Interview.03
社員インタビュー
300名規模の
プロジェクトで
次世代車に搭載される
製品開発に携わる
舟橋 和毅

K.I.

CI事業本部 ソフト基盤開発部
工学部 電子工学科 / 2004年入社

CAREER SO FAR

大学で学んだ情報処理の知識を活かし、前職では半導体開発メーカーで7年間、DVD機器などに搭載されるDSPのソフトウェア開発に従事。製品開発において、最初から最後まで、パーツではなく全体に関わることができる環境を求めて、2004年にデンソーテン(当時 富士通テン)へ。

INTERVIEW.01

現在の仕事内容を教えてください

2004年の入社以降、DVDデッキのソフトウェア開発、MAV(Multi Angle Vision)のソフトウェア開発に携わった他、次世代車に搭載するカーナビやディスプレイオーディオなどのマルチメディア機器のソフトウェアの開発という手応えある仕事を担当しました。これらの仕事では、要件定義や設計といった上流工程から関わることができたのは嬉しいことでしたね。
今は、OEM向けの車載マルチメディア機器の開発においてサブプロジェクトマネージャーを任されています。当社が担当するソフトウェア開発全体の取りまとめ役として、社内の5つの部署とパートナー企業を含め、300名近いメンバーと共に開発に注力しています。最近の車載マルチメディア機器は、多機能化、高機能化が進み、その機能を実現するためにも、グループを跨いだ連携も大事になります。より良い機能の実現・実装に取り組む今の仕事は、やりがいも大きいです。

INTERVIEW.02

デンソーテンを選んだ理由を
教えてください

前職では、部分的な開発に携わることが大半で、自分が製品をつくっている実感が持てませんでした。7年間働き、30歳を前にして湧き上がってきたのは「企画や仕様設計、初期から開発に関わり、最終的なリリースまで一気通貫できる仕事に携わりたい」という思いです。そうした中、当社で働いていた知人から誘いを受けたのがきっかけとなり、面接を受け入社を決意しました。
入社後は、ソフトウェア開発業務以外に他部署との調整業務も多いことに当初は戸惑いましたが、徐々に慣れ、様々な部署と関わりながら、自分たちで製品をつくり上げていく手応えを実感。まさに望んでいた「この製品は、私たちが手がけた」と言える環境がココにはありました。また、知人から聞いていた、意見や要望が言いやすく、チャレンジできる風通しの良さも感じられ、入社して良かったと改めて思いましたね。

INTERVIEW.03

転職して変わったことはありますか?

前職のようなプログラミングメインではなく、当社では要求分析、システム設計など、上流プロセスに関われるようになりました。お客様や他部署、グループ会社との交渉・調整など、業務は増えましたが全体を俯瞰しながら仕事を進められる今の仕事に、やりがいや醍醐味を感じています。
昨今、開発が大規模化する中で、海外企業に委託するオフショア開発も増え、業務がグローバル化していることも、当社だからできる経験だと実感しています。キャリアとしては、40名ほどのメンバーをまとめる室長を任され、人を動かす、人を育てるなど、マネジメント経験を積めていることに成長を実感しています。
プライベートでは、転職を機に会社の近くに住居を構え、私生活も充実しています。神戸は程よく自然があり、買い物に行くにも便利。何より、趣味の釣りをするのには最適な場所なんです。ほんと、最高ですね。

INTERVIEW.04

今後どんなことに
挑戦していきたいですか?

私たちが手掛ける車載製品は、自動運転の普及や安心・安全、快適性向上を求めるニーズを背景に、今後もさらに進化していくことは確実です。こうした状況を踏まえ、私が目指すのは、世界初の機能や他社にない高品質でお客様に喜んでもらえる製品を生み出すこと。加えて、製品開発を主導するプロジェクトマネージャーになることです。その上で、今後自動車業界をはじめ、モノづくり業界で主流となる「ソフトウェアファースト」の視点を鑑み、ソフトウェア開発部門が製品開発を主導できる体制・仕組みの構築に貢献できたらと考えています。
私自身も、技術トレンドの変化や全く予想もしていなかった新技術の登場、顧客ニーズの急速な変化など、アンテナを張り続けています。また常に学ぶ姿勢を大切に、製品開発をはじめ技術者育成、組織や体制構築に取り組んでいきたいと思います。

求職者へメッセージ

働きやすい環境で、自分の想いをモノづくりにぶつけることができる。
これが当社で働く魅力といえます。コロナ禍もありますが、スピーディにテレワーク化を進めるなど、
柔軟に変化・対応する姿勢もありますから、安心して長く働きたい人には、最適な環境ではないでしょうか。
新しい技術や開発手法を取り入れることも、上司が受け入れてくれるので、
「こんなモノづくりがしたい!」という想いを持っている人なら、当社で多くのことを実現できますよ。

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