DENSO TEN

活動レポート

2011年5月21日

龍野北高校女子バレーボール部の皆さんを迎えて「バレーボール教室」を開催しました。

 監督と選手が指導役となって小学生から高校生、さらにママさんと各地で行っているバレーボール教室。今回は兵庫県立龍野北高校女子バレーボール部の皆さんを富士通テン体育館に迎えてバレーボール教室を開催しました。
 朝9時より1年生から3年生まで合わせて22名のバレー部員が来てくれました。「一番背の高い生徒でも163㎝と他のチームに比べ大変小柄なチームなので、絶対ボールを落とさない為にも、つなぎの重要性や声を出すことの大切さを教えて下さい」と顧問の澤井先生から要望がありました。

 基本のパスやレシーブの技術は、私たちも何も言うことがないぐらい上手です。しかし、あまり元気がありません。重石選手が大きな声で「集合!」と全員集めて円陣になり、「もっと、元気出していきましょう!」とみんなを1つにしてくれました。声を出すと気分も高まってくるので、体も動きやすくなります。一気に雰囲気も盛り上がり、自然と声も出るようになってきました。

 一通りの練習が終わり、最後は総合練習を行いました。選手が相手コートに入り、ゲーム形式で対戦。戦術的なところを竹口監督が自らアドバイスする場面もありました。竹口監督が「相手が強い時に自分達にできることは何か?」と質問した時に、キャプテンの猪多さんが「チームで声を掛け合い、相手より元気を出すことです!」と大きな声で答えると、これが周りの生徒達の刺激になったのか、より一層チームもまとまり、ボールもつながるようになってきました。私たちのアドバイスも真剣に聞き入れ、全員で拾って繋ぐバレーをしている姿がとても印象的でした。

 練習後に感想を聞くと「もっと次の人のことを考えてプレーしたいと思いました」「とても楽しかったです!」と笑顔で答えてくれました。相手のことを思いやる気持ちを忘れず、これからも頑張って下さいね!今日は半日、お疲れさまでした。また機会があればいつでも来て下さいね!