DENSO TEN

活動レポート

2020年2月2日

知的障がい者 バレーボール教室

今回は兵庫県立高等特別支援学校、兵庫県立姫路特別支援学校、スペシャルオリンピックス(※)京都 バレーボール競技の皆さんをデンソーテン体育館にお迎えしてバレーボール教室を行いました。
(※スペシャルオリンピックス:知的発達障がいのある人の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織)
当日は20名ほど集まり、受講いただいた方の中には毎年8月に開催されている「障がい者バレーボールミーティング」で面識がある方もいて、すぐに打ち解けて楽しむことができました。

当日の様子を紹介!

体育館に来るなり大きな声で「おはようございます!」とあいさつをしてくれました。早速教室がスタートしましたが、最初はやはり緊張した面持ち。そういう時は選手から寄り添い、同じ目線になって積極的にコミュケーションを図ります。序々に笑顔も見られるようになり、どんどん素を見せてくれました。みんな人懐っこくて、選手のところに駆け寄り「どうしてやるの?」「これ教えて!」と疑問に思ったことはすぐに質問してくれました。どんな練習にも一生懸命で、素直にアドバイスを聞いてくれました。最後のゲーム形式では、選手と混合でコートに入り、ボルテージは最高潮に。1点取る度に大喜びしてコートの中に笑顔が溢れます。教室が終わり「楽しかった人?」と尋ねると全員が「はい!」と手を挙げてくれたので、私たちもひと安心。最後に先生から「一緒に片付けをお手伝いさせていただいてもよろしいですか?」とあったので、みんなでネットを片付けたり、モップを掛けたり、後片付けも学んで帰られました。バレーボールを通じて皆さんのお役に立ててよかったです。

兵庫県立高等特別支援学校女子バレー部 小笠原先生からのコメント
本日は、大変貴重な機会をいただきましてありがとうございました。1日があっという間で、充実した時間を過ごさせていただきました。うちの選手にとって、今日のバレーボール教室は本当に心に残ったようで、今日教えてもらった選手のようになるのが目標ですと言う子、レシーブの構えの姿勢について教えてもらったことを具体的に言葉にして、次の練習につなげようとする子、どんな時も声を出し続けている選手の皆さんに感動したという子、普段はなかなか見せないような活き活きした顔でバレーをする子など、選手1人ひとりにとって本当に素晴らしい機会になり、レッドフェニックスの皆様には、感謝してもしきれません。本当に本当に、ありがとうございました。選手・スタッフ一同、重ねてお礼申し上げます。
渡邊選手(マコ)のコメント
たくさんの方と触れ合うことができとても楽しい時間でした。一緒に練習していく中で、学んだことをひとつずつ 思い出して実践してくれたり、昼の休憩時間には学んだことをノートに書いたりと、みんなとても純粋で一生懸命でした。ゲームの中では一点取るごとの喜び方が全力で、一緒にやっていてとても元気をもらいました! また機会があれば来て下さい。ありがとうございました(*^^)v
私自身もバレーボール教室を通じてたくさん学ぶことがあります。来てくださった方全員が楽しかったと言ってもらえるようなバレーボール教室に出来るよう、これからも頑張ります!