DENSO TEN

活動レポート

2023年5月6日

第10回 福島県相馬地区での復興支援バレーボール教室を実施

「バレーボールで何か復興のお手伝いができないか。」そんな想いから2012年より福島県にて「復興支援バレーボール教室」を継続的に実施しています。
コロナ禍を超えて、第10回目となる相馬地区でのバレーボール教室は、中学生総勢170名を対象に開催しました。

■主催:相馬地区バレーボール協会

集合写真(男子)

集合写真(女子)

当日の様子を紹介!

会場
南相馬市立鹿島中学校(女子)/真野交流センター(男子・女子)
参加チーム
【午前の部】
鹿島中学(女子):鹿島中学校/磯部中学校/中村第一中学校 約30名
真野交流センター(男子):尚英中学校/中村第一中学校/向陽中学校/磯部中学校/石神中学校/鹿島中学校 約70名
【午後の部】
鹿島中学(女子):向陽中学校/尚英中学校/石神中学校 約40名
真野交流センター(女子):中村第二中学/原町第一中学校/原町第二中学 約40名
練習メニュー
・ウォーミングアップ・パス・レシーブ練習・スパイク・コンビ・サーブ・ゲーム形式

今回で10回目となる相馬地区でのバレーボール教室。2会場に分かれての教室実施ということで、選手は少し緊張気味でした。会場に入るなりボードには、「おかえりなさい!デンソーテンレッドフェニックスのみなさん!!」と歓迎メッセージが書かれていて、温かく迎えてくださいました。
互いの選手紹介では、「私のチャームポイントは透き通る色白な肌です!(イチ選手)」など、関西チームらしく笑いからスタート!最初は静かに聞いていた受講生も一気に笑顔になり、各グループに分かれて練習を始めました。
パス・対人・レシーブ練習を行った後は、スパイクとサーブ練習です。バレーボール経験者には、徐々に段階を上げながら。初心者には、フォームからボールタッチのタイミングを教えます。「今までできなかったことが、今日初めてできました!」「練習で取り入れたいです!」など、前向きな感動が多く、互いにバレーボールの楽しさを再認識することができ、内容の濃い時間となりました。
試合会場では、それぞれライバルになりますが切磋琢磨しながら頑張って下さい!
また相馬地区は、先生方が熱意に溢れているのが特徴で、受講生と一緒になってバレーボールを学んでくださいます。沢山のおもてなしと熱いパワーをありがとうございました!

森 友美(ラン)のコメント
相馬地区バレーボール教室は、私自身3回目の参加となりました。
体育館入った瞬間から出迎え頂き、心暖かい相馬地区に来られて嬉しかったです。
子どもたちは1人ひとり苦手なところを克服しようと一生懸命取り組んでいて、熱量のある先生方は変わりなく、元気を頂きました!
ゲームでは練習したことが目に見えて嬉しかったです。「自分も頑張らないと!」と改めて思いましたので、互いに良い報告ができるように頑張りましょう!
来年もお会いできる日を楽しみにしています!
野上 里奈(リナ)のコメント
今回、10回目となる復興支援のバレー教室でしたが、私たちにとっても、充実した1日になりました。私は真野交流センターで男子中学生(午前)、午後女子中学生(午後)を担当させて頂きましたが、みんな積極的でたくさん質問をしてきてくれました。その姿勢からか、アドバイスした事を素直に取り入れ、吸収力が早かったです。私も一緒にやっていてとても楽しかったです!まだまだ成長途中だと思うので、今回の経験を活かしつつ、沢山のことを取り入れていってもらえると嬉しいです。応援しています!
また来年会えることを楽しみに、私も頑張りたいと思います!