DENSO TEN

活動レポート

2023年7月31日

一敗ながらも予選一位通過でファイナル東京大会へ。

2023年7月15日から18日にかけて「第9回V9チャンプリーグ」レギュラーラウンド2日田大会が開催されました。レギュラーラウンド1を全勝で終え、続く山口大会でも2勝したレッドフェニックス。V9チャンプリーグ初優勝を果たすためにも、日田大会でも全勝を狙います。大会3日目には父兄や応援団のほか、OGが監督を務める高校バレー部の皆さんが駆けつけてくださり、さながらホームゲームのような雰囲気の中での試合となりました。

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第9回 V9チャンプリーグ 日田大会(レギュラーラウンド2)

日程
2023年7月15ー17日
会場
日田市総合体育館(大分県)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●東京女子体育大学
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。レギュラーラウンド1、レギュラーラウンド2、ファイナルトーナメントからなり、過去の戦績により選出された上位7チームによる総当たり戦をレギュラーラウンドとして2回行い、その結果を反映したファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。
今シーズンは、岐阜大会と広島大会をレギュラーラウンド1、前回の山口大会と今回の大分大会をレギュラーラウンド2とし、次回開催予定の東京大会で勝敗が決します。
VS マツダ クロス・ナイン
1日目はマツダ クロス・ナイン(広島県)との対戦。立ち上がりはマツダのブロックポイントからリードを許しますが、真ん中、左右とどこからでも打てる攻撃陣がブロックをかいくぐり、すぐさま同点に追いつきます。そのままじわじわとリードを広げて最後は藤井選手がブロックを交わしてクロスに打ち抜いたボールが決まり21-11で勝ち取ります。2セット目は序盤からストレート、クロス、プッシュと打ち分ける福田選手の活躍でリードを奪うと、そのままライトの吉田選手、中央の兵頭選手の攻撃が決まり点差を広げます。中盤、マツダの力強いスパイクで3点差まで追い上げられますが、吉田選手の上手く力を抜いたストレートが流れを断ち切ります。その後もレッドフェニックスらしい多彩なコンビネーションで点差を広げ、最後は21-14とストレートで勝ちました。
アタッカー(新人)/栗原選手
山口大会の後からケガや不調などもあり、チーム状況はあまり良いとは言えなかったのですが、大会が近づくにつれ、「やって楽しい、みて楽しい」本来のレッドフェニックスらしい明るい雰囲気になってきました。マツダ戦もいいムードで終えられたので、明日からもこのチームなら絶対勝てる!と信じてます。

VS イビデン レグルス
大会2日目、これまで全勝のレッドフェニックスの対戦相手は一敗で2位に付けるイビデン レグルス(岐阜県)。お互いに譲れない一戦です。
1セット目は序盤からシーソーゲームに。両チームともネット際のプレーが上手く、長いラリーが続きます。わずかにリードされた場面で吉田選手のプッシュが流れを変えます。10-10になったところでイビデンがタイムアウトを取りますが、勢いに乗ったレッドフェニックスが逆転。後半は落ち着いた試合運びで兵頭選手と吉田選手にボールを集め、最後は藤井選手がオーバーネットを誘い、21-17でセットを取りました。
続く2セット目も見応えのある長いラリーが続きます。8-8と同点となったところで抜け出したのはレッドフェニックス。森選手のサーブから相手を崩し、連続7得点と一気にダブルスコアに。そしてブロック2枚を抜いた藤井選手のクロスでマッチポイントとし、藤井選手のプッシュで21-12と勝利しました。
アタッカー/兵頭選手
私自身、チーム在籍も長くなってきて、決めなくてはならない場面では絶対に決める存在であることを求められていると感じています。その期待に応えられるよう、練習に取り組んできました。V9チャンプリーグはまだ優勝をしたことがないので、今年こそ取りたいですね。一戦一戦を大切に、優勝目指してがんばりますので、応援よろしくお願いします。

日田大会の勝負メシ!
今回の日田大会での晩ごはんは、サバの煮付けをメインにサラダ、冷奴、お味噌汁のヘルシーな純和食。タンパク質が多くて、鉄分、EPA、DHAも豊富なサバはアスリートの味方です。大会中は緊張感もありますが、食事のときはみんなリラックスして楽しく美味しく。疲れを吹き飛ばして次の日に備えます!

VS 鹿児島銀行 レジオンウィングス
大会3日目、この日はレッドフェニックスOGが監督を務める西日本短期大学附属高等学校のバレー部が応援に駆けつけてくれました。九州出身の選手も多いレッドフェニックス、力強い声援を受けて試合に臨みます。
1試合目の相手は鹿児島銀行 レジオンウィングス。序盤から長いラリーが続きますが、相手のミスもあり、レッドフェニックスが抜け出します。待ち構えていたかのような兵頭選手のブロックポイントで10-6とし、鹿児島銀行がタイムアウト。その後もじわじわと引き離し、最後は吉田選手が決めて21-11で先取します。
2セット目も立ち上がりから拮抗し、中盤までシーソーゲームが続きます。セッター平田選手のツーアタックで11-11の同点とすると、吉田選手のブロックアウトを狙ったスパイク、後村選手からの二段トスで藤井選手が決めて抜け出します。リードをキープしたまま、藤井選手のサーブで崩し、4点連取。最後はきっちりと兵頭選手が決めて、21-15で試合終了。全勝のまま、最終戦を迎えます。

VS パナソニック ブルーベルズ
レギュラーラウンド2も最終戦の対戦相手はライバル・パナソニック ブルーベルズ。1セット目、立ち上がりから藤井選手を積極的に起用し6-4としますが、パナソニックのブロックに阻まれて同点に追いつかれます。その後、手に汗を握る長いラリーで一進一退のゲームが続きますが、先に抜け出したのはパナソニック。点差が広がる前にタイムアウト、メンバーチェンジを行うも流れは変えられず、相手の粘り強いレシーブと高い打点が止められません。21-16で1セット目を落とします。
後がない2セット目、ミスのない相手に対し、なかなか思うように自分たちのバレーができないレッドフェニックス。攻め急いだボールがブロックに阻まれ、6-13と大量リードを許してしまいます。追いつこうと奮闘するも最後まで流れを変えることができず、11-21で2-0で敗れました。
藤本監督
大会前には選手のケガや不調が続き、あまりいい調子とは言えませんでしたが、大会始まってからは勝てるラインまでは上がってきていたと思います。今日は鹿児島銀行戦の2セット目から調子が崩れ始め、最終戦まで本調子を取り戻せませんでした。とはいえ、今日のパナソニックさんはミスもなく、全てにおいて自分たちを上回るプレーだったと思います。V9チャンプリーグは始まって以来、まだ一度も優勝できていない大会なので、今考えうることを全部出しきってファイナルトーナメントに挑みたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。

いよいよ頂点が決まる、東京大会ファイナルトーナメント
日田大会の最終戦は負けましたが、レギュラーラウンド全試合の戦績によりレッドフェニックスはリーグ戦を1位通過。2位パナソニック ブルーベルズ、3位イビデン レグルス、4位マツダ クロス・ナインとなり、次回の東京大会ファイナルトーナメントで優勝が決まります。日田大会での結果を糧に、レッドフェニックスは日本一を目指して挑みます。ぜひ、熱い応援のほど、よろしくお願いします!

V9チャンプリーグ ファイナルトーナメント
8月5-6日 東京大会(東京女子体育大学 体育館)