DENSO TEN

活動レポート

2010年12月18日

向陽高校女子バレーボール部の皆さんを迎えて「バレーボール教室」を開催しました。

 今回のバレーボール教室は京都府立向陽高等学校女子バレーボール部の皆さんを富士通テン体育館にお迎えして行いました。 向陽高校バレー部の監督さんは、私たちと同じ9人制で活動している群馬銀行の元バレーボール選手。強豪チームで活躍していた監督さんが指導するだけあって、1人1人のバレーボール技術も高く、礼儀正しい生徒さんばかりで私たちの士気も上がります。

 まずは恒例のウォーミングアップから。寒いなかでの練習ということもあり、たっぷりとウォーミングアップに時間をかけます。挨拶を交わしたときにはまだ緊張気味だった生徒さんたちも次第に硬さが抜け、パス練習の頃になるとしっかり声出しができるように。
 今回のバレー教室ではオーバーハンドでのレシーブ練習を入念にして欲しいということで、細かい指導を入れながらの対人レシーブ練習を行いました。その後のアタック練習ではスパイクの入る位置やクイックでの手の振り方など、竹口監督がコツを伝授すると、そのたびに熱心に聞き入る姿が印象的でした。また、向陽高校では普段から練習ノートを作って、一人ひとり一日の成果をノートにまとめるようにしているそうで、この日も私たちから聞いたことを休憩中に一生懸命書き留めている姿に思わず感動しました。
 最後は向陽高校バレー部VS富士通テン女子バレー部によるゲームを行いました。ゲーム中には気になるポイントがあるとタイムを取って竹口監督が生徒さんにアドバイスする場面も。京都でベスト16とのことでしたが、セッターからのコンビプレーが上手で、レシーブにもっと厚みが出ればベスト4も夢ではないと思います。
 「普段、同じことを指導しているつもりでも、他の監督さんから指導されるとまた違った気持ちで聞くことができますし、日本一のチームがどういう雰囲気で普段練習しているかということを子どもたちに知って欲しかった」と話す山本監督、今日の練習で少しでも良い刺激になれば私たちもとても嬉しいです。
 練習後には積極的に質問に来る生徒さんが多く、バレーボールにかける熱意を感じて楽しい一日になりました。「富士通テンの皆さんのようなプレーができるようになりたい」「今日はとても勉強になり、とても楽しかったです」というみんなの声が一番の励みになりました。

 向陽高校女子バレー部の皆さん、今日は朝早くから神戸にきてくれてありがとう!これからも練習を頑張って、さらに上を目指してくださいね!