DENSO TEN

活動レポート

2023年10月31日

4年ぶりのフル開催、レッドフェニックスが2年連続優勝。

2023年10月21日から22日にかけて、埼玉県所沢市立体育館にて「第14回所沢市長杯 全国社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会」が開催されました。
所沢市バレーボール連盟が主催する今大会は、実業団4団体、クラブチーム12団体、合計16チームが参加とローカル大会最大規模で開催され、4面コートで試合が同時進行する活気に溢れた大会です。
一昨年、3年前は新型コロナウイルス感染防止対策により中止、昨年も参加チームを絞っての縮小開催でしたが、今年は久しぶりのフル開催となりました。関東のクラブチームとの親睦を深めるのはもちろんのこと、実業団からも上位チームが参加していることもあり来月開催される全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会の前哨戦としても力が入ります。

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第14回所沢市長杯 全日本社会人女子9人制フレッシュバレーボール大会

日程
2023年10月21日-22日
会場
埼玉県 所沢市民体育館
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●イビデン レグルス
●東京東信用金庫 ブルーラビッツ
●あゆな
●ファインズ
●BIG STONE
●高崎第一病院クラブ
●桃源郷
●岩槻白鶴クラブ
●東京女子体育大学
●日本女子体育大学
●日本体育大学
●LUMINOUS
●所沢美和クラブ
●所沢若松クラブ

score sheet得点表

決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-14
21-19
-
0 パナソニック
ブルーベルズ
準決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-11
21-11
-
0 東京東信用金庫
ブルーラビッツ
準々決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-3
21-13
-
0 東京女子体育大学

1日目は参加チームの入場行進や所沢市長の挨拶など大々的な開会式が行われた後、実業団4チームがそれぞれ4面コートに分かれてクラブチームと対戦する予選リーグが行われました。レッドフェニックスの対戦相手は岩槻白鶴クラブ(埼玉)、高崎第一病院クラブ(群馬)、日本女子体育大学(東京)。
実業団とクラブチームの大きな違いはなんといっても練習量。日本一を目指して毎日練習に励んでいる実業団としては、クラブチームには負けられません。とはいえ、今大会には第42回全日本クラブカップ女子選手権大会優勝の所沢若松クラブ(埼玉)、準優勝の東京女子体育大学(東京)も出場しており、強豪クラブチームとの一戦も見どころです。
レッドフェニックスは危なげなく予選リーグを1位通過し、1日目を終えました。

2日目は予選リーグの結果で上位と下位に分かれての決勝トーナメント。
レッドフェニックスの初戦は東京女子体育大学との対戦となりました。上々の立ち上がりで、完全に相手を抑え込んで1セット目を21-3で取り、続く2セット目も21-13とし、ストレートで難なく勝ち上がります。

2戦目の対戦相手は東京東信用金庫ブルーラビッツ。藤井選手と兵頭選手のスパイクが次々に決まり、序盤から相手を引き離します。佐々木選手のサービスエースも決まり、8点差と大量リードを奪い、最後は藤井選手が決めて21-11で1セット目を取ります。2セット目も同様の試合展開で終始リードを保ち21-11、2-0で決勝戦に駒を進めました。

決勝戦の相手は、ここでもやはりパナソニックブルーベルズ。公式大会ではないものの、全日本総合選手権大会に向けてお互いに譲れない試合です。1セット目から観客も思わず静かに見つめてしまうほど一進一退の攻防が続きます。抜け出したのはレッドフェニックス、本田選手のスパイクで15-11と引き離したところでブルーベルズがタイムアウトを取るも勢いは止まらず、最後はしっかりブロックポイントを取り21-14で先制します。続く2セット目は序盤からリードを許してしまい、追いかける展開に。4点差がなかなか縮まらないなか、粘り強くラリーを続け、交替した西村選手のスパイクで17-17と同点に追いつき、さらに3枚ブロックで相手のスパイクをしっかりと捉えて19-18で逆転。最後は兵頭選手がしっかりと決めて21-19で、レッドフェニックスが2-0で勝利、優勝を決めました。

藤本監督コメント
所沢市バレーボール連盟をはじめ、多くの方々が関わって開催されている所沢市長杯に今年も出場することができて光栄です。関東のクラブチームと交流ができるとチーム一同、毎年楽しみにしている大会です。昨年も優勝しましたが規模を縮小しての大会開催だったので、今年は他の実業団が参加しているなかで勝つことができて良かったです。この勢いに乗って今シーズン最後の大会である全日本総合選手権大会でも日本一になれるよう練習に励みたいと思います。これからもご声援よろしくお願いいたします。

佐々木主将コメント
埼玉の所沢市長杯と岐阜の水の都杯はローカル大会でありながら、公式大会と負けずとも劣らない規模で毎年楽しみにしている大会です。こうやって9人制を盛り上げてくれる大会があることが本当に嬉しいです。1日目が楽しくて、最後まで和気あいあいとした空気になるのかなと思いましたが、やっぱり決勝戦は気持ちが切り替わり攻め気で行くことができました。次の全日本総合選手権に向けて、さらに気合を入れて臨みたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします!