DENSO TEN

ゲームレポート

summary試合概要

第83回 全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会

日程
2015年1月24-26日
会場
大阪市中央体育館(大阪府)
参加チーム
  • 倉敷第一病院(岡山)
  • 粟野クラブ(栃木)
  • りゅうせきエネプロ(沖縄)
  • CK CLUB(奈良)
  • Lotus(大阪)
  • THOMAS(三重)
  • キャッツ(滋賀)
  • HAYATO錬成会(神奈川)
  • パイオニア(埼玉)
  • パナソニックES 大阪(大阪)
  • 松山青雲ジュピター(愛媛)
  • 鳥取VCさくら会(鳥取)
  • 所沢若松クラブ(埼玉)
  • SMC(兵庫)
  • フライングブライズ(新潟)
  • イビデン(岐阜)
  • 静岡西部クラブ(静岡)
  • マツダ(広島)
  • unbalance(兵庫)
  • 大分銀行(大分)
  • パナソニックES 津(三重)
  • 岡山クラブ(岡山)
  • 東京女子体育大学(東京)
  • Signal(滋賀)
  • 高岡クラブ(富山)
  • やとみクラブ(愛知)
  • 山梨中央銀行(山梨)
  • confianza(奈良)
  • K2(岐阜)
  • 金沢フレンズ(石川)
  • 鹿屋凛クラブ(鹿児島)
  • 日新電機(京都)
  • 日本女子体育大学(東京)
  • 大町クラブ(長野)
  • はまぁ〜ず(大阪)
  • 佐伯長陽会I・O(大分)
  • MAX(大阪)
  • カネボウ化粧品(神奈川)
  • 富士通テン(兵庫)
  • Fine(長野)
  • SIEG(徳島)
  • 昭南クラブ(愛知)
  • 田中外科(宮崎)
  • Kyoto Future(京都)
  • 友(兵庫)
  • 鹿児島銀行(鹿児島)
  • 松山Vクラブ(愛媛)
  • ブルーベルズ(大阪)
  • 案山子倶楽部マスターズ(島根)
  • joy・ful(兵庫)
  • Swanクラブ(滋賀)
  • 群馬銀行(群馬)
決勝
富士通テン 0 15-21
25-27
-
2 ブルーベルズ
準決勝
富士通テン 2 17-21
21-18
21-19
1 群馬銀行
準々決勝
富士通テン 2 18-21
21-10
21-13
0 山梨中央銀行
[ 決勝 ]富士通テン vs パナソニックES ブルーベルズ
他の試合はこちら/日本実業団女子動画サイト 9人制バレーボール ]
他の試合はこちら/全日本9人制バレーボール選手権大会オフィシャルサイト ]
※地域動画配信局 どんどんねっと様のご協力により配信されております。

reportレポート

富士通テン惜しくも準優勝!
パナソニックES ブルーベルズが日本一に。

 2015年1月24日から26日までの三日間、大阪市中央体育館にて第83回全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が開催されました。

 富士通テンは予選トーナメント、決勝トーナメント初日を難なく勝ち上がり最終日に駒を進めました。準々決勝の山梨中央銀行戦では立ち上がりに苦戦し、追いかけるものの間に合わず18-21で1セット目を落としてしまいます。しかし、2セット目からは本来の調子を取り戻し、相手の得点を10点に抑えてフルセットに持ち込みます。続く3セット目も攻めのバレーで21-13とし、2-1で勝ち取りました。

 準決勝の群馬銀行戦も立ち上がりが乱れ、中盤では8-15と7点差まで広げられてしまいます。何とか2点差まで迫りますが猛追も敵わず、17-21で1セット目を落としてしまいます。後がない2セット目、田中選手、今期で引退する福山選手などのレシーブ陣が踏ん張り、松元選手のサービスエースもあり序盤は7-4とリード。その後、わずかな乱れから群馬銀行に追いつかれ、終盤まで一進一退のシーソーゲームが続きます。最後は松元選手のスパイクが決まり、21-18で再び勝負は3セット目に。富士通テンがわずかにリードしながら2セット目と同様、僅差で終盤にもつれ込みます。17-17となったところで富士通テンがタイムを取り、流れを呼び込みます。最後は新人の古屋選手の速攻が決まり、21-19と見応えのある勝負に決着をつけました。

 決勝戦は良きライバルであるパナソニックES ブルーベルズ(大阪)との対戦。これまでフルセットで粘り、流れを強く引き寄せてきた富士通テンだけあって、決勝戦にも俄然応援の力が入ります。1セット目は序盤からラリーが続き、お互いに連続得点を許しません。富士通テンが追いつき14-14としたところでブルーベルズが流れを断ち切り、3連続得点を許してしまいます。たまらずタイムを取りますが、流れは変わらず15-21で1セット目を落としてしまいます。絶対に取りたい2セット目、中北選手の強弱あるスパイクや中村選手の速攻が決まり、序盤は富士通テンが有利に試合を運びます。しかし、ミスのないブルーベルズはじわじわと追いつき、中盤から手に汗握るラリーの応酬、互いに1点を巡る攻防が続きます。勝負はデュースになだれ込み、最後まで両チーム集中力が途切れず25-25と互いに得点を重ねます。しかし最後はサービスエースを取られ、スパイクミスで連続失点し、ブルーベルズが長い戦いに終止符を打ちました。結果は27-25、ストレートでブルーベルズが優勝を収めました。

竹口監督インタビュー

決勝戦では1セット目の中盤でサーブレシーブが乱れて、得点に繋がらなかったのが痛かった。2セット目からは調子を取り戻し、選手たちも頑張っていたのですが、一歩及びませんでした。悔しい結果ではありますが、この結果をバネに来シーズンこそは日本一を取り戻したいと思います。

松元由紀選手インタビュー

準々決勝、準決勝とフルセットに持ち込むことができたので、決勝も攻め気でプレーできたのですが、やっぱりブルーベルズはミスのないチームなので、最後は攻めきることができませんでした。この大会で長年一緒にプレーしてきたユイ(福山遥選手)とチカさん(阪本マネージャー)が引退するので、いつも以上に勝ちたかったのですが、悔しい結果となりました。また来シーズンに向けて再スタートします。これからもご声援をよろしくお願いします。

決勝トーナメント戦 結果
[優勝] ブルーベルズ
[準優勝] 富士通テン

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