summary試合概要
第84回 全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会
- 日程
- 2015年11月28-30日
- 会場
- 島津アリーナ京都、ハンナリーズアリーナ(京都府)
- 参加チーム
-
- 瀬戸内オリヴィア (岡山県)
- TVC (静岡県)
- サンデン (群馬県)
- 思勇会 (滋賀県)
- 鹿屋凛クラブ (鹿児島県)
- 楽友クラブ (奈良県)
- THOMAS (三重県)
- 日本女子体育大学 (東京都)
- 新潟風クラブ (新潟県)
- Kyoto Future (京都)
- 鹿児島銀行 (鹿児島県)
- 翔懸 (岡山県)
- はまぁ〜ず (大阪府)
- 長野松代総合病院 (長野県)
- SMASH (神奈川県)
- 静岡西部クラブ (静岡県)
- 久田工業 (沖縄県)
- 東京女子体育大学 (東京都)
- joy·ful (兵庫県)
- 金沢フレンズ (石川県)
- Delight (岐阜県)
- 第一病院クラブ (群馬県)
- 日新電機 (京都府)
- 大分銀行 (大分県)
- 山梨中央銀行 (山梨県)
- WITCH (長崎県)
- キャッツ (滋賀県)
- パナソニックES津 (三重県)
- 佐伯長陽会I·O (大分県)
- 南部クラブ (徳島県)
- 氷見クラブ (富山県)
- LUTZ (千葉県)
- 東邦ガスクラブ (愛知県)
- 球友会 (広島県)
- パナソニックES大阪 (大阪府)
- 高岡クラブ (富山県)
- 富士通テン (兵庫県)
- サンヨーグループ (鳥取県)
- 松山青雲ジュピター (愛媛県)
- パイオニア (埼玉県)
- 所沢若松クラブ (埼玉県)
- TWENTIES (奈良県)
- ウェンディーズ (宮崎県)
- 出雲クラブチアフル (島根県)
- マツダ (広島県)
- Lotus (大阪府)
- イビデン (岐阜県)
- 大町クラブ (長野県)
- やとみクラブ (愛知県)
- 松山Vクラブ (愛媛県)
- ボランチ (京都府)
- 花王コスメ小田原 (神奈川県)
- ブルーベルズ (大阪府)
富士通テン | 2 |
21-17 23-21 - |
0 | ブルーベルズ |
---|
富士通テン | 2 |
21-15 21-14 - |
0 | イビデン |
---|
富士通テン | 2 |
21-19 21-16 - |
0 | 山梨中央銀行 |
---|
- [ 決勝 ]富士通テン vs ブルーベルズ
-
[ 他の試合はこちら/全日本9人制バレーボール選手権大会オフィシャルサイト ]
※地域動画配信局 どんどんねっと様のご協力により配信されております。
reportレポート
富士通テン3年ぶり6回目の栄冠に輝く!
終始攻めの姿勢で日本一の座に。
2015年11月28日から30日の3日間、島津アリーナ京都、ハンナリーズアリーナ(京都府)で第84回 全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が開催されました。
富士通テンは予選トーナメント、決勝トーナメント初日を難なく勝ち上がり、最終日を迎えました。今回は「失敗をおそれずに勇気を持って強気でプレーする」とチームで話し合っていた様子で、準々決勝の山梨中央銀行(山梨)戦も明るくプレーする選手たち。立ち上がりこそ12-17とリードされるものの、中北選手、古屋選手、松元選手のアタッカー陣を使った的を絞らせないトスさばきで連続得点を決めて終盤で逆転、1セット目を21-19で勝ち取ります。続く2セット目では序盤から終始リードを守り、21-16でセットカウント2-0とし、準決勝へと進みます。
準決勝のイビデン(岐阜)戦ではサービスエースを立て続けに決めて21-15で1セット目を快勝します。2セット目も中北選手や松元選手の強弱をつけたスパイクで相手を翻弄し、序盤は14-4と大差でリードを奪います。中盤も崩れることなく、最後は中村選手のBクイックが決まり、21-14で勝利。ストレートで決勝戦へとコマを進めました。
決勝戦の相手はパナソニックES ブルーベルズ(大阪)、宿命のライバルともいえる相手との対戦で応援席にも一層の熱がこもります。第1セット、松井選手がサービスエースを決めるなど、序盤は13-9で富士通テンがリード。ブルーベルズの鋭いスパイクが飛んでくるものの、レシーバーが粘り強く拾い、セッターの村上選手が繋いで、5枚のアタッカー陣が決め、リードをキープします。最後は21-17で1セット目を勝ち取ります。
続く2セット目ではブルーベルズが先制し、一気に3点を失います。なかなか差が詰められない富士通テン、7-12と5点差になったところでタイムアウト。悪い流れを断ち切って中村選手のスパイクが決まり、じわじわと差を詰め、11-14になると相手もすかさずタイムアウト。ブルーベルズが流れを取り戻し連続得点を決め、11-16となったところで、再び富士通テンがタイムアウトをとって流れを切ります。ここからは富士通テンらしい粘り強いプレーが光り、じわじわと追い上げていきます。古屋選手のAクイック、そして松元選手の渾身のスパイクが決まり、16-18と2点差になったところでブルーベルズがタイムアウトを取りますが、流れは変わらず。中北選手のサービスエース、相手のサーブミスもありついに19-19と並びます。一進一退のまさに手に汗握る攻防が続き、動いたのは竹口監督。22-21の場面で投入した新人の宮永選手が見事スパイクを決めて23-21、2-0で富士通テンが王座を勝ち取りました。
竹口監督インタビュー
今日は選手の調子もよく、動きが良かった。山梨中央銀行との序盤こそもたつきましたが、終始テンらしい明るく前向きな空気感で試合を運ぶことができました。今回は特にレシーブ陣ではヒナ(田中選手)、アタッカーではチャキ(中北選手)が良い仕事をしてくれたと思います。久しぶりに全国大会の決勝戦でブルーベルズに勝てたのはとても嬉しいです。今年はあと櫻田記念が残っていますので、これに満足せず次も優勝を狙いたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
中村阿寿紗選手インタビュー
今回の大会ではとにかく強気で、失敗してもいいから攻めていこうと皆で話し合って、明るい気持ちでプレーをしました。決勝戦でも2セット目リードはされていたものの、それが気にならないくらい、みんな強気でボールを追っていたのが勝ちに繋がったのだと思います。長いこと勝てていなかったので、今回優勝の報告ができて本当に嬉しいです。今日もたくさんの方の応援が励みになりました。ありがとうございました!
中北千晶選手インタビュー
今日は選手みんな良い動きをしていて、自分も気持ちよくスパイクが決まって、本当にプレーしていて楽しかったです。今だから言えますが、大会前に優勝する夢を見たんです。チームの雰囲気も良くて、自分も積極的な気持ちになっていたのが夢というかたちになって現れたのだと思います。実際にポジティブにプレーできた結果が優勝という答えになって本当に嬉しいです。櫻田記念も頑張ります!