当日の様子を紹介!
- 参加チーム
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小学生3チーム(チーム名省略):平田/豊地/自由東/一般参加 35名
中学生4チーム(チーム名省略):三木/三木東/別所/自由が丘 54名
高校生1チーム(チーム名省略):三木高校
- 練習メニュー
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【午前】開会式・ウォーミングアップ・実技練習(パス・強打レシーブ・タッチ&ゴー・3人レシーブ・スパイク)
【午後】レッドフェニックスによるエキシビション・ウォーミングアップ・実技練習(午前の復習・サーブ)・学校対抗ゲーム・クールダウン&質疑応答・閉会式
まずは基本となるオーバーパスとアンダーパスの練習。皆の前でプレーするのは恥ずかしがる人も多いのですが、レッドフェニックスの選手がお手本を見せると「やってみたい!」と積極的に前に出てきてくれる人が多いのが三木の練習会のいいところです。
今回は高校生もいるため、ボールコントロールのしやすいオーバーハンドでカットする練習も取り入れて、強打レシーブの練習を行いました。指に力を入れる感覚を掴むための指立て伏せや個別練習でコツを掴めた人もいたようです。


続いて、レシーブからトスにつなげる3人レシーブの練習。強打レシーブからトスにつなげる実戦に近い練習方法です。3人レシーブがむずかしい場合は、アタッカー役1人とレシーブ役2人で行う「タッチ&ゴー」がおすすめです。アタッカー役の人が持つボールに2人がタッチしたら、素早くアタッカー役がどう動くか確認しながら移動して、強打をレシーブする練習方法です。3人でできるので人数が少ないチームでも練習しやすく、ゲーム感覚で行えるので小さなお子さんでも飽きずに反復できるのが利点です。
3人レシーブやタッチ&ゴーはボールを打つアタッカー役の人も重要とあって、受講生だけでなく顧問の先生方やコーチ、監督の方々も熱心に参加してくださいました。
午前最後はスパイク練習。成長途中の小中学生にとってスパイクは一番むずかしく、苦手意識もある人も多いのではないでしょうか。まずは助走と上半身の動きを別々に確認してから、最後に合わせての練習を行いました。選手のアドバイスで上手く打てるとハイタッチして喜ぶ姿も。


午後からは、まずレッドフェニックスによるエキシビションマッチから。練習中は優しかった選手たちの迫力あるプレーに固唾をのむ受講生たち。アタッカー陣の高いスパイクもさることながら、その強打を拾うレシーバー陣にも思わず拍手が起きます。
速くて何が起きたか見逃しがちなポイントも藤本監督が解説で選手の動きの良かったポイントがわかりやすく、小学校低学年の人も集中して観戦してくれたのが嬉しかったです。
また、6人制だけでなく、レッドフェニックスが普段プレーしている9人制のルールでのプレーも観てもらうことができたので、9人制特有のネットプレーに興味津々の人がいたのも印象的でした。


午後のウォーミングアップは氷オニをしました。体を温めるのはもちろんのこと、オニに捕まって固まってしまった人を動ける人がタッチすることでまた逃げることができるので、学校や年齢関係なく皆で交流することができるので大人数で行う練習会などでは効果的な遊びです。ただし、小さなお子さんは頑張って走りすぎて転んでしまうこともあるのでケガには要注意。
続くサーブ練習では、選手のお手本を見ながら自分が目指すサーブのかたちをやってみる受講生たち。なかでも中谷選手(ゴウ)の迫力あるジャンプサーブには思わず歓声が起きるほど。個別練習では、サーブのコツを選手や藤本監督に積極的に質問し、何度も反復してコツを掴もうとする受講生の姿が良かったです。


最後はチーム対抗で対戦。今日1日の練習の成果を確認することもでき、一番盛り上がるのもやっぱり試合形式です。レッドフェニックスの選手も今日一日指導したチームに入って、みんなで一緒になってバレーボールを楽しみました。
今日一日、疲れた体をしっかりとクールダウンさせた後は、チームに分かれて今日1日学んだことへの感想やレッドフェニックスの選手たちへの質疑応答をじっくりと行いました。受講生にとっては練習に関係あることやないことも遠慮せずに聞くことができるので、選手をぐっと身近に感じられる時間でもあり、レッドフェニックスの選手たちにとっても今日一日の手応えを直接聞くことができる三木ならではの嬉しい時間です。
閉会式では、今年が最後となる6年生にサイン色紙の授与もあり、今年も充実した1日となりました。

