summary試合概要
第32回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会
- 日程
- 2017年12月16-17日
- 会場
- 函館アリーナ(北海道)
- 参加チーム
-
- ブルーベルズ(大阪)
- サンデン ホールディングス(群馬)
- 松本市役所(長野)
- レッドフェニックス(兵庫)
- パナソニックES津 アドバンス(三重)
- 東京東信用金庫(東京)
- パイオニア レッドソニックス(埼玉)
- マツダ クロス·ナイン(広島)
- 日田検診(大分)
- イビデン レグルス(岐阜)
- 鹿児島銀行(鹿児島)
レッドフェニックス | 0 |
15-21 14-21 - |
2 | ブルーベルズ |
---|
レッドフェニックス | 2 |
21-16 19-21 22-20 |
1 | イビデン レグルス |
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レッドフェニックス | 2 |
21-11 21-13 - |
0 | 東京東信用金庫 |
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reportレポート
新生デンソーテン 優勝飾れず、ブルーベルズが大会8連覇達成
12月16日から17日にかけて、函館アリーナにて、『第32回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会』が開催されました。
大会初日の予選ブロックは来年度からトップリーグに参戦する東京東信用金庫(東京都)、パナソニックES津アドバンス(三重県)との組み合わせ。両試合ともメンバー全員がコートに入り、全員バレーで勝利し予選を1位で通過します。
2日目の決勝トーナメント初戦は再び東京東信用金庫(東京都)と対戦。大会までに強化してきたサーブカットがきっちりとセッターに返球し、コンビバレーで得点を重ね、セットカウント2-0で準決勝に駒を進めます。
準決勝の対戦相手はイビデンレグルス(岐阜県)。フルセットにもつれ込む大接戦になりました。第1セットから流れが悪く、相手のセンターとライトに多くスパイクを決められ、序盤はリードを許します。若手エースの真鍋選手、宮永選手のスパイクポイントにより序々に勢いを取り戻すと、メンバーチェンジの谷澤選手がブロックで活躍。最後は真鍋選手のキレのあるスパイクで第1セットを先取します。続く第2セットはミスの連続で自分たちで苦しい状況をつくってしまいます。要所で古屋選手と中村選手のコンビが決まるも、良いリズムに乗り切れず一進一退の攻防が続きます。17-17と同点に追いついたところで相手にサーブポイントを取られ17-18と逆転されます。悪い流れを断ち切ろうとタイムアウトを取りますが、最後は連続でライトエースに決められ19-21で第2セットを落とします。負けられない第3セット。序盤からシーソーゲームとなり、相手の攻撃を拾うことができず、なかなか流れを掴むことができません。後半、緊迫した場面で相手のミスにも助けられ、最後は宮永選手がスパイクを決まり、何とか決勝進出を果たしました。
決勝戦は今シーズン負けなしのパナソニックESブルーベルズ(大阪府)と対戦。挑戦者として果敢に挑みました。しかし、序盤から3点連続でスパイクを決められ、相手の良い形で試合がスタートしました。レッドフェニックスも必死に追いつこうと仕掛け、粘りあるレシーブから強弱をつけたスパイクで得点を重ねます。中盤、連続得点が欲しいところで、相手の高いブロックに封じられ、なかなか思うように決まりません。試合序盤の点差が後になっても埋まらず、15-21でセットを落とします。気持ちを切り替えて第2セットに入り、今シーズン限りで引退を決意した安福選手が1点目を取ると、チームに勢いが出てきました。試合中盤まではシーソーゲームで同点になれば1点離される展開。何かひとつきっかけがあれば波に乗れる状況でしたが、13-14となったところでミスが続出し一気に6点差まで広げられます。後がないレッドフェニックスは中村選手の時間差攻撃で14点目を取るも時すでに遅し。最後は相手のブロックに止められ、ストレートで敗戦を喫しました。ブルーベルズが大会8連覇で幕を閉じました。
竹口監督インタビュー
今大会に向けて、ブロックとレシーブの関係やチームの繋がりに力を入れて練習してきましたが、初戦から硬さがあり、なかなかチームが安定しませんでした。準決勝の試合では、コート内で焦りが出はじめ、決勝戦の最後まで思うようなバレーができず不完全燃焼な試合内容となりました。
今シーズンは、結果が出せず応援して下さっている皆様に残念な思いさせてしまいました。来シーズンは当たり前のことを当たり前に出来るチームにして、全員で力を合わせて日本一を狙っていきますので、今後もご声援を宜しくお願い致します。
安福由望選手インタビュー
今年度を締めくくる最後の試合であり、このメンバーとできる最後の大会でした。デンソーテンとしても初めての大会で、絶対に勝ちたい!テンらしく“HOT FUN”でやりきろう!と練習に取り組んできましたが、勝負の世界は厳しく、そう甘くはありませんでした。今シーズンは日本一のタイトルを取ることが出来ず、悔しさ残る1年でした。
私はこの大会で引退となりますが、本当に恵まれた環境で目一杯バレーボールをさせていただきました。バレーボールを通じていろんな方と出会い、学び、普通に生活していたらできない貴重な経験をすることが出来ました。それも周りの支援があったからこそだと思います。これからもレッドフェニックスの応援をよろしくお願いします。