DENSO TEN

活動レポート

2023年6月30日

全試合ストレート快勝でレギュラーラウンド1全勝!

2023年6月16日から18日にかけて、「第9回V9チャンプリーグ」レギュラーラウンド1広島大会が開催されました。前回の大垣大会に引き続き、レッドフェニックスはラウンド1全勝を目指して臨みます。今シーズンから竹口元監督がGM、藤本元コーチが監督となって、新体制となったレッドフェニックス。また、有観客となった今大会は各チームの応援も駆けつけ、賑やかな大会となりました。

第9回 V9チャンプリーグ 広島大会(レギュラーラウンド1)

日程
2023年6月16ー18日
会場
猫田記念体育館(広島県)
参加チーム
●デンソーテン レッドフェニックス
●パナソニック ブルーベルズ
●マツダ クロス・ナイン
●イビデン レグルス
●鹿児島銀行 レジオンウィングス
●パナソニック津 アドバンス
●東京女子体育大学
V9チャンプリーグとは
V9チャンプリーグは、9人制バレーボールの実業団大会である「櫻田記念」と9人制バレーボールのトップチームが競う「トップリーグ」を融合した大会です。レギュラーラウンド1、レギュラーラウンド2、ファイナルトーナメントからなり、過去の戦績により選出された上位7チームによる総当たり戦をレギュラーラウンドとして2回行い、その結果を反映したファイナルトーナメントで優勝を賭けて戦います。今シーズンは、前回の岐阜大会と今回の広島大会をレギュラーラウンド1、次回の山口大会と大分大会をレギュラーラウンド2とし、ファイナルトーナメントは東京で開催予定です。
VS マツダ クロス・ナイン
1日目はホームゲームで気合の入るマツダ クロス・ナイン(広島県)との対戦。立ち上がりから見応えのあるラリーが続きますが、セッター平田選手の巧みなトス回しから多彩なコンビネーションで終始リードを奪い、1セット目を21-14で勝ち取ります。続く2セット目はマツダの高さに苦戦し、わずかにリードするも追いすがるマツダをなかなか引き離すことができません。長いラリーが続き、手に汗握る見応えのあるプレーが続きます。19-19と並ばれ、その後もデュースになるも、最後は焦ることなく渡辺選手のスパイクと西村選手のブロックで連続ポイントを決め、22-20とストレートで勝ちました。

キャプテン/佐々木選手
今年から新体制になって、これまでのチームの持ち味に加えて個々の良さを伸ばす練習をしてきたのが、1セット目にいいかたちで表れたと思います。2セット目はもつれてしまいましたが、ここを勝ち切れたのは大きい。この調子で明日からも全勝したいと思います。

VS イビデン レグルス
2日目は土曜日ということもあり、この日から広島の小学生たちがエスコートキッズとして参加し、会場も賑やかな雰囲気に。対戦相手はイビデン レグルス(岐阜県)、お互いにここまで全勝を続けているので気が抜けません。
1セット目、いきなり森選手のサービスエースが決まり、その後もサーブで崩して藤井選手、本田選手がしっかりと決めて連続得点。早い段階でイビデンがタイムアウトを取るも流れは変わらず、その後も攻守ともに光るプレーで21-7でセットを取ります。
2セット目、今度はイビデンのジャンピングサーブに乱されて序盤にリードを許してしまいます。しかし、レッドフェニックス持ち前の粘り強いプレーでじわじわと差を詰めて16-16と同点に追いつきます。最後はネット際の攻防が続くも、20-18で勝利。ストレートでくだし、レッドフェニックスは全勝で最終日を迎えます。

レシーバー/森選手
レシーバーとしてはもっとこうできたのに、という思いもありますが、1セット目はサーブも決まり、いい流れがつくれてよかったです。明日は2試合ありますが、それは相手も同じ。一戦一戦、違う相手としてリセットして、しっかり向き合っていきたいと思います。

広島大会の勝負メシ!
普段はもちろん、大会中のコンディションを万全にするためには良い食事と良い睡眠が必須。大会中の晩ごはんはホテルで食べることが多いです。今大会、用意していただいたメニューはメイン以外はバイキング形式で、それぞれ好きなだけ食べられて元気をチャージできました!

VS 鹿児島銀行 レジオンウィングス
最終日のレッドフェニックス1試合目の対戦相手となる鹿児島銀行 レジオンウィングスは個人技が上手く、ネット際は要注意の相手です。
しかし、好調のレッドフェニックスは1セット目から今大会の新しい武器であるサーブが火を吹きます。また、前衛中央の藤井選手、兵頭選手、渡邉選手、左の本田選手、右の吉田選手と強力なスパイカー陣が揃い、今年はどこからでも点が取れるのも大きな強み。21-8と1セット目を取り、続く2セット目では中盤10-9と追いつかれそうになるも、我慢のプレーでリードを保ち、ネット際の攻防に競り勝って13-9と抜け出します。最後は西村選手のブロックポイントで21-6とし、2-0で勝利しました。
VS パナソニック ブルーベルズ
レギュラーラウンド1、最終戦となるのは宿敵パナソニック ブルーベルズ。往年のライバル同士の戦いということで、会場の雰囲気もより一層熱が上がります。
1セット目、サーブはパナソニックから始まり、ブロック2枚をクロスに抜いた藤井選手の攻撃で1-1とし、今大会何度もサービスエースを決めている森選手のサーブがここでもうなります。5点差とリードしたところでパナソニックがタイムアウトを取りますが、流れは変わらず、中央、左右と多彩な攻撃が次々と決まり、20-11で1セット目を取ります。
続く2セット目、ブロックの吸い込み、ラインぎりぎりに決まったサービスエースなどの不運から4-7とリードを許しますが、藤本監督が早い段階でタイムアウトを取り、流れを断ち切ります。途中交替した西村選手のコーナーを狙ったスパイクで10-10と追いつき、兵頭選手が決めて逆転に成功。ブロックを引き締め、抜けたところをレシーバー陣がしっかりとフォローし、長いラリーを制して引き離します。最後は平田選手のツーアタックで21-14、ストレートで勝利しました。

藤本監督
3日間とも調子は良かったですが、特に今日は全員良かったですね。課題としては2セット目、相手に対応されてからの戦い方が重要になるので、こちらとしてもさらに対応力を身に着けていかないと、この先むずかしくなってくると思います。レギュラーラウンド1の結果は満足していますが、またここでリセットして、さらに精度を上げてレギュラーラウンド2に臨みたいと思います。

V9チャンプリーグ、勝負はレギュラーラウンド2へ。
レッドフェニックスはレギュラーラウンド1を全勝で終えて好発進。今回の結果を受けて、各チームともさらに調整し、ここからはますます激しい戦いが予想されます。レッドフェニックスもさらなる「トランスフォーメーション」を遂げて、全勝を目指してラウンド2に臨みます。ますます進化するレッドフェニックスにご期待ください!

V9チャンプリーグ レギュラーラウンド2
7月1-2日 山口大会(俵田翁記念体育館)
7月15-17日 大分大会(日田市総合体育館)