当日の様子を紹介!
- 参加チーム
- 小学生3チーム(チーム名省略):平田/豊地/自由東 32名
中学生3チーム(チーム名省略):三木東/別所/自由が丘 32名
- この日のメニュー
- 【午前】開会式・レッドフェニックスによるエキシビション・ウォーミングアップ・実技練習(パス・強打レシーブ・タッチ&ゴー・サーブカット)
【午後】・トレーナーによるウォーミングアップ・実技練習(午前の復習・スパイク・パスゲーム・サーブ)・学校対抗ゲーム・トレーナーによるクールダウン・質疑応答・閉会式
3月のバレーボール教室に参加してくれた人たちがほとんどとはいえ、学年も変わって半年も経つと、やっぱり皆さんどこか少し緊張気味。まずは、実業団バレーボール選手のプレーのすごさと声を出すことの楽しさ、大切さを感じてほしいということで、レッドフェニックスのお手本からスタート。
「やって楽しい、観て楽しいバレーボール」を信条にしているレッドフェニックスは数ある実業団チームの中でも元気さはどこにも負けません。レッドフェニックスの選手たちが元気に動き回る姿を間近で見て、緊張も少しずつほぐれてきた様子。その流れでゲーム感覚でできるウォーミングアップに移り、体をあたためます。
最初は、基本となるオーバーパスとアンダーパスの練習。いつもはお手本の後に「やってみたい人!」と声を掛けると尻込みする人も少なくないのですが、「バレーボール選手強化練習会」というだけあって、積極的に参加してくれる人が多くて皆さんの「バレーが上手くなりたい!」という強い思いを感じました。
今回新しく練習メニューに取り入れたのは「タッチ&ゴー」。3人1組で1人がアタッカー役で2人がレシーブに回ります。アタッカー役の人が持つボールに2人がタッチしたら素早くアタッカー役がどう動くか確認して移動してレシーブするというもの。少人数でも実戦に近い練習ができるので、人数が少ないチームにもおすすめの練習方法です。この頃にはすっかり大きな声が出るようになり、みんなの「タッチ!」「ゴー!」という声が体育館に響きました。
午後からはトレーナーさんによる効果的なウォーミングアップから。小中学生では単調でなかなか続けられないプランクやスクワットにもゲーム要素を取り入れているので、みんな楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。
スパイク練習では、やっぱり「力強いスパイクを打ちたい!」と思っている人が多いのか、選手のお手本の段階から皆さんの熱意を感じました。チーム別練習時間には選手に熱心に質問している人も。
また、6人1組となって対戦形式で行うパスゲームは、スパイク禁止の中で相手チームをどう崩すか考えて、人のいないところや不意をつくような場所を狙うことでパスの精度を上げる練習なのですが、点数はつかないとはいえ、対戦となると「勝ちたい」と思うもの。みんな真剣な表情でパスをつなぎ、相手チームがボールが落とすとハイタッチや楽しいポーズで喜びを表現していて盛り上がりました。
続くサーブ練習では、本田選手の強力なジャンプフローターサーブを参加者の大半がレシーブするという一場面もあり、上手くボールの勢いを殺してレシーブできた際には大きな拍手が起きました。
最後はチーム対抗で試合形式で対戦。さっそく今日1日の練習の成果が出ている人も多く、子どもたちの成長スピードには驚かされるばかりです。レッドフェニックスの選手もチームに混ざってみんなで一緒に盛り上がりました。
最後のチームに分かれての質疑応答タイムでも熱心に質問してくれる人やメモを取る人もいて、みんなの「バレーボールが上手くなりたい」という気持ちが伝わってきて、嬉しかったです。