DENSO TEN

活動レポート

2012年7月22日

日本実業団バレーボール連盟主催「ふれあいバレーボール教室」— 東日本大震災復興支援事業 —

このバレーボール教室は、東日本大震災復興支援事業として開催されました全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会終了後、大会に出場した7チームが合同で行いました。福島県の小学生、高校生約100人を対象に楽しいひとときを過ごしました。

参加チーム
・柱沢スポーツ少年団(小学生)
・岡山スポーツ少年団(小学生)
・国見ダイヤモンズ(小学生)
・相馬東高等学校
・原町高等学校
・福島明成高等学校
計 約100名

 会場のあづま総合体育館は、半年前まで被災地の方の避難所になっていました。大会参加チームそれぞれが抱いていた、「被災地の皆さんに元気を出していただけるような時間を提供したい」という思いがひとつになり、この教室を実現することができました。

 7つものチームが合同でバレーボール教室を開催することは初めてで、試合ではライバル同士の選手が協力して、指導内容を考えたり実際に指導にあたる事は、選手間の交流を図る貴重な機会にもなりました。

当日の様子を紹介!

講師役/実業団チーム紹介
パナソニックエナジー、山梨中央銀行、群馬銀行、パイオニア、マツダ、 イビデン、富士通テン

参加者全員でパイオニアの選手が考案した「キューティーハニー」の音楽に合わせたダンスによるウォーミングアップで、子どもたちの表情も緩みます。

ウォーミングアップ終了後、小学生と高校生に分かれました。富士通テンは、群馬銀行、山梨中央銀行の選手とともに、柱沢スポーツ少年団、岡山スポーツ少年団、国見ダイヤモンズスポーツ少年団の小学生3チームを指導にあたりました。

基本のパス練習から始まり、レシーブとスパイクの練習を行いました。実業団チーム3選手の迫力あるスパイク実演に、間近で見る子どもたちは圧倒された様子です。

最後は小学生の子どもたちと記念撮影。

今回のバレーボール教室は、私たち富士通テンが阪神大震災で頂いた多大なるご支援への感謝の思いを今一度噛み締めながら、そして1人でも多くの福島の皆さんに笑顔になってもらえるように、これまでのバレーボール教室で蓄積してきたノウハウを生かしつつ、微力ながらも一生懸命指導させて頂きました。短い時間でしたが、楽しい時間をありがとうございました。

山本選手(タク)のコメント
小学生はバレーを楽しむことがいちばん大切なので、最後まで笑顔で楽しく過ごすことを意識しました。他のチームと一緒にバレーボール教室をする機会はあまりなくて、それぞれの教え方が違うので勉強になりました。まだまだ復興には時間が掛かると思いますが、みんなの元気があれば、きっと大丈夫!これからもがんばってください!
高野さくらちゃん [柱沢スポーツ少年団 主将 ]
パスの練習はとても勉強になり、とても楽しかったです。試合をしている姿も格好良かったです! お姉さんたちのように、バレーボールを上手になりたいと思いました! 今日はありがとうございました。

ふれあいバレーボール教室の動画はこちら