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summary試合概要

第34回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会

日程
2019年12月20-22日
会場
高崎市浜川体育館(群馬県)
参加チーム
  • パナソニック ブルーベルズ
  • デンソーテン レッドフェニックス
  • イビデン レグルス
  • マツダ クロス・ナイン
  • 日田検診 ホワイトドルフィン
  • 東京東信用金庫 ブルーラビッツ
  • サンデン ブルーエコアーズ
  • 鹿児島銀行 レジオンウィングス
  • パナソニック津 アドバンス
  • 松本市役所
  • HK.Powers
決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-19
21-2
-
0 イビデン
レグルス
準決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-15
21-13
-
0 マツダ
クロス・ナイン
準々決勝
デンソーテン
レッドフェニックス
2 21-9
21-15
-
0 パナソニック津
アドバンス

reportレポート

全日本総合に続いて掴んだ日本一の座、9年ぶりに2冠を達成!

 12月20日から3日間、高崎市浜川体育館にて第34回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会が開催されました。

 大会初日は開会式、2日目は予選リーグが行われ、初戦の相手である松本市役所(長野県)に2-0で快勝します。続く2試合目の東京東信用金庫(東京都)との戦いも勢いを落とすことなく全員バレーで勝利し、予選リーグ1位通過で決勝トーナメント出場を決めました。
 最終日の決勝トーナメント初戦はパナソニック津(三重県)との対戦。序盤からサーブポイントなどでリズムを掴みリードを大きく広げ1セット目を取ります。続く2セット目は、リードを許す場面もありましたが、ゲーム中盤以降は5枚のコンビで相手を翻弄し、最後は谷澤選手のパワーあるスパイクが決まり勝利を掴みました。
 続いてはマツダ(広島県)との準決勝戦。8月に行われたV9チャンプリーグで敗れ、今シーズン苦しめられた相手だけに気合いが入ります。最初はエース八尾選手の豪快なスパイクで先制し、4連続ポイントで幸先良いスタートを切ります。お互いネット際の攻防が続きますが、強化してきたブロックとレシーブが冴え1セット目を21-15で取ります。2セット目序盤はミスが続きリードされる場面もありましたが、キャプテン藤井選手の高さと速さのある速攻と、セッター真鍋選手のツーアタックも要所で決まりポイントを重ねます。そのままの勢いで相手を抑えて2セット目を21-13で取り、決勝戦への切符を勝ち取りました。

 決勝戦の相手は覇者パナソニックを準決勝戦で破り勢いに乗っているイビデン(岐阜県)。序盤は硬さが見られ、ボールが定まらず連続失点で苦しい展開になります。相手のスパイクに強弱を混ぜられ、本来のバレーができず2点差が詰まらない状態で、竹口監督は2回のタイムアウトを使い切ります。なんとかリズムを取り戻したいレッドフェニックスは切り札としてサイドの宮永選手を投入します。メンバーチェンジが功を奏したのか、良い風が流れ始め長谷川選手、藤井選手、兵頭選手の中3枚のコンビで得点を重ね16-16の同点に。全体的に落ち着きのない中でもチャンスが来るまで辛抱し続け粘り強くしのぎ、最後はキャプテン藤井選手の速攻が決まり、21-19で第1セット先取します。第2セットは序盤から大きく相手を突き放し、ブロックとレシーブでしつこく相手にプレッシャーをかけ、ラリーを制します。宮永選手、八尾選手のサーブポイントやネット際からの攻撃で相手を翻弄し、21-2と圧倒的な強さで勝利。本大会10年ぶり3回目の優勝で幕を閉じました。
 12月の全日本総合選手権大会に続いて、日本一の座に輝き今シーズン2冠を達成しました。

竹口監督コメント

点差以上に苦しい場面が多くありましたが、選手が我慢強くプレーしてくれました。昨年から主力が抜けて、前半戦は苦しいスタートでしたが、後半からはキャプテンの藤井を中心にチームが纏まってうちらしいバレーが出来たのが勝因だと思います。やっと皆さんに優勝の報告ができました。今シーズンもたくさんのご声援・ご支援ありがとうございました。来年も引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

藤井キャプテンコメント

前半戦は思うような結果を残すことができず、とても苦しい状況ではありましたが、諦めることなく毎日一生懸命努力した成果が後半戦の2度の日本一に繋がったと思います。日本一になった景色を初めて味わうことができ、たくさんの人の笑顔を見ることができて、とても幸せな気持ちになりました。今後も応援して下さる方に結果で恩返しができるように、一生懸命頑張ります。ありがとうございました!

田中選手コメント

本大会もたくさんのご声援をありがとうございました。全日本総合に続き優勝できたのも、たくさんの方の支えや応援があったからです。3年間勝てない時期が続き悔しい思いばかりでしたが、今シーズン後半戦から基本を徹底した練習やミーティングを積み重ね、テンらしく「やって楽しい、見て楽しいバレー」を追求した結果、チーム力で最後勝つことができたと思います。レッドフェニックスを応援して下さる皆さんに、結果で恩返しすることができてすごく嬉しいです。本当にありがとうございました。

決勝トーナメント戦 結果
[優勝] デンソーテン レッドフェニックス
[準優勝] イビデン レグルス
[第3位] マツダ クロス・ナイン、パナソニック ブルーベルズ

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