DENSO TEN

活動レポート

2011年3月6日

西代中学校、長田中学校バレーボール部の皆さんを対象に「バレーボール教室」を開催しました。

 バレーボールを通じて地域社会に貢献したいという思いのもと、富士通テンの地元地域、西代中学校と長田中学校バレー部の皆さんを対象に合同でバレーボール教室を開催しました。今回は出張バレー教室ということで、長田区にある西代中学校へ伺いました。

 当日の朝、私たちが到着すると、バレー教室が始まる前に体育館の掃除をしていました。身の回りをきれいにすることは、気分もスッキリするし、気持ちが良かったです。「こんにちは」と挨拶をしてくれましたが、「おはようございます」と竹口監督が返すと、「あっ、おはようございます」と照れくさそうに言い直している姿が可愛いらしく印象的でした。

 2チーム合わせて約20名が集まり、選手が1人ずつ自己紹介をして9時からスタート。「今日は元気出して頑張りましょう!」と言うも「よろしくお願いします」とやや声は小さめ。恒例のウォーミングアップが始まり、コミュニケーションを取りながら体をほぐすと序々に表情も明るくなってきました。早速、基本練習のパス、レシーブが始まりました。西代中学校、顧問の十川先生からは「基本的なプレーを教えて頂きたいです。日頃から指導しているのですが、また違った角度から教えてもらうと生徒も受け入れやすいかと思います」とお話されていたので、マンツーマンでじっくり細かく指導しました。必死でバレーボールを学ぼうとしている反面、声を出すことを忘れがちになるので、時に選手が「元気出していきましょう!」と言うと、雰囲気が良くなっていき、活気があふれてきました。

 レシーブ練習も終わり、次はスパイク練習へ。スパイカー陣が見本を見せると「うわーすごい!」と驚きを隠せない様子。スパイクもまずは基本の助走からスイングまでゆっくり時間をかけて指導しました。何度もチャレンジして段々とコツを掴んできたのか、上手に打ち分け、できたことを素直に喜んでいる表情は輝いていました。「普段の練習では、こんな表情を見せないんですよ。今日はみんなの顔がイキイキしてます」と長田中学校、顧問の東郷先生。こういったお言葉をいただいて、私たちも嬉しいです。

 生徒さんからも「わかりやすかったし、楽しかった」とコメントをもらい、私たちも楽しいバレー教室になりました。またバレーボールを通じて、地元中学生と触れ合えることができ、つながりを持てたことは非常に光栄です。西代中学校、長田中学校の皆さん、半日お疲れ様でした!