summary試合概要
第63回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会
- 日程
- 2011年7月16-18日
- 会場
- 小平市民総合体育館/羽村市スポーツセンター
- 参加チーム
-
- カネボウ化粧品
- NEC府中
- セイコーエプソン
- スペースダッシュ
- 鹿児島銀行
- 若
- ヤマハ発動機
- 防衛省
- パイオニア
- 山武
- BLUE BUCKS
- 田中外科
- 佐賀エレクトロニックス
- 明電舎沼津
- 群馬銀行
- 丸紅東京
- 日野自動車
- 三洋電機洲本
- 山梨中央銀行
- 日田検診
- 安田産業
- 東京グラティ
- サンデン
- 松本市役所
- 東京都庁
- イビデン
- 新潟市役所 フライングブライズ
- マツダ
- パナソニックエナジー
- 富士通テン
富士通テン | 0 |
13-21 16-21 - |
2 | パナソニックエナジー |
---|
富士通テン | 2 |
21-18 18-21 21-17 |
1 | パイオニア |
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富士通テン | 2 |
21-10 21-8 - |
0 | サンデン |
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富士通テン | 2 |
21-9 21-16 - |
0 | 佐賀エレクトロニックス |
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reportレポート
富士通テン、善戦するも叶わず、
パナソニックエナジーが二回目の優勝。
7月16日から18日にかけて、東京都・小平市民総合体育館、羽村市スポーツセンターにて第63回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が開催されました。
去年から主力メンバーが4人抜けて、初めての全国大会に挑んだ富士通テン。決勝トーナメントの第一戦、佐賀エレクトロニックス(佐賀)と対戦し、危なげない試合運びでストレートで勝ち進みます。続いて二試合目のサンデン(群馬)戦でも好調をキープ、第2セットでは序盤から相手に点を与えず、前衛陣のスパイクが気持ちよく決まり快勝します。
一日目を終えた竹口監督は「この大会三日前ぐらいから、ようやくチームのカタチが見えてきた。このままの感じをキープしたい」と話し、体育館を後にしました。
二日目、準決勝の相手はパイオニア(埼玉)。序盤1-5とリードされるも、じわじわと追いつき中盤で逆転し第1セットを先取します。勢いに乗りたい第2セットでしたが、上手く点に結びつかず12-17まで引き離されてしまいます。ここでセッター阪本選手から川島選手に交代、粘りを見せるも18-21で第2セットを落とします。後がない第3セット、清水選手の強烈なスパイクが決まり出し、中盤は富士通テンがリード。後半、パイオニアの勢いを断ち切り、21-17で決勝戦進出を決めました。
決勝戦は良いライバル関係にあるパナソニックエナジー(大阪)との対戦。第1セットは、序盤からまったくミスをしない相手チームに終始リードを許し、11-20と大差をつけられてしまいます。メンバーチェンジで流れを変えようと粘りますが、最後はミスで終わり13-21でパナソニックエナジーが第1セットを取ります。
もう負けられない第2セット、ミスから上手く点差を広げられ、中盤まで8-12と離されます。しかし、レシーブ陣のふんばりで長いラリーを制して流れを変え、山本選手のスパイクで11-12と迫ります。中盤は各選手ともいい動きで追いつこうという勢いでしたが、相手チームの上手く打ち分けるスパイクに翻弄されて16-21でストレート負けを喫しました。
大会結果はパナソニックエナジーが2年ぶり2回目の優勝、富士通テンが準優勝で幕を閉じました。
竹口監督インタビュー
今日は選手が硬かったですね。昨日の感じだったらもう少しいけると思ったのですが、今日は勝てる感じがなかった。パナソニックエナジーとの差はチーム力の差、いつでもムラなく実力を出すことのできるチームを目指して、もうワンランク上げる練習をしたいと思います。
吉本トレーナーインタビュー
チームの状況が悪いというわけではなく、技術やチームが相手チームのほうがまだまだ上という結果だと思います。とはいえ、広島ミリオンカップのときよりは確実に良くはなっていますし、長い目で見れば心配はしていません。決勝戦はストレートで負けてしまいましたが、2セット目の中盤はいいゲームができていたと思います。全体でそれができるように頑張っていきたいですね。
山本祐梨子選手インタビュー
今はもう「頑張ります」としか言えません。でも大会ごとにチームができていっている、良くなっているという手応えはありますので、本当に次こそは、という思いでいっぱいです。次の大会までしばらく間が空いてしまうのですが、気持ちを引き締め、結果が残せるように頑張りますので、これからもご声援よろしくお願いします。