DENSO TEN

活動レポート

2015年4月22-26日

メル、ヒナが全日本実業団選抜チームに選出!—全日本実業団選抜チームを密着レポート!—

4月25日から韓国で開催された「国務総理盃大会(9人制バレー大会)」に出場するため、『全日本実業団選抜チーム(9人制)』が結成され、当社バレーボール部からメル(中村選手)、ヒナ(田中選手)が選出されました。従来は、「櫻田記念」大会で優勝したチームが韓国行きの切符を手にしていたのですが、9人制バレーボールの活動をより活発にしていきたいという思いのもと、2013年より全日本選抜チーム(女子のみ)が結成され、今回で2度目の召集となります。
試合に向けて、事前強化合宿を行い、準備万端で韓国へ向かいました!アッと言う間の1週間でしたが、チームワークの良いチームに仕上がり見事に優勝することができました!合宿や韓国での試合の様子を全日本選抜チームに選ばれたメル(中村選手)、ヒナ(田中選手)でお伝えします!

合宿&遠征レポート!

4/22(水)合宿初日 in パナソニックES体育館

<練習>
お昼に集合し、まずは佐々木総監督(ブルーベルズ監督)/立場監督(イビデン監督)/茶川コーチ(マツダ監督)の挨拶から始まり、自己紹介やチームの約束事などを自分たちで話して、早速練習に取り組みました。いつもはライバルとして戦っている選手と一緒に練習するとなると、やはり緊張しました・・・。しかし、練習中に「もう一本!」という声やコンビを合わせる声など、自然と会話が増え、雰囲気もよくなってきました!この日はブルーベルズとゲームを行い、韓国ルール(オーバーネットありなど)に戸惑いながらも、後半は慣れてきて修正する声かけもできるようになりました。

4/23(木)合宿2日目 in パナソニックES体育館

<練習>
合宿2日目です。昨日よりもだいぶ緊張もほぐれ、アップの時から大きな声が響き渡りました! 昨日のゲームで課題となった、サーブ/ブロック/ブロックフォローの練習を主に行いました。ブロックフォローが出来てくるとボールが繋がり、なかなかボールが落ちません!また、コンビも息が合いはじめ、攻撃に幅ができてきました。練習を終え、全員でご飯を食べたり銭湯へ行ったりと、みんなとの距離が縮んできました!

4/24(金)3日目(韓国遠征1日目)

<韓国へ移動/歓迎レセプション>
今日はいよいよ韓国へ出発です。早朝の出発でしたが、期待と緊張で目覚めはパッチリでした! 韓国に到着し、会場があるチェチョン市までバス移動。途中、試合会場を見学し体育館の雰囲気を確認しました。夜は、韓国のバレーボール協会の方々が歓迎レセプションを開催してくださいました。選手一人ひとりの名前を紹介していだだき、おもてなしをしていただきました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました!

4/25(土)4日目(韓国遠征2日目)

<『国務総理盃〜日韓女子国際親善試合〜』開会式・試合>
さぁ!今日から試合が始まります。日本とは違い、開会式では、仮装やパフォーマンスで入場し、大変盛り上がっていました。1試合目、対戦チームに190cmほどの選手がおり、高さのあるスパイクとブロックに苦戦し、1セット目を落としてしまいました・・・。しかし、2セット目は、日本の粘りのレシーブと早いコンビを展開し、流れは日本ペースに。最終セットもコンビやサーブが走り勝利しました。2試合目は、序盤から日本のペースで良いリズムのままストレートで勝利。全員が集中して戦うことができました。

[ 1日目 試合結果 ]
日本実業団
選抜チーム
2 16-21
21-13
15-8
1 鐘路区排球団
日本実業団
選抜チーム
2 21-8
21-10
-
0 釜山トングラミ

4/26(土)5日目(韓国遠征3日目)

<『国務総理盃〜日韓女子国際親善試合〜』決勝戦>
対戦相手は前日に対戦した2チームでした。前日の試合の入りや、相手の分析などを少し話し合い、同じことを繰り返さないこと、そして一人ひとりが前日と違うことを出来るように、という意識で試合に挑みました。相手チームは身長が高いチームですが、日本のサーブが功を奏し、スパイクでも強弱をつけ相手を崩し、自分達のペースで試合を運び優勝することが出来ました。また試合を見ている方が日本チームの喜び方を一緒にマネして応援してくれていたので、終始盛り上がって試合が出来ました。

[ 2日目 試合結果 ]
日本実業団
選抜チーム
2 21-6
21-7
-
0 釜山トングラミ
日本実業団
選抜チーム
2 21-16
21-14
-
0 鐘路区排球団

まとめ

メル(中村選手)
今回、選抜チームとして参加できたことに感謝いたします。いつもはライバルの選手たちですが、同じコートに立って試合できたことがとても新鮮でした。同じ時間を共有することで、バレーに対しての思いやバレー以外での取り組み方など大事なことを学ぶことが出来ました。また、たくさんの方にサポートして頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を活かし幅広い視野、考え方を持って取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。
ヒナ(田中選手)
緊張もありましたが、みんなと1つのチームとして一緒にバレーが出来る楽しみもあり、練習の時から声を掛けあい、コミュニケーションをとってすぐに打ち解けることができました。次第に一体感も出てきて、1点1点楽しくバレーが出来ました。得点を取った時には富士通テンの喜び方を取り入れてもらい、各チームでは滅多に見られない表情も見られて新鮮でした。またそれぞれの意識や、取り組み方、もちろん技術もたくさん勉強になり、良い刺激をもらいました。今回本当に貴重な体験をさせてもらい、私達が普段どれだけ良い環境でバレーボールをさせてもらっているかということを改めて感じました。更にレベルアップできるように必死に頑張りたいと思います!