富士通テン社内にあるスタジオf(フォルテ)でレコーディングされたCDを紹介しています。
リリース日/
2008年11月
北荘桂子
Vocal/北荘桂子、Piano/竹下清志、Guitar/道祖淳平、Bass/小笹了水、Drum/加納樹麻
10代の頃、姉の影響でアメリカンPOPSに目覚め、大学在学中にJAZZボーカルを志す。大学を卒業後は、神戸、大阪のJAZZ・BARやライブハウスに数多く出演、関西JAZZシーンのミュージシャンとの交流を深める。このCDは北荘桂子の2ndアルバムで1stアルバム同様に竹下清志が、アレンジとピアノ演奏を担当している。その他のミュージシャンは、小笹了水(B)、加納樹麻(Dr)道祖淳平(Gt)が参加したアルバムです。1stアルバムもJAZZにアメリカンロックが融合した軽快なサウンドでしたが2ndアルバムは、加納樹麻(Dr)と道祖淳平(Gt)が、よりロックテイストを繰り出している。スタート「Two Trains」からロックンロールが繰りだす。小笹のエレキベースが心地よいリズムを刻み、樹麻のドラムと絡み合う様は聞いてるリスナーが自然に足でリズムを踏みたくなる。道祖の歪をきかしたギターサウンドがよりロックに仕上がっている。その他では9曲目「上を向いて歩こう」が、竹下のアレンジでブルースチックな新しいサウンドとして生まれ変わり、北荘桂子の シルキーボイスとのコラボで癒しサウンドが楽しめるアルバムである。
リリース日/
2008年8月
Daisuke Naito Quartet
Saxophone/内藤大輔、Piano/生田さち子、Bass/時安吉宏、Drums/清水勇博
内藤大輔(SAX)は、14歳(中学2年)でサックスを始める。1996年大阪音大JAZZ科で土岐英史氏に卒業後は前田昌宏氏に師事。京都を拠点に関西のライブハウスで活躍する若手サックスプレーヤです。録音は、今関西で一番売れっ子の女性ピアニスト「生田幸子」と、熱いサウンドを繰りだすベース「時安吉宏」若手NO.1の実力派ドラマー「清水勇博」を従え内藤大輔のサックスが作り出すニューウェーブJAZZとなっている。収録曲は全曲オリジナルナンバーで内藤が7曲、清水が一曲、時安が1曲提供している。全曲オリジナルナンバーのため聞きなれたフレーズがないためか?どの曲も新鮮に聞こえる。曲想は若々しい4ビートからハードバップなサウンド、8曲目「心:ひかり」は13分に及ぶ美しいメロディーがクラシカルサウンドを思わせる。ラストの2:HIGH(With high voice)は楽器演奏の裏で時安の祈りともとれない語りが脳裏に焼きつく!
リリース日/
2008年8月
大友孝彰
Piano/大友孝彰、Bass/波戸就明、Drums/清水勇博
現役大学生のJAZZピアニスト大友孝彰のミニアルバムです。若干17歳で北野タダオ氏に師事、2007年「第一回ネクストジャズコンペティション」でグランプリを受賞。関西を中心に自己バンドや多くのミュージシャンとのセッションで活躍する若手注目株NO.1のピアニストです。このCD録音に集められたメンバーは、関西若手の実力派揃いの面々です。この時の録音は、一発録りレコーディングの緊張感と波戸(B)清水(Dr)が繰り出す勢いあるリズムセッションの音を、包み込むようなナチュラルな大友(Pf)のピアノがベストサウンドを作り出しています。「ワルツ・フォー・デビー」を除いて5曲は大友のオリジナルナンバーを収録しているが、どの楽曲も作曲能力の高さがわかる。夜の晩酌のBGMとしてドライブのBGMとして邪魔をしないベストサウンドです。
リリース日/
2008年7月
Simone
Vocal/Simone、Piano/太田和麻、Bass/中島教秀、Drums/Larry Marshall
大阪のJAZZ・BARを拠点に活動するボーカリストSimoneの1stアルバムをベーシストで参加している中島教秀がプロデュースしたCDである。他の参加ミュージシャンは太田和麻(Pf),ラリー・マーシャル(Dr)がシモーネの歌をサポートしている。収録曲はJAZZスタンダードからビートルズナンバー、コアなポップスまで幅広い選曲でありシモーネの歌世界が楽しめるアルバムに仕上がっている。
リリース日/
2008年5月
Leader/Trombone 谷口知巳、Trumpet/藤井美智、Lead Trumpet/小瀬晃弘、Trumpet/ユンファソン、Trumpet/西川順子、Lead Trombone/石川洋輔、Lead Trombone/吉岡明美、Trombone/清水百合子、Bass Trombone/菅山光城、Alto,Soprano Saxophone,Flute/浅井良将、Alto Saxophone/中嶋桂子、Tenor,Soprano Saxophone/井上弘道、Tenor Saxophone/篠崎雅史、Baritone Saxophone/高居由香、Piano/角田浩、Bass/大森好浩、Drums/斎藤洋平
リーダでトロンボーン奏者の谷口知己は、愛知学院大からバークリー音大を経て神戸、大阪、名古屋を中心にライブ活動をしている。自己のバンド(コンボ)をはじめ中部地区で活動するC,U,Gジャズ・オーケストラにも所属し演奏以外にオリジナル曲も提供している。このCDは、京都を拠点に活動しているアマチュアとプロが参加するジャズ・オーケストラのアルバムです。メンバー17名が奏でるアンサンブルは、ビッグバンドならではのスケールとパンチが効いた曲や優しいハーモニーとソロ演奏の絶妙なタッチの曲がが楽しめます。1曲目Takin’Off By 4から7曲目The Unknown Roadまで全7曲が心地よい時間を過ごせます。
リリース日/
2008年4月
椿田 薫
Alto saxophone/椿田薫、Tenor saxophone/浜崎航、Piano/後藤浩二、Bass/島田剛、Drums/黒田和良
椿田 薫(A・SAX)は、高校時代にブラバンでサックスを始める。 大学時代のジャズ研究会で、ジャズに出会い20歳でデビューする。その後、池田芳夫氏(B)大坂昌彦(D)等との共演により多大な影響を受ける。現在は名古屋を拠点にC,U,Gジャズオーケストラや自己のクインテットでライブ活動している。 このアルバムは椿田薫の二枚目のリーダーアルバムである。参加メンバーは、T・SAX浜崎航をはじめ後藤浩二(Pf)島田剛(B)黒田和良(Dr)の強力なトリオがサポートする。楽曲は6曲目デュークエリントンナンバー以外は椿田のオリジナル曲が収録されている。後藤浩二トリオが繰りだすスリリングな演奏に浜崎、椿田のフロント2ホーンの作り出すハーモニーが溶け込んだすばらしい作品である。