AVN-G01 オンラインマニュアル

再生可能なMP3/WMAファイル

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MP3(MPEG Audio レイヤ3)は音声圧縮技術に関する標準フォーマットです。MP3を使用すれば、元のファイルを約1/10のサイズに圧縮することができます。

WMA(Windows MediaTM Audio)はマイクロソフト社の音声圧縮フォーマットです。MP3同様、ファイルを小さいサイズに圧縮することができます。

本機で使用できるMP3/WMAファイルの規格やそれを記録したメディア、フォーマットには制限があります。MP3/WMAファイルを書き込むときには次のことに注意してください。

再生可能なMP3ファイルの規格

  • 対応規格:

  • MPEG Audio レイヤ3(=MPEG1 Audio LayerⅢ、MPEG2 Audio LayerⅢ、MPEG2.5 Audio LayerⅢ)

  • 対応サンプリング周波数:

  • 8、11.025、12、16、22.05、24、32、44.1(kHz)

  • 対応ビットレート:

  • 8、16、24、32、40、48、56、64、80、96、112、128、144、160、192、224、256、320 (kbps)

  • VBR(可変ビットレート)に対応しています。

  • フリーフォーマットには対応していません。

  • 対応チャンネルモード:

  • ステレオ、ジョイントステレオ、デュアルチャンネル、モノラル

再生可能なWMAファイルの規格

  • 対応規格:

  • WMA Ver.7/8/9/9.1/9.2/10Pro

  • 対応サンプリング周波数:

  • 8、11.025、12、22.05、32、44.1(kHz)

  • 対応ビットレート:

  • 8、24、32、36、40、44、48、64、80、96、128、160、192(kbps)

  • 2ch再生のみ対応しています。

  • VBR(可変ビットレート)に対応しています。

  • 可逆圧縮(ロスレス圧縮)には対応していません。

  • DRM(著作権保護)には対応していません。

  • 対応チャンネルモード:

  • ステレオ、モノラル

ID3タグ/WMAタグ

MP3やWMAファイルには、ID3タグ/WMAタグと呼ばれる付属文字情報を入力することができ、曲のタイトル、アーティスト名などを保存することができます。

ID3タグは、ID3 Ver.1.0、1.1に対応しています。

WMAタグは、WMA Ver.9に対応しています。

  • ID3タグ/WMAタグ

 

 

ID3

WMA

Ver1.0

Ver1.1

Ver.9

入力できる項目

TITLE

全角15文字

半角30文字

全角15文字

半角15文字

ARTIST

ALBUM

表示できる文字

英数字(ASCIIコード)

日本語(S-JISコード)

英数字(ASCIIコード)

日本語(Unicode)

使用できるメディアのファイルフォーマット

  • ISO9660

LEVEL1

LEVEL2

フォルダ名(最大文字数)

半角8文字

半角31文字

ファイル名(最大文字数)

8.3形式

半角31文字

表示できる文字

英数字(ASCIIコード)

  • 拡張フォーマット

ROMEO形式

JOLIET形式

フォルダ名(最大文字数)

半角128文字

半角64文字※1

ファイル名(最大文字数)

半角128文字※2

半角64文字

表示できる文字

英数字(ASCIIコード)

日本語(S-JISコード)

英数字(ASCIIコード)

日本語(Unicode)

  • 区切り文字“.”含む

  • 区切り文字“.”+拡張子含む

  • 対応ファイルシステム:FAT16、FAT32

  • 最大ディレクトリ階層:8階層(Rootフォルダ含む)

  • USBメモリに保存可能なフォルダ数:1000個

  • USBメモリに保存可能なファイル数:3000個

  • 1つのフォルダ内に保存可能なフォルダ数:512個

  • 1つのフォルダ内に保存可能なファイル数:1024個

ワンポイント

MP3/WMAファイルにフォルダ名や音楽ファイル名などが記録されているときは、フォルダ名は全角10文字まで、ファイル名は全角10文字まで表示できます。

[MP3/WMA対応メディアの構造例]

ファイル名

MP3/WMAと認識し再生するファイルはMP3/WMAの拡張子“mp3”/“wma”が付いたものだけです。MP3/WMAファイルには、“mp3”/“wma”の拡張子を付けて保存してください。

拡張子名“mp3”/“wma”は大文字でも小文字でもかまいません。

ワンポイント

MP3/WMA以外のファイルに“mp3”/“wma”の拡張子を付けると、MP3/WMAファイルと誤認識して再生してしまい、大きな雑音が出てスピーカを破損する場合があります。MP3/WMA以外のファイルに、“mp3”/“wma”の拡張子を付けないでください。

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