DENSO TEN

活動レポート

2024年6月29-30日

好調のレッドフェニックス、全勝で折り返し。

2024年6月29日から30日にかけて、鹿児島県鹿児島市吉田文化体育センターにて第10回V9チャンプリーグ鹿児島大会が開催されました。
シーズン始まってすぐに開催されるV9チャンプリーグは、新体制になった各チームが大会ごとにパワーアップしていくのも見どころのひとつ。初戦好調のスタートを切ったレッドフェニックスも広島大会からさらに調整を加えて、全勝でのレギュラーリーグ折り返しを目指します。

第10回V9チャンプリーグ2024 鹿児島大会(レギュラーラウンド)

日程
2024年6月29ー30日
会場
吉田文化体育センター(鹿児島県)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●東京東信用金庫 ブルーラビッツ
●東京女子体育大学
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。レギュラーラウンドで8チーム総当たり戦を行い、その結果を反映したファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。今シーズンは広島、大阪、鹿児島、帯広大会をレギュラーラウンドとし、ファイナルトーナメントは東京で開催予定です。
VS パナソニック津 アドバンス
鹿児島大会1日目の対戦相手はパナソニック津 アドバンス(三重)。
レッドフェニックスは前回に引き続き、セッターに児玉選手、ライトアタッカーに中谷選手がスタメン入りしたチーム編成で試合に臨みます。

パナソニック津のネット際の軟打でふいを付かれて先制されるも、児玉選手から藤井選手の速攻ですかさず同点に。スパイク、サーブと渡邊選手の活躍が光り7-3とレッドフェニックスが抜け出します。流れを変えたいパナソニック津がタイムを取りますが、勢いは止まらず、真ん中、左右と的を絞らせない攻撃とで12-5と差を広げます。2度目のタイムが空けた後もレッドフェニックスの攻勢は続き、長いラリーもしっかりと拾って攻撃につなげます。最後は中谷選手の緩急をつけた軟らかいボールで相手を翻弄し、21-6でレッドフェニックスが1セット目を取ります。

この勢いに乗りたい2セット目、相手のミスで2-0とするとライトの中谷選手、レフトの吉田選手と左右に振った攻撃で5-2と点数を重ねます。すかさずタイムを取り、落ち着いたパナソニック津がじわじわと追いつき、10-9に。1セット目でサービスエースを取った渡邊選手にサーブが回り、連続得点で13-9と再び差を広げます。終盤、レッドフェニックスはメンバーを大きく変え、全員バレーで伸び伸びとコートを駆け回り、20-12でマッチポイントを迎えます。最後は西村選手がクロスに決めて21-12、2-0でレッドフェニックスが勝ちました。

アタッカー/兵頭選手
ラリーが続く試合でしたが、つなぐバレーはいつも意識して練習しているので、その成果が出たのだと思います。自分のプレーに関しては、いいスパイクが打てたときは、メンバーがいいパス、いいトスを出してくれているから。
新人も育ってきてチームを盛り上げてくれているので、このままレッドフェニックスらしい「やって楽しい観て楽しい」バレーボールを全員でできるように頑張りたいと思います。「一戦一戦、一球一球を全力でやる」という気持ちを忘れずに実践できるよう頑張ります。これからも応援よろしくおねがいします!

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS パナソニック津 アドバンス

https://www.youtube.com/live/NnO6PHV_1s0

※機材トラブルにより縦型配信になっています。

VS 東京東信用金庫 ブルーラビッツ
2戦目の対戦相手は東京東信用金庫 ブルーラビッツ。藤井選手のクイックで先制すると、レッドフェニックスらしいレシーブからしっかりとトスを上げて攻撃につなぐバレーで、ほぼ完璧な立ち上がりを見せて7-1と大きくリードを奪います。今試合も左右に振った攻撃が続くと見せかけたところでセンター藤井選手のBクイックが炸裂して14-5とします。どこからでも強力な攻撃ができるのもレッドフェニックスの強みです。お互いのサーブミスで18-8となったところで、栗原選手のブロックポイント、相手のミスなどもあり最後は21-8で1セット目を奪います。

渡邊選手のクロスで2枚ブロックを抜いての先制で2セット目がスタート。内側からの攻撃を意識させての中谷選手の軟打で5-1と抜け出すとコンビプレーやオーバーネットを誘う兵頭選手の頭脳プレーが光り、9-3とリードを広げます。ジャッジへの抗議が多いと東京東信用金庫にイエローカードが出され、10-3で東京東信用金庫が1回目のタイムを取ります。リードを保ったまま試合は終盤へ。両者やや落ち着きのないラリーが続くも、栗原選手がしっかり決めて18-8とします。最後は相手の攻撃ミスにより21-12で勝利。ストレートでくだし、広島大会に続き、全勝で鹿児島大会を終えました。

アタッカー/渡邉選手
東京東信用金庫は高さもあって勢いのあるチームなので、ブロックとレシーブの連携をみんなで話し合って対策していたので、その成果が出て良かったと思います。自分のプレーとしてはまだまだなので、北海道、ファイナルの東京に向けてしっかり調子を上げていきたいです。チームとしても課題はあるので、帯広まで短期間ですが、しっかり練習して良い結果が出せるように頑張ります。
試合はまだ続きますが、レッドフェニックスらしいバレーボールをお見せできるよう頑張りますので、これからも応援よろしくおねがいします。

竹口GMの解説付き!試合の模様はこちらから

デンソーテン レッドフェニックス VS 東京東信用金庫 ブルーラビッツ

レギュラーラウンド最終戦は北海道・帯広で決着。
鹿児島大会でも2連勝し、レギュラーラウンドを全勝で折り返したレッドフェニックス。次回大会の帯広大会では、マツダ、パナソニック・イビデン、と強敵との3連戦が待ち構え、さらなる激戦が予想されます。「目指す頂点はただ一つ、日本一の栄冠のみ。one team . one goal .one champion」というスローガンのもと、より一層練習に励み、帯広大会に臨みます。今後ともレッドフェニックスの活躍にご注目ください!
藤本監督
全然できていなかった広島大会から各選手とも大きく成長してくれました。前回が40%程度だったとすると75%くらいの完成度までにはなったと思います。中盤、終盤のミスがどれだけ減らせるか、我慢比べの時間が多いので、1点の重みを考えながら、帯広大会まで練習に励みたいと思います。帯広の初戦は、昨年負けたマツダです。相手もメンバーが変わって昨年と同じチームではありませんが、しっかり的を絞って自分たちの展開に持っていけるよう、まずは勝ちにいきたいですね。レシーブからのコンビ攻撃がうちの持ち味、デンソーテンらしいプレーで頑張っていきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
次回開催予定

V9チャンプリーグ レギュラーラウンド
7月13-15日 帯広大会(よつ葉アリーナ十勝)
8月3-4日 ファイナルトーナメント 東京大会(墨田区総合体育館)