DENSO TEN

活動レポート

2024年5月11日

赤穂市スポーツ先進都市推進事業「デンソーテンレッドフェニックス バレーボールクリニック」

2024年5月11日、赤穂市品川リフラ赤穂市民総合体育館にて「デンソーテンレッドフェニックス バレーボールクリニック」が開催されました。健康とスポーツを機軸としたスポーツ先進都市の実現を目指す赤穂市から「ぜひ赤穂市の子どもたちにもバレーボール教室を」とお声がけいただき実現しました。
当日は市内のスポーツ少年団と中学校女子バレー部約70名が参加。教室運営にあたっては関西福祉大学バレーボール部の皆さんにもお手伝いいただきました。参加者はバレーボールを始めたばかりの初心者から上手な上級生までさまざまでしたが、選手の呼びかけにも積極的に応えてくれる明るく元気な受講生が多く、終日笑顔の耐えないクリニックとなりました。また、講習終了後には関西福祉大学バレー部の皆さんとの公開練習も行い、充実した1日となりました。

当日の様子を紹介!

会場
赤穂市品川リフラ赤穂市民総合体育館
参加チーム
赤穂ジュニアバレーボールスポーツ少年団
御崎少女バレーボールスポーツ少年団
高雄少女バレーボールスポーツ少年
尾崎少女バレーボールスポーツ少年団
有年・原ジュニアバレーボールスポーツ少年団
赤穂中学校
赤穂西中学校
赤穂東中学校

約134名
午前 練習メニュー
開会式・ウォーミングアップ・パス・強打レシーブ・3人レシーブ・クールダウン
午後 練習メニュー
ウォーミングアップ・午前メニューのおさらい・スパイク・サーブ・ゲーム形式・クールダウン・閉会式・公開練習

初めて赤穂でバレーボールクリニックを実施するということで緊張気味かと思えばそんなことはなく、ウォーミングアップの時点で元気いっぱい。実技練習では、レッドフェニックスの選手がお手本を見せた後、毎回代表して数人の子どもたちに前に出てきて全員の前でプレーしてもらうのですが、今回は「やってみたい人~」と声を掛けるとたくさんの手が上がり、1列では足りず2列3列で行うことになりました。バレーボールが上手くなるためには、失敗を恐れずにやってみたい!と思う気持ちが大切、赤穂の小学生たちのチャレンジ精神はとても良かったです。これからもその気持を大切にいろんなことに挑戦していってほしいなと感じました。
午前中は基本的なパスとレシーブ練習が中心で、中学生は翌日から大会があるとのことで午前中で受講終了の学校もありましたが、それでも「トップチームの選手の動きから学ぶことがいっぱいあった。レシーブの滑り込み方ひとつ取っても自分たちと違って、1つひとつの動作が勉強になりました」と話してくれました。

午後からは氷鬼でウォーミングアップした後、午前中のおさらいをして、スパイク練習、サーブ練習を行いました。レッドフェニックスの選手の力強いスパイクやジャンプフローターサーブ、ジャンプサーブを真剣に眺める子どもたち。まだスパイクが打てない初心者にも選手がアドバイスを行い、短時間の中で上達していく姿が印象的でした。最後は1日の成果を確認するためにチーム対抗のゲームを行ってクリニックは終了。
閉会式で佐々木(イチ)選手が「今日楽しかった人!」と聞くと全員が元気よく「はい!」と手を上げてくれました。レッドフェニックスのチームロゴが入ったアクリルキーホルダーのプレゼントじゃんけん大会では保護者の方も参戦し、「お母さん絶対勝って!」とお願いする親子の姿もあり、盛況なまま1日を終えました。
クリニック終了後は関西福祉大学と合同で公開練習を行いました。クリニックのときとは打って変わって、真剣な表情でボールを追う選手たちの姿に9人制トップチームのスピード感やレベルの高さを感じてもらえたのではないでしょうか。

楽しかった1日を振り返って

参加者みんなの感想
・毎週土曜日がこのクリニックだったらいいなと思うくらい楽しかったです!レッドフェニックスの選手はみんなやさしくてかっこよかったです
・自分にボールがきてないときでも、ちゃんと用意しておくことが大事なんだなとわかって、3人レシーブの練習が勉強になりました。また赤穂にきてください!
・レッドフェニックスの選手も大学生もやさしくて面白かった。氷鬼も楽しかったし、バレーも上手くなった気がします。今日学んだことを忘れずにもっと頑張って練習して、上手くなりたいと思いました。
藤本監督のコメント
赤穂では初めての開催となりましたが、関西福祉大学バレーボール部の皆さんにも手伝っていただいたことで、より1人ひとりをしっかりと見ることができ、充実したバレーボールクリニックになったと思います。クリニックの内容は普段教わっている内容と同じところ、違うところ、それぞれあるかと思いますが、練習方法が違うだけでどちらかが間違っているということはありません。普段とは違う環境でバレーボールをすることで、子どもたちに新しい発見や学び、プレーする楽しさを感じていただければ幸いです。
バレーボール教室は今回の赤穂で一区切り、レッドフェニックスは6月から始まるV9チャンプリーグに向けて本格的な練習に入ります。勝利を目指すのはもちろんのこと、バレーボール教室で子どもたちに伝えているように「やって楽しい、観て楽しいバレーボール」を信条に今シーズンも戦っていきます。ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします。