DENSO TEN

活動レポート

2017年5月6-7日

第6回 福島県伊達市・相馬市 復興支援バレーボール教室

昨年に引き続き、富士通テンとサンデン女子バレーボール部が協力し、福島県伊達市と相馬市へ伺いました。本活動は、自分たちの得意なバレーボールで何か復興支援ができないかとの思いで継続させていただいております。同県での教室は今年で6回目になります!伊達市ではママさんと中学生約90名、相馬市では中学生約200名、総勢290名を対象にバレーボール教室を行いました。

1日目(5/6)の様子を紹介
~伊達市バレーボール教室~

会場
富士通アイソテック株式会社 スポーツプラザ大アリーナ
参加チーム
梁川中(男子)/桃陵中(女子)/伊達中(女子)/梁川中(女子)/松陽中(女子)/BLACK WING(男子クラブ)/保原MCクラブ(ママさん)/Mパワーズ(ママさん)/有志中学生 親子 計 約90名

伊達市では中学生が多く参加されていましたが、ママさんクラブチームの皆さんや、個人で参加された親子もいらっしゃり、活気溢れる教室となりました。当日はサンデン女子バレーボール部の選手と協力しあいながら練習メニューを考え取り組みました。「どのようにしたら皆さんが楽しめるか?」「中学生は何を教えてほしいのかな?」など、できるだけ受講生の期待にお応えできるように工夫しました。最後には「楽しかったです!」「うまくなった気がしました!」など嬉しい言葉をいただくことができました。また受講生の皆さんとお昼を一緒に食べたり、他愛もない会話をしたり、バレーボール以外のところでもたくさん交流をはかりました。

久次米選手(マイ)のコメント
私は中学生男子を担当しました。最初は緊張もあったのか、かたい感じがありましたが、一緒にバレーをしていくにつれて、一生懸命声を出し、ボールを追いかけてくれるようになりました。午後からのゲーム形式の練習では、どうしたら勝てるか?うまくいくのか?を自分たちで話し合い、考えながら頑張りました。みんなバレーがすごく好きで、マジメに頑張ろうとしているなぁと感じました。これからも、バレーが好きで上手くなりたいという気持ちを忘れずに頑張って欲しいなと思いました。

2日目(5/7)の様子を紹介
~相馬市バレーボール教室~

会場
尚英中学校体育館
参加チーム(中学校省略)
中学生男子:鹿島/尚英/向陽/磯部/石神
中学生女子:鹿島/尚英/向陽/磯部/石神/原町第一/原町第二/中村第二 計 約200名

教室が始まる前にレッドフェニックスVSサンデンでエキシビジョンマッチを行い、中学生は真剣なまなざしで試合を観戦していました。「試合を見て、ボールを落とさないという気迫がすごく伝わってきました」と目を丸くしながら話をしてくれました。実業団の選手でもあれだけ声を出して、必死にボールを追いかけて、すごい勉強になりましたと先生方も感激しておられました。教室にはなんと200名近くが参加してくださり、選手に負けまい!と大きな声を出して取り組んでくれました。去年、新入部員で参加していた子ども達が上級生でチームを引っ張っていたり、みんなの成長を間近で見られて私たちも嬉しく思います。体育館は熱気に包まれ、人数が溢れ出るほどになり、急遽青空バレー教室も開催(笑)外では新入生を中心に基礎を学び、体育館ではゲームを中心に全員で楽しみました。最後はみんなからの寄せ書きメッセージをいただき、より一層、たくさんの方に良い報告ができるように頑張ろうと思ったバレーボール教室となりました。

古屋選手(キュウ)のコメント
毎年福島県の皆さんには元気をもらって帰っています。今回も200名近くの子どもたちが参加してくれました。人数が多く、ボールに触れる回数も少なかったかもしれませんが、みんなが楽しそうにバレーをしてくれたので私たちも終始楽しく出来ました。「楽しかった!」「バレーボールを続けたい!」「もっともっと上手くなりたい!」と少しでも思ってもらえると嬉しいです。すごく素直で良い子たちばかりだったので、今からもっと上手くなっていくんだろうな~と思います(^^)先生の言うことをしっかり聞いて頑張ってね。私たちも横断幕メッセージを心に刻んで日本一目指して頑張りますので、福島から応援していてください。ありがとうございました!
参加者のコメント
・また来年も楽しみにしています!
・いつもの練習より楽しくできて、細かいところも教えてもらったので、これからの練習でも活かしていきたいです。
・お姉さんたちは小学生の時からバレーをしているのですか?いつか私たちも教える立場になるのかなぁ。

今年も福島県でたくさんの方と触れ合うことができ実りある時間を過ごせました。“1人でも多くの皆さんに笑顔になってもらえるように”と毎年取り組んでいますが、逆に私たちがいつも元気をもらっているような気がします。この復興支援バレーボール教室を実施するにあたり、準備等にご尽力いただいた皆さんに感謝申し上げます。バレーボールを通じて「絆」を深めることができて良かったです。今後も継続した活動にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。