2012年9月22-23日
「全国実業団バレーボール指導者研修会」にモデルチームで参加! 〜竹口監督が講演を実施〜
9月22日、23日に岡山県倉敷市にある旭化成ケミカルズ株式会社大高研修所/体育館で行われた『全国実業団バレーボール指導者研修会(9人制)』にモデルチームとして参加しました。なんと!この研修会で竹口監督がバレーボール指導者を目指す方に講義を行いました。また、岡山県からチームを強化したいと要請があり、選手も実技指導に当たりました。
■実施日:
指導者研修会 9月22日(土)13:00~17:30/23日(日)9:00~13:00
チーム強化講習会 9月22日(土)13:00~17:30/23日(日)13:00~17:30
■場所:旭化成ケミカルズ株式会社大高研修所/体育館(岡山県倉敷市東富井1063)
■主催:日本実業団連盟
■主管:日本実業団連盟 強化指導普及部/岡山県社会人連盟
■参加者:111名(受講生43名/岡山県クラブチーム68名)
- 9/22(土)研修会プログラム[第1日目]
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13:00~ 開講式
13:10~ 9人制バレー振興策(講師:浅草和敏)
13:40~ 開催地実行委員会報告(指導者の悩み)
14:00~ トレーニング論(講師:安樂和久)
15:20~ (1)新しい9人制バレーボール紹介 (2)フォーメーション(講師:竹口和三)
17:10~ 質疑応答
17:30 1日目終了
『全国実業団9人制バレーボール指導者研修会』とは日本体育協会公認スポーツ指導者制度に基づきバレーボールの指導者を目指す監督やコーチが集まる研修会です。「何度も日本一になっている富士通テンさんのプレーを受講生の前で披露して頂き、監督さんの指導方法などをぜひ研修会で講義してほしい!併せて、岡山県のチームを強化したいので、皆さんに選手の実技指導をお願いしたい!」と岡山県社会人連盟様よりオファーをいただきました。
1日目、竹口監督はバレーボールの戦術的な話と指導者としての心構えについて講義されました。
(1)新しい9人制バレーボール紹介の中で、「リバウンドは繰り返し攻撃を継続すること」「ネットプレーは間をつくること」を伝えていました。受講生の方は、なるほどと頷いていたのが印象的でした。
(2)フォーメーションでは、「基本形に相手の動きやボールの上がった場所などを加味することが重要である」また、サーブレシーブフォーメーションでは、「相手サーブの分析によって少しポジションを変えていけば対応は可能になる」と竹口監督が話していると、そこまでやっているのかぁと受講生は感心していました。
その中で「わからないことがあれば、人に聞くより、まずは自分で調べてみる」という話がありました。自ら考え行動を起こしたほうが成功か失敗かがより判断しやすいからだそうです。真剣に講義する一方で、ユニークな話や動画を見てもらう場面を交えながら終始リラックスした雰囲気の中で行われました。
- 9/23(日)研修会プログラム[第2日目]
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9:00~ トレーニング実技(講師:安樂和久)
・体幹トレーニング
・パワートレーニング
・方向変換トレーニング etc.
10:30~ バレーボールの実技(講師:竹口和三)
・新ボールのサーブレシーブ
・レシーブ指導方法
・リバウンド
12:20~ トレーニング成果報告
12:30~ 閉講式
2日目は実技向上がテーマで、竹口監督は受講生の方に、練習での指導方法のポイントを説明しました。受講生の方は納得した様子で、球だしの練習を勉強されていました。
私たちは参加されたクラブチームの方々に、デモ実技を行いながら指導を行いました。「選手の皆さんは簡単にやっているように見えるんですけどね。実際、自分がやってみると非常に難しいんです・・・」という声もあり、「どうしたら出来ますか?」「これで良いですか?」など積極的に疑問や質問も飛び交い、有意義な研修会になりました。