summary試合概要
第84回 近畿9人制バレーボール総合女子選手権大会
- 日程
- 2011年4月2-3日
- 会場
- 守山市民体育館
- 参加チーム
-
- キャッツ
- POLESTAR
- confianza
- 三洋電機洲本
- ボランチ
- はまぁ〜ず
- WING
- 広陵
- 近江兄弟社クラブ
- パナソニック電工
- 和歌山選抜
- 畝傍クラブ
- ふぁみりぃ
- 日本赤十字社和歌山医療センター
- SMC
- Future
- 三笠クラブ
- 思勇会
- MAX
- 龍野スポーツマンクラブ
- Pixy’s
- Swanクラブ
- GONTAクラブ
- S
- パナソニックエナジー
- 富士通テン
富士通テン | 0 |
19-21 12-21 - |
2 | パナソニックエナジー |
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富士通テン | 2 |
21-10 21-14 - |
0 | 近江兄弟社クラブ |
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富士通テン | 2 |
21-5 21-3 - |
0 | 三洋電機洲本 |
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富士通テン | 2 |
21-4 21-6 - |
0 | キャッツ |
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reportレポート
大会連覇をめざすも惜しくも準優勝。
シーズン初対決のパナソニックエナジーに惜敗。
4月2日、3日、滋賀県の守山市民体育館において、近畿2府4県から女子26チームが集い、第84回近畿9人制バレーボール総合女子選手権大会が2日間にわたって開催されました。
富士通テンは初日の1回戦でキャッツ(滋賀)、2日目の2回戦で三洋電機洲本(兵庫)、準決勝の近江兄弟社クラブ(滋賀)と、3試合ともストレートで勝ち進みました。去年のメンバーが4人入れ替わってるとは思えないほど安定した試合運びを見せます。サーブで攻め、レシーブで拾って、今シーズンから新キャプテンになり、チームをまとめるセンターの山本選手を中心に、レフトの田村選手、ライトの清水選手らのスパイクがバランスよく決まります。
このままの勢いで決勝は、パナソニックエナジー(大阪)と対戦。今シーズン初の対戦に注目が集まりました。重石選手のサーブで始まった第1セットは、序盤から田村選手の連続スパイクが決まって2点を先取し、5-2とリードを広げます。準決勝までの流れをキープし、いい形でゲームに入ったと思われましたが、ミスからリズムを崩し、同点に追いつかれます。しかし、山本選手のスパイクが決まり、7-6と勝ち越し、その後、両チーム譲らず、清水選手のサーブから相手のミスを誘って9-8と再び逆転。1点をめぐる攻防は、拮抗した両チームならでは展開です。終盤になって3点差をつけられましたが、安福選手の連続ポイントで追い上げるも、21-19で今大会初めてセットを落とします。
気を取り直して臨んだ第2セットは、先制を許すも山本選手のAクイックですぐに追いつきましたが、連続失点で5-2とリードを広げられます。中盤以降も要所で得点を重ねていきますが、試合の流れを引き戻すことができません。結局、一度もリードを奪うことなくマッチポイントを迎え、21-12で惜しくもストレート負けを喫しました。パナソニックエナジーが2年ぶり16回目の優勝を決め、大会は幕を閉じました。敢闘賞には安福由望選手が選ばれました。
竹口監督インタビュー
選手は頑張っていましたが、経験の差が出ました。去年はラリーをしてチャンスが来るまで待って、決めるときは落ち着いて決められていたのですが、今日はここで点が欲しいというときに慌てて取りにいって逆に取れなかった。富士通テンの「元気を出して走るバレー」はできていたので、あとは技術の精度とメンタルの強化が課題です。もうワンランク上げていきたいと思います。
山本祐梨子選手インタビュー
最初は決められていたのですが、ひとつのミスから崩れてしまったことが反省点です。「とにかく思い切ってやろう」と試合に臨み、今までやってきたことを全力で出し切ることを意識しました。メンバーが変わってミスに対する不安もありましたが、ミスを恐れず、ひとつひとつのプレーの精度を高めていきたいと思います。
山本祐梨子選手インタビュー
自分のプレーはできたところもありましたが、肩に力が入っていたところもありました。練習の成果を出すことを心がけて「やってやるぞ」と強い気持ちで試合に臨みました。チームの今年のテーマ「継続」「自立」「挑戦」をめざし、チームにとって大きな存在になれるように頑張ります。