REPORT
活動レポート
20268.22
三木市スポーツ振興基金競技力向上事業「三木市バレーボール教室」
2026年8月22日、三木山総合公園総合体育館アリーナにて「三木市バレーボール教室」が開催されました。レッドフェニックスは2012年から毎年講師役として招待いただいており、すっかり夏の恒例行事として選手たちも楽しみにしています。指導者の方々からも「実業団の選手たちから直接指導してもらえて子どもたちの励みになる」と好評をいただいています。
三木市内でバレーボールを頑張る小中学生たちが約80人参加。なかには、新型コロナウイルス感染症の流行が明けて冬の開催となった2023年から毎年参加してくれている受講生もいて、最初から打ち解けた様子でバレーボール教室がスタート。
全国の課題となっている少子化で中学校の部活動廃止が増えていますが、三木市も例外ではありません。地域クラブ活動への移行が進むなか、バレーボールを楽しむ子どもたちの力に少しでもなれたらと選手たちも全力で指導に取り組みました。
日程
会場
主催
主管
後援
参加チーム
中学生:三木中学校/三木東中学校/別所中学校/自由が丘中学校/一般公募
メニュー
当日の様子を紹介!
「選手たちも全力で取り組むので、受講生の皆さんも何かひとつでも得るものがあれば嬉しい。有意義なバレーボール教室にしていきましょう」と藤本監督の挨拶があり、バレーボール教室がスタート。ウォーミングアップは2人1組で真ん中にボールを置いて、選手の指示する体の部位を自分で触り、「ボール!」と言われたら真ん中のボールを取りに行くゲーム形式。ボールが取れなかった人は、その場で両手を広げて大きな声で「キラキラ~!」と言いながら跳ぶ、キラキラジャンプの罰ゲームあり。遊び感覚で体が動かせるので子どもたちに人気のウォーミングアップです。
練習はまずバレーボールの一番基本であり、一番大事な「パス」から。選手によるオーバーハンド、アンダーハンドのお手本を見せた後に学校別に分かれて練習しました。続く「強打レシーブ」では、腕でつくる「面」の意識と、強打の勢いを殺して優しいボールを上げるためには腕を振りすぎないことをアドバイス。どうしても膝を使いすぎたり、腕を振りすぎてコントロールが悪くなってしまう人には、膝を付いた状態でレシーブしてもらい、その感覚を掴んでもらう場面も。


続いて、強打レシーブからボールを繋ぐまでを練習する「3人レシーブ」。真剣な表情でボールを追いかける受講生たち。バレーボールを始めたばかりの初心者にはやや難易度が上がるので、まずはとにかくボールに慣れてもらおうと担当の森(ラン)選手と竹口GMで工夫しながら楽しく練習を行いました。
そして、試合をするうえで大事な「サーブカット」。小中学生の試合では、サーブが取れなくて一方的に得点が入る試合も少なくありません。「早く落下点を見つけて素早く位置取りして、備えることが大事!」とレッドフェニックスの守備の要である佐々木(イチ)選手がアドバイス。
午前最後の練習は最難関の「スパイク」。助走して跳んで宙に浮いているボールを打つという複雑な動きをタイミングよく行わなければならないので、ネットを越えるスパイクを打つのは簡単ではありません。まずは足だけ、続いて上半身だけ、最後は両方と一つひとつの動作の確認をしながらステップアップ。個別練習でも、最初は跳ばずにボールを地面に打ち付けて、振り上げた腕を下ろすときの体のひねりが力になってボールに伝わる感覚を養いました。チームメイトが打つときにみんなで「いけー!」と大きな声を掛け合っているのが印象的でした。


午後のウォーミングアップは「言うこと一緒、やること一緒」。みんなで列になって、田中(サク)選手が「右」と言うと復唱して右に跳び、「前」なら前に跳ぶというもの。慣れてくると「言うこと反対、やること反対」、サク選手が「右」と言うと「左!」と言いながら左に跳びます。咄嗟に逆のことをやるのはむずかしく、とても盛り上がります。「今日一番面白かったのは試合とアップ!」と答えた人もいたほど、みんな笑いながら楽しんでいました。
午前中の復習をした後は「サーブ練習」。フローターサーブがなかなか入らない人には個別にボールを叩く位置や叩く手の場所、ミートした瞬間に腕の振りを止める感じで、と実践しながらアドバイスを行いました。


