DENSO TEN

活動レポート

2013年3月13-19日

全日本実業団選抜チームの1週間を密着レポート![特集2ページ 拡大レポート!]

3月13日(水)〜19日(火)に『全日本実業団選抜チーム』で合宿を行い、さらに韓国遠征を行いました。何もかも“初”となる試みで、不安や緊張もありましたが、アッと言う間の1週間で、チームワークの良いチームに仕上がりました!事前合宿や韓国での試合の様子、また充実した韓国遠征の様子を、全日本選抜チームに選ばれたタク(山本選手)、スイ(重石選手)、ユキ(松元選手)でお伝えします!

合宿&遠征レポート!

3/13(水)合宿初日 in パナソニックエナジー体育館

<ミーティング/練習>
お昼に各チームの選手が集まり、みんな緊張した面持ちでミーティングが始まりました。ミーティングでは自己紹介をし、過去の韓国での試合のビデオを見ました。
さて、いよいよ練習に入るもいつもは敵として戦っている私たち。最初はやはりぎこちない感じがありましたが、会話をして声を掛け合うことでボールが繋がりだしました。9人制のトップ選手が集まっているだけに、技術の高さは目を見張るものがありました!時間が経つにつれ、コミュニケーションも取れはじめ夜にはだいぶ打ち解けてきました。

3/14(木)合宿2日目 in パナソニックエナジー体育館

<練習>
練習ではチーム練習の時間が多めで、お互いに良い緊張感を持ちつつ、刺激し合いながら練習に取り組むことができました!レベルが高いのでラリーが続くし、なかなかボールが落ちません!誰がどこのポジションに入っても成り立ち、コンビも単発だけではなく時間差を絡めたり、チームの息が合い始めていて、楽しい練習になりました。
練習を終え、みんなでご飯を食べて銭湯へ行き、大部屋に宿泊していたので会話が弾みました!

3/15(金)3日目(韓国遠征1日目)

<韓国へ移動/歓迎レセプション>
朝4時出発で眠たい目をこすりながらの出発でした。韓国にはお昼前に到着。韓国9人制バレーの役員の方々に挨拶しバスで聞慶(ムギョン)市へ移動しました。夜は韓国バレー協会主催の歓迎レセプションに参加してきました。現地のみなさんに歓迎していただき、私たちもカタコトの言葉で話したり韓国料理を食べたりと、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

3/16(土)4日目(韓国遠征2日目)

<『国務総理盃~日韓女子国際親善試合~』開会式・試合>
開会式では、仮装しながら入場したり韓国の太鼓の演奏があったりと日本の開会式とは全く違い、とても盛り上がっていました!開会式終了10分後には試合開始。急いで準備をしました。1試合目は190cmの選手がいるチームでしたが、危なげなくストレートで勝利。2試合目は、チーム数が多い関係もあるのか、なんとっ!20時過ぎからゲームでしたが、全員が集中していてストレートで勝ちました!体育館の床はスルスル滑って日本とは違う環境でしたが、両試合とも終始日本のペースで戦うことが出来てチームワークの良さを発揮できました。
試合結果はこちら

3/17(日)5日目(韓国遠征3日目)

<『国務総理盃~日韓女子国際親善試合~』決勝戦>
対戦相手は高陽市(コヤン市)です。相手選手は私たちよりも身長が高くジャンプしなくても常にネットから手が出ている選手がほとんどでした。序盤は競り合う場面もありましたが、中盤ぐらいからは日本の早いコンビバレーやつなぎの部分が発揮され、優勢を保つ試合展開になりました。2セット目も序盤からリードし、良いリズムで試合を運べた結果“優勝”することが出来ました。試合終了後、キャプテン#1宮本選手を全員で胴上げし、全日本選抜チームの試合日程は終了しました!
試合結果はこちら

3/18(月)6日目(韓国遠征4日目)

<韓国6人制プロリーグを観戦>
今日はソウル市内へ移動。水原(スウウォン)市へ韓国6人制のプロリーグを観戦しに行きました。プロの選手も身長が高く、韓国以外の国の選手も何人か見かけました。高い打点からのスパイクやサーブにはパワーがあり、迫力もありました。もうひとつ感じたことは、とにかく応援がすごい!観客はとても熱く、選手のワンプレーワンプレーに歓声が上がり、立ってガッツポーズをして喜んでいました。9人制もいつかあれぐらいの観客の中でできるようになればいいなぁと思いました。

3/19(火)7日目(韓国遠征5日目)

<日本へ帰国>
前日の夜には、一部屋に全員集まって、記念写真を撮ったりユニフォームにサインを書き合いました!朝食を食べて午前中はソウルでショッピング、午後には仁川空港へ移動し、無事に日本へ帰国することができました。最初はぎこちなかった選手・スタッフですが、日を重ねるごとに“全日本選抜チーム”の一体感も生まれてきました。今回このような素晴らしい経験が出来たのも、会社・チーム・9人制バレー関係など様々な方のご理解とご協力があったからこそです。この経験を各チームそれぞれで活かし、9人制バレーをもっと盛り上げていけるよう頑張ります!みなさん本当にお疲れ様でした!

選抜選手にコメントをいただきました

キャプテン#1 宮本選手(パナソニックエナジー)
本当に貴重な体験が出来ました。日頃ライバルの選手と1つのチームでする事は、すごく楽しかったし、技術の高さに自分自身の意識も高まりました。またこうして韓国遠征に行けるのは特別なことだと思います。私たちの為に多くの方がサポートして下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
レシーバー#12 渡辺選手(群馬銀行)
初めはぎこちなかった雰囲気も日に日に良くなっていき最高のチームになりました。日本の環境の良さを実感することができ、バレーが出来ることに感謝です。バレーの技術はもちろん、バレー以外の時間で、他チームの話を聞いたりして、考え方などすごく勉強になりました。
アタッカー#6 前田選手(イビデン)
全日本選抜チームが集合して6日間という短い間でしたが、みんなとても仲が良く、一致団結して試合をすることができました。この経験を今後のバレー人生に活かせれるように、頑張っていきたいと思います。サポートして頂いた方、スタッフ、チームメンバーに感謝します。