summary試合概要
第62回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会
- 日程
- 2010年7月10-12日
- 会場
- 新潟県両津総合体育館
- 参加チーム
-
- パナソニックエナジー
- 倉内整形外科病院
- 安田産業
- 三洋電機洲本
- 防衛省
- セイコーエプソン
- スペース・ダッシュ
- ヤマハ発動機
- カネボウ小田原
- 日野自動車
- 群馬銀行
- 鹿児島銀行
- マツダ
- 丸紅東京
- 日田検診
- 松本市役所
- パイオニア
- 山梨中央銀行
- NEC府中
- サンデン
- イビデン
- 富士通テン
富士通テン | 0 |
18-21 12-21 - |
2 | パイオニア |
---|
富士通テン | 2 |
21-16 21-19 - |
0 | 山梨中央銀行 |
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富士通テン | 2 |
21-14 21-15 - |
0 | イビデン |
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reportレポート
富士通テン、昨年の雪辱ならず。
今年の優勝はパイオニア。
7/10-12の3日間にわたり、第62回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が新潟県佐渡市で開催されました。
昨年のこの大会、富士通テンはまさかの初戦敗退を喫しており今年はその雪辱を果たすべく試合に臨みます。
注目の第1戦目はイビデン(岐阜県)と対戦。立ち上がりから山本選手が連続してスパイクを決めると、坂東選手がサービスエースで相手を崩し終始リードで初戦を突破しました。
続く2戦目の相手は山梨中央銀行(山梨県)。まずは1セット目。中盤こそ同点に追いつかれる場面もありましたが、21-16とこのセットを奪います。つづく2セット目は中盤まで相手にリードを許す苦しい展開が続きます。ここで田村選手が渾身のスパイクで14-14に追いつくと、そこから粘りのあるレシーブで逆転に成功し21-19と接戦を制しました。
迎えた翌日、準決勝の相手は先日のミリオンカップでも対戦したパイオニア(埼玉県)。
序盤は好調な立ち上がりで、川島選手からの速いトスを山本選手が見事に決めます。相手も高いブロックで対抗し中盤までは一進一退の攻防戦が続きます。先に抜け出したのはパイオニア。11-12とリードを奪うと、そこからジワジワと点差を広げます。ここで田村選手に代わり安福選手が入りますがその流れは変わらず21-18とこのセットを落としてしまいます。
もう後がない2セット目。序盤から5-1と富士通テンがリードを広げますが、このセットでも相手のブロックにつかまり、ここから得点に苦しみます。徐々に点差が縮まり6-6の同点に追いつかれると、ついには6-7と逆転を許す展開に。その後はミスも重なり、富士通テンはボールがつながりません。この悪い流れを断ち切ろうと新人の中北選手がコートに立ちますがパイオニアの勢いは止まらず21-12でゲームセット。富士通テンは本来のバレーができないままここで敗退となりました。
決勝戦は今大会2連覇を狙うパナソニックエナジーとパイオニアが対戦。試合はパイオニアがブロックを武器に相手のスパイクを封じ込めます。結果、パイオニアが2-0のストレート勝ちをおさめ優勝を手にしました。
竹口監督インタビュー
ボールが思うようにつながらず、そこからリズムを崩してしまう悪いカタチになってしまいました。セッターにボールが返らず、本来のウチらしいプレーを出すことができないまま試合終了となりました。大会にあたり、コンディション作りにも調整不足があったと思います。ここも大きな反省点です。 今大会での課題をしっかりクリアして、8月の国体近畿予選には万全の状態で望みたいと思います。
島田共子選手インタビュー
今回の選手権大会では、準決勝でパイオニアに破れて3位という結果に終わりました。 これが私達の今の実力と受け入れ、チーム全体をもう1度見つめ直し8月の国体近畿予選にチャレンジしたいと思います。 応援して下さった方々に結果で恩返しが出来るようにまた、一から頑張ります。 今後ともご支援よろしくお願いします。