EP001 オンラインマニュアル

用語説明

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より楽しく有効に利用していただくために、次に出てくる用語の説明をご一読ください。

  • GPS(Global Positioning System)

GPSは、高度約21000kmの軌道上を周回する通常4個以上、場合により3個のGPS衛星から地上に放射される電波を受信して、現在の位置(緯度、経度、高度)を知ることができるシステムです。

この衛星は、主として軍事利用のために米国国防総省によって打ち上げられ管理されていますが、民間の使用も解放されています。本機では、GPSの情報や各種センサー、道路地図データなどを利用してナビゲーションを行っています。

  • 自立航法

車速センサー、振動式ジャイロセンサー、加速度センサーからのデータによって自車走行軌跡を求め、現在地を表示する技術です。トンネルや高架下道路などでも自車の現在地を表示できます。

  • 広域地図、詳細地図

広域地図とは範囲の大きな地図で、詳細地図とは範囲の小さな地図のことです。地図の縮尺は1/640万、1/320万、1/160万、1/80万、1/40万、1/20万、1/10万、1/5万、1/25000、1/12500、1/6250、1/3125、1/1562 です。

  • 測位

3個以上のGPS衛星からの電波を受信して、自車の現在地を測定することです。

  • 2次元測位と3次元測位

GPSは3点測量の原理にしたがって位置を計算しています。

1個の衛星から電波を受信するとその衛星との距離がわかり、3個の衛星から受信すると現在地が測位できます。

しかし、実際にはGPS衛星およびナビユニットに誤差があるので、3個のGPS衛星からの電波しか受信できないときには、緯度と経度の2次元で測位しています。この場合は精度が低くなります。

また、4個以上のGPS衛星からの電波を受信したときは、緯度、経度、高度の3次元で測位しています。3次元測位は2次元測位より精度が上がり、現在地の表示の誤差も少なくなります。

  • 振動式ジャイロセンサー

走行中に右や左にどれだけ曲がったかを電気的に検出するセンサーです。

本機の自立航法では、このセンサーが非常に重要な役割を果たしています。

  • ワンセグ放送

ワンセグ放送とは、1セグメントを使用した携帯端末向けの放送のことです。1セグメントのみ使用するため解像度は低いですが、視聴可能な範囲が広いのが特長です。

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