第15回所沢市長杯 全日本社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会
- 日程
- 2023年10月19日-21日
- 会場
- 埼玉県 所沢市民体育館
- 参加チーム
-
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●イビデン レグルス
●東京東信用金庫 ブルーラビッツ
●東京女子体育大学
●日本女子体育大学
●日本体育大学
●所沢若松クラブ
●あゆな
●岩槻白鶴クラブ
●高崎第一病院クラブ
●所沢美和クラブ
●桃源郷
●ひまわり
●ファインズ
●UK
score sheet得点表
決勝
デンソーテン レッドフェニックス |
0 |
17-21
15-21
-
|
2 |
パナソニック ブルーベルズ |
準決勝
デンソーテン レッドフェニックス |
2 |
21-11
21-10
-
|
0 |
イビデンレグルス |
準々決勝
デンソーテン レッドフェニックス |
2 |
21-5
21-4
-
|
0 |
日本女子体育大学 |
1日目は開会式と予選リーグ。4つの実業団をそれぞれ4面コートに分け、大学・クラブチームと対戦します。レッドフェニックスの今年の対戦相手はUK(埼玉県)、所沢美和クラブ(埼玉)、東京女子体育大学(東京)。
近年はV9チャンプリーグにも参戦し、成長著しい東京女子体育大学がいるとはいえ、日本一を目指しているレッドフェニックスとしては、予選リーグは全勝で終えたいところ。実業団の強さを感じて、観てもらうためにも予選リーグから手は抜けません。
立ち上がりは上々、レッドフェニックスは予選リーグを全試合ストレートで決め、Cブロックを1位通過で1日目を終えました。
2日目は予選リーグの結果を踏まえて、上位と下位に分かれての決勝トーナメント。
レッドフェニックスの初戦の相手は日本女子体育大学(東京)となりました。相手をリズムに乗せることなく抑え込み、21-5、21-4とストレートで勝ち進みます。
準決勝はイビデンレグルス(岐阜)との対戦。序盤から攻勢のレッドフェニックスが序盤からリードを広げ、パワフルな中谷選手のクロスや吉田選手のワンタッチを狙ったブロックアウトで点差を広げます。最後は兵頭選手が決めて21-11で1セット目を取ります。
続く2セット目も、佐々木選手のサービスエースをはじめレッドフェニックスが次々と得点を決めて9-1と大きくリード。ここで藤井選手と栗原選手が交替、中谷選手と西村選手が交替したことで吉田選手がレフトからライトに変わる大胆な布陣に。12-3となったところでセッター児玉選手と別宗選手が交替。平田選手がメインセッターとなります。大きく編成が変わったことで15-8となりますが、落ち着いたプレーで流れを呼び戻します。最後は西村選手と渡辺選手の2枚ブロックで21-10とし、決勝に駒を進めます。


決勝戦はやはりこの相手、パナソニック ブルーベルズ(大阪)。わずかな点差でも致命的となる対戦相手ということもあり、コートからも観客席からも緊張感が漂います。
序盤から長いラリーが続きますが、パナソニックが優勢。レッドフェニックスも負けじと追いかけ、5-5としますが立て続けに点を決められ5-8と3点リードを許してしまいます。少しのミスが重いゲーム、渡辺選手の時間差や中谷選手のサービスエースなどで9-10と詰め寄りますが、再び戻され9-13となりタイムアウトを取ります。中谷選手に変わって西村選手が入り、吉田選手がライトへ。お互いナイスプレーが続きますが、得点力はパナソニックの方がわずかに上回り、じわじわと点差が開いていきます。16-19となった早い段階でレッドフェニックスの反撃を断ち切るタイムアウト。点差は縮められず、17-21でセットを落としてしまします。
後がない2セット目、レッドフェニックスはポジションを大きく変えて臨みます。やはり序盤から手に汗握る長いラリーが続きます。一進一退の攻防が続くなか、抜け出したのはまたしてもパナソニック。3点差に食らいつくレッドフェニックス、吉田選手の活躍で10-11と点差を縮めます。しかし、再びじわじわと点差を広げられ、13-17で試合は終盤に。粘り強いラリーでチャンスを狙いますが、点差は埋まらず最後は15-21で敗れました。
優勝はパナソニック ブルーベルズ、レッドフェニックスは惜しくも準優勝となりました。