最後は学校対抗の試合形式で今日1日の練習の成果を確認。とはいえ、一朝一夕で上手くなるということもむずかしいので、レッドフェニックスの選手も一緒に混じってプレー。選手が入ることでみんなの動きも格段に良くなり、積極性も出てきます。失敗しても「惜しい!ナイスガッツ!次がんばろ!!」と大きな声で盛り上げて、得点するとみんなで喜び合う受講生たち。試合を重ねるごとに掛け合う声も大きくなり、レッドフェニックスの選手に負けない元気さでバレーボールを楽しみました。
閉会式後のサイン会や撮影会が年々ヒートアップしてきたということで、今年からは閉会式前のクールダウン中に選手がメッセージを書いてみんなにプレゼント。6年生には選手全員のサイン色紙が配られます。チームごとに輪になっての質疑応答タイムでは、上手くなるための質問から選手のプライベートまでといろんな質問が寄せられ、選手の回答に真剣な表情で耳を傾ける姿に皆さんの「バレーボールが好き!」という気持ちが伝わってきました。
「バレーボール教室では基礎的なことばかりやったけど、基礎的なことだからこそ、これからバレーを続けていくなかでもずっと大事なこと。一つひとつ丁寧にやっていってほしい。先生に教わったこと、私たちが教えたことがちょっとずつできるようになっていくと嬉しいです。バレーボールはみんなで1点を取るスポーツで、一人ではできないので、チームメイトや先生、そして応援してくれてるお父さんお母さんに感謝の気持ちを忘れないで、バレーボールを頑張っていってください!」とキャプテンの吉田(ディ)選手の言葉で今年の三木市バレーボール教室は終了。今年も充実した1日となりました。


楽しかった1日を振り返って
レッドフェニックス 青木選手(アオ)のコメント
三木の子たちはみんな明るくて、自分たちから声をかけてくれるし、アドバイスにも「はい!」と元気よく返事してくれるので、今日1日ずっと楽しかったです。午前に練習したことを午後の試合でも実践できるようにと頑張ってくれてる姿を見せてくれて嬉しかったです。レッドフェニックスはバレーボール教室が多いので、みんながもっとバレーボールが上手くなれるよう、私も伝え方や教え方が上手くなるよう頑張りたいと思います。
バレーボール教室中にすぐに実践できることもありますが、多くは練習あるのみ。すぐにはできなかったことも繰り返し練習すればいずれは上手くできるようになるので、今日学んだことを活かして練習頑張ってくれたらいいなと思います。そして、また来年一緒にバレーボールができたら嬉しいです!















受講生の感想
・レッドフェニックスのバレーボール教室は2年生のときから参加していて、今年で4回目。変わらずバレーボールがずっと好きです。今年で最後なのは残念ですが、中学生になってもバレーボールをやりたいと思っていて、今度地域バレーのクラブにみんなで見学に行きます。今日はキリさんサクさんに担当してもらって、細かいところまで優しく指導してもらって、前よりも上手くなった実感があります。あと、スパイク練習の見本で選手のみんなが打っている姿を見て「こうしたら素早く打てるのかも!」と真似してみたら良くなったのが嬉しかったです。今日学んだことを忘れずに、これからの練習や試合に活かせるよう頑張っていきたいと思います。今日はどうもありがとうございました!(小学生)
・昨年は1年生だったのでなんとなく「楽しかったな~」という感覚だったのですが、今年は自分たちがチームの中心ということもあり、ものすごく勉強になったバレーボール教室でした。試合もフルで出られてめちゃくちゃ楽しかったです!大会が近いのでこれから頑張らないと、というところで自分たちが見えていなかった弱点をディさんとハルさんに「サーブカットと声出しをもっと頑張ろう」と指摘してもらって、確かに!と思ったので、重点的に頑張っていこうと思いました。あとスパイク練習もためになりました。来年は受験なのでバレーボール教室は今年で最後になりますが、今日1日教えてもらってもっとバレーが大好きになりました。高校生になってもバレーボールを続けていければいいなと思います。ありがとうございました!(中学生)