2023年8月21日
レッドフェニックス、準決勝に敗れて無念の3位。
2023年8月5日から6日にかけて、東京女子体育大学13号館藤村スポーツセンターにて第9回 V9チャンプリーグ FINAL東京大会が開催されました。大垣、広島、山口、日田大会と6月から2ヶ月続いたV9チャンプリーグもいよいよ最終決戦。レッドフェニックスはレギュラーリーグを1位通過、初優勝を目指して大会に臨みました。
2023年8月21日
2023年8月5日から6日にかけて、東京女子体育大学13号館藤村スポーツセンターにて第9回 V9チャンプリーグ FINAL東京大会が開催されました。大垣、広島、山口、日田大会と6月から2ヶ月続いたV9チャンプリーグもいよいよ最終決戦。レッドフェニックスはレギュラーリーグを1位通過、初優勝を目指して大会に臨みました。
デンソーテン レッドフェニックス |
0 |
20-22 17-21 - |
2 | マツダ クロス・ナイン |
---|
デンソーテン レッドフェニックス |
2 |
21-11 17-21 21-11 |
1 | イビデン レグルス |
---|
第1試合の準決勝はレギュラーリーグを4位通過したマツダX9との対戦。負ければここで順位が決まる最終トーナメントということもあり、体育館には緊張感が漂います。
試合開始直後から長いラリーが続き、藤井選手のAクイックでまずはレッドフェニックスが先取。5-2と良い立ち上がりで序盤はリードを奪います。流れに乗せたくないマツダは早い段階でタイムアウトを取って空気を変えます。リバウンドで体制を立て直し、攻めるマツダの粘り強いプレーに押され、7-7の同点に追いつかれます。固唾を飲むようなラリーが続き、両者ともに連続得点を許さず、一進一退の攻防が続きます。しかし、抜け出したのはマツダ。レッドフェニックスの両サイドがマツダのブロックに阻まれ、12-15と逆転されてしまいます。タイムアウトを取り、苦しい場面を乗り越えようと声を掛け合う選手たち。持ち味の粘り強さでマツダを追いかけます。ベテランの藤井選手、兵頭選手らの攻撃で中央突破を狙い、デュースに持ち込みます。しかし、マツダのブロックを攻略できず、1セット目を20-22で落としてしまいます。
続く2セット目も両者一歩も譲らない互角の戦いが9-9まで続きます。しかし、リバウンドを織り交ぜた緩急のついたマツダの攻撃が上回り、わずかにリードを許してしまいます。流れがマツダにあるなか、ブロック3枚をものともしない兵頭選手の力強いスパイクや後村選手のナイスレシーブなど、好プレーもあり、16-16と同点に追いつきます。しかし、攻勢のマツダを止めることができず、17-21でマツダX9に2-0で敗れました。
V9チャンプリーグ最終戦、レッドフェニックスはイビデン レグルスとの3位決定戦。第1セットから、「やって楽しい、観て楽しい」レッドフェニックスらしい本来の伸び伸びとしたプレーで立ち上がりは上々。イビデンの攻撃をしっかりと防ぎ、平田選手の巧みなトスから多彩な攻撃を繰り広げ、21-11で1セット目を先取。
2セット目は序盤からリードを許してしまうも、じわじわと追い上げ、後半17-17と同点にまで追いつきます。しかし、イビデンのブロックに捕まり、オーバータイムスやネットタッチなどのミスもあり17-21でセットを落とします。
後がない3セット目、開始早々渡邉選手のサービスエースが決まります。流れに乗ったレッドフェニックスは序盤に連続得点で大幅にリードを広げます。中盤、3本のサービスエースも決まり、サーブで崩して中央・サイドと相手を翻弄する攻撃で21-11と2-1で勝利しました。
パナソニック ブルーベルズとマツダX9のカードとなった決勝戦はフルセット2-1でマツダX9が勝利。レギュラーリーグで4位だったマツダが勝ったため、勝負は同チームによる1セットマッチの「ゴールデンセット」へ。10-21でパナソニックが勝利し、第9回 V9チャンプリーグはパナソニックブルーベルズの9年連続優勝で幕を閉じました。