッドフェニックスは惜しくも準優勝となりました。

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デンソーテン レッドフェニックス VS パナソニック ブルーベルズ

藤本監督コメント
日頃より女子バレー部にご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
今回の所沢市長杯の決勝戦では、パナソニックとのプレーの精度の差が明暗を分けました。
勝負どころでの得点力とボールを落とさないという気迫で我々レッドフェニックスは劣っていたように思います。2セット目はポジションを変更して臨みましたが、力及ばずでした。
今回の負けを真摯に受け止め、全日本総合に向けて全員でベクトルを合わせて日々の練習に取り組んでいきます。引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。
佐々木選手コメント
いつもあたたかいご声援をいただきありがとうございます。
所沢市長杯はたくさんの方の9人制バレーへの熱い想いのもとで開催いただき、私たちにとっても大切な大会です。今年は3連覇を目指して挑みましたが、出だしからパナソニックに流れを渡してしまい、自分たちの100%を出せず2位という結果で終わりました。技術的なところはもちろん、気持ちの部分で緊迫した状況でやってきたことを思いっきり勝負できる強い気持ちや長いラリーを取り切る精神力が必要になります。次の全日本総合に向けてチャレンジャーの気持ちでレッドフェニックスの「やって楽しい、見て楽しいバレー」を皆さんにお見せして2連覇できるよう練習に励んでいきたいと思います。今後も応援のほどよろしくお願いいたします。