DENSO TEN

ゲームレポート

summary試合概要

第79回 全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会

日程
2011年1月20-23日
会場
京都府立体育館/京都市体育館
参加チーム
  • 小郡クラブ
  • 日野自動車
  • 栄クラブ
  • パイオニア
  • T・R・G
  • かわばた不動産
  • 金沢フレンズ
  • ボランチ
  • 山梨中央銀行
  • 近江兄弟社クラブ
  • 三洋電機洲本
  • Union
  • S
  • 岡山クラブ
  • はまぁ~ず
  • 鹿児島銀行
  • 佐伯長陽会I・O
  • サンデン
  • パナソニック電工SPARK
  • 佐賀エレクトロニクス
  • SUPER STARS
  • アクトレス
  • 田中外科
  • パナソニック電工
  • 氷見クラブ
  • Future
  • THOMAS
  • サンヨーグループ
  • マツダ
  • 宗像アクアクラブ
  • 栗野クラブ
  • 新潟クラブ
  • プレイメイト
  • 東京女子体育大学
  • MAX
  • セイコーエプソン
  • BLUE BUCKS
  • カネボウ小田原
  • あゆな
  • 群馬銀行
  • 広陵
  • Flap
  • 葵クラブ
  • 松山青雲ジュピター
  • 富士通テン
  • イビデン
  • 静岡西都クラブ
  • GONTAクラブ
  • パナソニックエナジー
  • 所沢若松クラブ
  • MASSE
  • キャッツ
決勝戦
富士通テン 2 21-12
21-14
-
0 パイオニア
準決勝
富士通テン 2 16-21
24-22
21-11
1 パナソニックエナジー
準々決勝
富士通テン 2 21-13
21-13
-
0 イビデン
第二試合
富士通テン 2 21-11
21-13
-
0 セイコーエプソン
第一試合
富士通テン 2 21-1
21-6
-
0 日野自動車

reportレポート

しぶとくボールをつなぎ、
富士通テンが2年連続4回目の優勝

 1月20日-23日の4日間、京都府立体育館および京都市立体育館にて第79回全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が開催されました。大会2連覇がかかった富士通テンは予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出します。

 決勝トーナメント初戦の日野自動車(東京都)、続くセイコーエプソン戦(長野県)は順調な試合運びでストレート勝利を収めます。
 迎えた翌日のイビデン戦では、スパイカー陣の田村選手、島田選手、坂東選手が次々と得点を決め、この試合もストレートで相手を下し準決勝へと駒を進めます。

 準決勝の相手は、強豪パナソニックエナジー(大阪府)。1セット目の序盤から両者激しい点の取り合いとなります。中盤には石田選手、福山選手が体を張ったプレーでボールを拾いますが、これを得点につなげられず、逆にジワジワと相手に点数を突き放されます。このままゲームの流れはパナソニックエナジーに傾き、16-21と1セット目を落とします。
 続く2セット目。このセットも中盤まで富士通テンはいまひとつリズムを掴めず、10-13と相手にリードを許す苦しい展開。しかし、ここからレシーブ陣が大奮闘を見せます。しぶとくボールに食らいつきラリーの応酬がつづきます。徐々に試合の流れが富士通テンに傾きだすと、松元選手が19-19の同点弾を決め、このセットはデュースまでもつれ込む大接戦となりました。両者我慢の時間が続きましたが、24-22と富士通テンがセットを奪い返しました。
 最終セットでは、7-2と富士通テンが序盤から点差を広げ、流れを一気に引き寄せます。このまま流れは変わらず、21-11とこのゲームを制し決勝へと駒を進めます。

 迎えた決勝のパイオニア戦では、終始富士通テンのペースで試合が繰り広げられ、2-0のストレート勝利を収めました。
 結果、富士通テンが2年連続4回目の優勝を果たしました。

竹口監督インタビュー

リズムが悪くても、焦らず攻め急ぐことなく「我慢」のプレーをできたことが勝利のポイントだと思います。とくに準決勝のパナソニック戦では先にセットを奪われ苦しいゲーム展開でしたが、必ずチャンスはあると信じ、あそこで焦ることなく我慢してプレーできたのはよかったです。これまでやってきた練習の成果も良く出ていました。
シーズンを振返ると、夏は思うような結果を出せず苦しい思いをしましたが、応援してくださる皆様のおかげで、最後の国体や今大会で結果を残す事ができました。本当にありがとうございます。来シーズンも日本一を目指して頑張りますので、これからもご声援のほど宜しくお願いします。

島田共子選手インタビュー

10年度最後の大会である全日本総合は、有終の美で終わる事が出来ました。監督、選手、スタッフの絶対に勝ちたい!という強い想いが一つになり、通算10回目の日本一を手にすることができました!いつも熱い声援で富士通テンを応援して下さる方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも頂点目指して頑張りますので、今後ともご支援ご声援の程、宜しくお願いします。

決勝トーナメント戦 結果
[優勝] 富士通テン(兵庫県)
[準優勝] パイオニア(埼玉県)

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