summary試合概要
第25回「櫻田記念」全日本実業団選抜優勝大会
- 日程
- 2010年12月11-12日
- 会場
- ぐんま武道館/群馬県前橋市
- 参加チーム
-
- パナソニックエナジー
- 三洋電機洲本
- 山梨中央銀行
- 富士通テン
- マツダ
- 倉内整形外科病院
- パイオニア
- 鹿児島銀行
- サンデン
- 群馬銀行
- セイコーエプソン
- イビデン
富士通テン | 1 |
21-19 17-21 19-21 |
2 | パナソニックエナジー |
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富士通テン | 2 |
21-12 21-17 - |
0 | 山梨中央銀行 |
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富士通テン | 2 |
21-21 22-20 - |
0 | 鹿児島銀行 |
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reportレポート
富士通テン、大会二連覇ならず。
パナソニックエナジーに栄冠。
12月11日、12日の二日間、群馬県前橋市ぐんま武道館にて第25回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会が開催されました。
予選リーグの一戦目の相手は倉内整形外科病院(宮崎県)。今大会で活動が最後となる倉内の気迫のこもったプレーに富士通テンは苦戦を強いられ、フルセットに持ち込まれます。第3セットでは本来の富士通テンらしいプレーを取り戻し、2-1で勝利を収めました。続く2試合目のマツダ(広島県)には終始リードを保ち、2-0とストレートで快勝。
2日目の決勝トーナメント第1試合は鹿児島銀行(鹿児島県)との対戦。危なげない試合運びで第1セットを先取。2セット目では序盤こそ5-6と逆転されるも、粘り強いレシーブ陣や島田選手の強烈なスパイクが光り逆転に成功、リードを広げます。その後、じわじわと追い詰められ、デュースを迎えてすかさずタイムアウト。タイムが功を奏して山本選手のスパイクが2本続けて決まり、2-0で勝利しました。
第2試合目は山梨中央銀行(山梨県)戦。第1セットを難なく先取し、第2セットでは中盤までシーソーゲームが続きます。8-8となったところで、川島選手の巧みなトス回しで抜け出します。追いつかれそうになりながらも最後は相手のブロックアウトを誘い、21-17としてストレートで決勝に勝ち進みます。
決勝戦の相手は、準決勝で地元、群馬銀行を抑えたパナソニックエナジー(大阪府)。序盤から両者激しい点の取り合いとなりますが、富士通テンがわずかにリードを保ち、21-19で第1セットを先取。
続く2セット目は相手のブロックに阻まれ、リードされた2点差をなかなか埋めることができません。結局最後まで追いつくことができず、17-21で落としてしまいます。
お互い後がない3セット目。相手の厳しいスパイクが続けて決まり、序盤に4点のリードを許してしまいます。9-14と差を広げられたところで、安福選手に変わって田村選手がコートに立ちます。そこから田村選手のフェイントや山本選手の上手く打ち分けたスパイクが決まり、17-17の同点に。このまま波に乗りたいところでしたが、最後はブロックに阻まれ、あと一歩及ばず敗退となりました。
竹口監督インタビュー
あと一歩が足りない試合でした。相手が強かっただけに、序盤でわずかでもリードされたのが痛かったですね。二日目のチームの調子は決して悪くなかっただけに惜しい試合となってしまいました。この敗戦を振り返り、自分たちのバレーとしっかりと向かい合って、次の大会に臨みたいと思います。
島田共子選手インタビュー
今日はたくさんの方々が応援に駆けつけてくださっていたので、いいところをお見せしたかったのですが残念な結果になってしまいました。この結果を真摯に受け止めて、1月にはリベンジを果たせるように頑張りたいと思いますので、ご声援よろしくお願いします。
坂東加奈選手インタビュー
自分たちでも納得のいかない結果となってしまい、とても悔しい気持ちでいっぱいです。次の大会まであと一カ月。気持ちを入れ替えて、今日の試合を振り返って次の大会に繋げていきたいと思います。やれることを全部やって、次は笑顔で大会を締められるように頑張ります。