summary試合概要
第28回「櫻田記念」全日本実業団選抜優勝大会
- 日程
- 2013年12月7-8日
- 会場
- 千葉公園体育館(千葉県)
- 参加チーム
-
- 富士通テン
- 山梨中央銀行
- サンデン
- パナソニックエナジー
- 鹿児島銀行
- 日野自動車
- イビデン
- 松本市役所
- マツダ
- 群馬銀行
- パイオニア
- 日田検診
富士通テン | 1 |
15-21 24-22 19-21 |
2 | 群馬銀行 |
---|
富士通テン | 2 |
21-16 21-16 - |
0 | 山梨中央銀行 |
---|
- [ 準決勝 ]富士通テン vs 群馬銀行
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reportレポート
富士通テン惜敗。
パナソニックエナジーが、有終の美を飾る。
12月7、8日、千葉県・千葉公園体育館にて第28回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会が開催されました。 大会初日のブロック戦の相手はサンデン(群馬)と山梨中央銀行(山梨)。山梨中央銀行戦では1セット目はデュースに持ち込まれ、2セット目も点差を詰められるもそれぞれ24-22、21-17とストレートで下し、予選ブロックを1位で通過しました。
2日目の決勝トーナメント第1戦目の相手は、予選ブロックでも戦った山梨中央銀行。1セット目は相手に先取されるもすかさず点数を返し、10-7で相手のタイムアウト。中盤では流れに乗り清水選手を中心に得点を重ねて14-9と5点差まで引き離します。後半、17-15と差を縮められると竹口監督がタイムアウトを取り、流れを断ち切ります。長いラリーを制した後は再び勢いを取り戻し、最後は狩野選手が決めて21-16で第1セットをものにしました。続く第2セットも後半まで一進一退の攻防が続き16-16まで点差が縮まりません。そこから抜けだしたのは富士通テン、ブロックアウトを狙った山本選手のスパイクで1点を決めるとそのまま流れに乗って21-16とし、2-0で準決勝にコマを進めます。
準決勝の相手は群馬銀行(群馬)。先に点を取ったのは群馬銀行、的を絞らせない攻撃で終始リードを奪われます。負けじと富士通テンもレシーブでつなぎ、長いラリーが続くもなかなか上手く攻撃につなぐことができず9-13と差を広げられます。その後も波に乗った群馬銀行に追いつくことができず、第1セットを15-21で落としてしまいます。
後がない第2セットも群馬銀行が先取。序盤は第1セット同様、相手にリードを許しますが、松元選手、安福選手のスパイクが決まり7-7と同点に追いつきます。その後、互いによく拾い一点を争う長いラリーが続き、デュースに持ち込みます。手に汗を握る客席に見守られながら、最後は山本選手が決めて24-22で第2セットを死守しました。
お互いに落としたくない第3セットは、立ち上がりは富士通テンが先取。しかし、巧みなトスさばきにブロックが対応しきれず、逆転を許してしまいます。その後もラリーは続くものの、なかなかボールが定まらず、決定打を打つことができずに7-11でコートチェンジ。メンバーチェンジやタイムアウトなどで流れを変え1点差まで詰めるも最後は群馬銀行の攻めの勢いに勝ち切れず、19-21で決勝進出はなりませんでした。
決勝はパナソニックエナジー(大阪)と群馬銀行の一戦となりました。勢いのある群馬銀行が第1セットを取り、優勝が期待されましたがさすがは試合巧者。デュースに持ち込んだ第2セットをものにすると、続く第3セットでも粘り強く流れを引き寄せ、2-1でパナソニックエナジーが勝利し、本大会4年連続の優勝を勝ち取りました。
竹口監督インタビュー
今日の群馬銀行さんは調子がすごく良かったです。準決勝、決勝と同じような試合展開でしたが、うちは勢いづいた相手を止めることができませんでした。あまり調子が良くない中で選手は頑張っていたと思いますが、自分たちのペースを最後まで掴むことができなかったのでしんどかったんじゃないかと思います。今回の敗戦を活かして、来年1月の全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会に臨みたいと思います。
狩野綾子選手インタビュー
自分たちのリズムでバレーができてなかったので、プレイ中に焦りがでて空回りしてしまった気がします。最後まで粘りましたが群馬銀行さんの勢いに勝つことはできませんでした。悔しいですが、結果は結果。真摯に受け止めて、挑戦者の気持ちで全日本総合に向けて練習したいと思います。たくさんのご声援をありがとうございました。